日々成長
2017年08月18日 金曜日
ある、幼児組のクラスで帰りの集まりに参加しました。朝の集まりも帰りの集まりも、共有の時間として、保育者も、子どもたちも大切にしている時間です。
その集まりに興味がなく参加しない子もいます。また、参加していても、まだその大切さが理解でず、友だちの話を聴けない子もいます。発達段階が違う子どもたちですから、それは当たり前の光景です。
みんなで座って、話を聴いている時、年少児がふらふらと歩いたり、前の方に出て行ったりと、自由に過ごしているのをみて、年長児は諭すように「今は、座って話を聴くんだよ」「前に言っちゃだめだよ」と声をかけていました。保育者は、その年長児たちを温かく見守っていました。
そんな年長児も2年前は先輩たちに同じように「ちゃんと座って」と声をかけかれていました。月日が流れ、成長と共に周りとの調和を気にかけ整えよう、小さな子に教えてあげようとする年長児としての自覚が感じられました。
今の年少児たちも、こんなかかわりの中で、日々成長し、学んでいきます。大人が無理に成長させよう、学ばせようとするのではなく、子ども同士の協同的学び合いを大切に、すべての子どもたちの今しか見られない姿を大切にしていきたいと思いました。
保育主任
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