◆8月4日(金)の子ども達
2017年08月04日 金曜日
◆すべり台 (つぼみ)

◇ちゃんは最近、自分のお気に入りの絵本を持ってきて読んで欲しいことをアピールします。『だるまさんシリーズ』の絵本がお気に入りですが、今日は、ミッキー体操が終わると 『いないいないばあの』絵本を持ってきてくれました。
子ども達の前で読み始めるとみんなとてもよく見て聞いてくれました。『だるまさんが』も読みましたが、慣れした親しんでいるためノリノリで体を左右にゆらしたり、「どて」の所で一緒に体を斜めに傾けたりと個々の発達によって表現していました。
絵本が終わると園庭に行く準備をして園庭に出ました。〇ちゃんんは出る前に大好きな水道の方に向かってハイハイしていきました。「〇ちゃんこっちだよ」と声をかけると振り向いてこっちを見てくれました。
まだ行きたくなさそうな顔をしていたので「あっちに行ってから来る」と水道の方を指差いながら聞いてみると お話をきちんと聞いてから、うんと言っているかのように顔を下に向けてそのまま水道に向き直り水道までハイハイしていきました。しばらくすると園庭に出てきてあそびました。
絵本を楽しんだり言葉がけの反応など最近はだいぶ言葉への理解が深まったように感じられました。
◇ちゃんはすべり台の挑戦を今日も始めました。すべり台の階段を登り滑る所まで来て座って準備していました。片方の手すりをしっかりと握り、今日もすべらないかなと見守っていると、後ろを振り返り、保育者に手を振って手すりを掴んでいた手を離してすべり始めました。
カラカラと下のローラーが動いて◇ちゃんを運びます。ローラーが止まると◇ちゃんも止まりました。近くで見ていた保育者が拍手をすると◇ちゃんも嬉しそうにパチパチと自然に手を叩いて喜んでいました。少し前までは階段へともどっていた◇ちゃん。こんな短い間に滑れる様になり、もう一度階段を登ってすべり台を滑っていました。
いろいろな場面でいろいろな成長を感じることができ、そんな場面に立ち会えてとても喜びを感じます。これからの子ども達の成長ぶりが楽しみです。 y.n


◆園庭の自然に触れて、色々な経験をしています。 (ふじ)

園庭に出て行こうとしたら、そこでセミの抜け殻を見つけ得意気に見せてくれました。その姿を見て隣にいた子が枯葉を手に見せてくれました。園庭に出る前からいい物を見せてくれました。
園庭に出るとゴウヤがちょうどいい大きさに育っているのがいくつもぶら下がっていて、収穫をしました。いの間にか「ゴウヤ」と言えるようになっていて、「ゴウヤ ゴウヤ」と言いながら取ったゴウヤを嬉しそうに見せてくれました。
給食室に持って行きました。手渡したら、あっさりと戻ってきました。「おいしくして、お給食の時に出てくるかな」と言うと、「うん」と、子どもたちはうなずいていましたが、はたしてゴウヤ出てきても食べられるのでしょうか。
キュウリも収穫して園庭で食べました。何回か、食べているのキュウリ好きな子は、自然によって行ってもらっていました。
シャボン玉もしました。新しい液で、小さなしゃぼん玉がたくさん出来るので子どもたちは大喜びでシャボン玉のシャワーを浴びていました。きく・たんぽぽ組が、大きなシャボン玉を作っていました。興味はあって見に行くものの、ちょっと離れたところからの見学になりました。
「触ってごらん」と誘うのですが、大きくぼわ~んと出てくるシャボン玉に怖かったのか、動かず見ていました。
園庭に出ると、同じ場所なのに毎日違う面白い出来事があり、新たな経験をしていく子どもたちは、色々なことを知っていくんだなあと思うと、1日1日が大事な日に思えます。これからも子どもたちとともに、色々なことをしていきたいと思います。M.K


◆ママ先生がきた!! (きく)

今日は、きく組さんにママ先生が来てくれました。
初めは、どうしてママが絵本を読んでいるのか、不思議そうにしていましたが、やっぱりママ先生の登場は嬉しいようで、自然とママの周りに集まってきました。
園庭に出ると、ママ先生はみんなのために・・・と、シャボン玉を用意してくれました。
しかも、シャボン玉液から手作りで、子どもたちの前で実際に作ってくれたので、子どもたちも興味津々。
シャボン玉を作るものも手作りで、子どもたちだけでなく、保育士も思わず食いついてしまうほどでした。
普段ならすぐに飽きてしまう子も、とても気に入ったようで、とても長い時間やっていました。
お部屋に戻ってからも、「楽しかったね!」「またやろうね!」と口々に話していたので、子どもたちにとっては、とっても印象強く、良い経験になったのだと思います。
保育士体験の保護者の方が入ると、いつもしっかり者の子が「食べさせて!」と甘えてみたり、張り切っていいところを見せようとしてみたりと、いつもとは違った子どもたちの一面が垣間見れます。
そして、いい刺激となって、子どもたちの成長につながっていきます。
これから、たくさんのママ先生・パパ先生を迎えて、子どもたちと共に、私たち保育士もたくさんの刺激を受けて、今後の保育に生かしていきたいと思います。(E.Y)


◆宝さがしゲーム (たんぽぽ)

朝方の雨は上がり、園庭で遊ぶことにしました。
みんなが本当にしたいことはプールなので、そんなに「わーい。」というのりではありません。
でも楽しいほうがいいので、ちょっとゲームで盛り上ってから行くことにしました。
ゲームの名前は{宝さがしげーむ}です。
宝物は何かというと、ビニールテープを短く切ったものです。
通称(たんぽぽ組だけですが)「ぶどう」と呼んでいるむらさき色のビニールテープに1~30までの数字を書いて、部屋のあちこちに張るのです。
見つけたら、ももんちゃんの顔にぺったんこというルールで30枚の「ぶどう」をさがしました。
ままごとのガス台とか、棚の上とか、非常扉のドアノブたか・・・
見つける度にももんちゃんがぶどうだらけになっていきました。
もうない、もうない、ということでちゃんと30枚あるか数えてみると、ばっちり30までの数字がそろいました。
なんかとっても楽しくて、第2ラウンドに挑戦です。
両手で目隠しをしているうちに、保育者が30枚あちこちにはっていきます。
見ちゃダメ見ちゃダメと声をこけるものの指の隙間からじーっとみています。
口元はニヤニヤと笑っていました。
第2ラウンドの始まりです。よーいスタート。
あっという間かと思ったら、一枚どうしても見つかりません。
あれあれ?という様子ですが、気づいた子がチャレンジを始めました。
なかなか手ごわくてすぐにとることができませんでしたが、最後の一枚は身軽な◎くんの背中でした。
またまた30枚の「ぶどう」を見つけ「やったー。」と盛り上ったところで園庭に出ました。
何度か味わった採れたてきゅうりの味を知っているので、真っ先にきゅうりチェックを始めます。
今日は園庭とお部屋でお味噌をつけていただきました。
それからゴーヤのチェックも欠かしません。
ちょっと小さ目な2本をゲットすると、「お部屋に帰るー。」と言い出す子もいます。
きゅうりと一緒にお味噌で味付けし、ご飯に載せていただきました。
プールに入れない週でしたが、今日もとっても楽しかったです。(N.S)


◆僕たちも縁日 (うみグループ)

今日の、朝の集まりでは「日々の遊びの充実」「子どもたちの新たな遊びのヒント」につながるよう「他グループの遊び(どのような遊びを行っているか)」の共有を行いました。
なかでも、子どもたちにとって好評だったのが、そらグループの「縁日ゾーン」です。
年長児は、お泊り保育での「縁日遊び」の経験もあるので、「射的やりたーい」「お店作って、お金作ってやろうよ」などと、見通しをたて大はりきりでした。
今日は、そんな子どもたちの「やってみよう」を保障する環境(射的ゾーン制作)を用意しました。
お店の準備を進める年長児。
お客さんになる年少・年中児。
自然と遊びのルールが決まり、遊びが広がっていました。
やり方のわからない子には、年長児が優しく教えてあげたり、共に行ってくれたり…。また、お泊り保育の楽しさを伝えてくれたりと、心温まるような子ども同士の関わりもたくさん見られました。
子どもたちの世界、子ども同士の学びの場を大切にしたいと改めて感じさせられます。
割りばし鉄砲の弾が外れた時の「うわぁぁぁぁ」という子どもたちの叫び声…。
全力で楽しんでいるのだなと見ているこちらは嬉しい気持ちにさせられます。
今後の遊びの発展が楽しみです。
(T.N)


◆カタツムリの穴 (にじグループ)
にじグループで今日でお別れになってしまう◎ちゃんがいます。
子どもたちもそのことは前から伝えていたので知っていました。
朝の集まりで今日で最後だということを話すと静かに聞いていました。
◎ちゃんに今日は何をして遊びたいか聞くと、わかんないということだったので、好きな遊びをできたらと思いました。
誰と遊びたいかの問いにはひまわり組の男の子の名前が上がりました。
呼ばれた子は嬉しそうににこっと微笑んでいました。
集まりのあとはお部屋で遊びます。
もも組の◇くんがカタツムリの絵本を見て、前にも話していたことがあったのですが、今日もまた、「カタツムリはここからうんちするの?」と不思議そうに見ていました。
絵本には、体が甲羅についているところにちょうど穴があり、そこからうんちをしている絵がありました。
本物のカタツムリを観察してみようかと声をかけると、「うん」と言って一緒に絵本を見ていた子や興味を持った子が観察を始めました。
「どこだろうね」・・・しばらく探しますが中々見つかりません。
ごはんを食べたらうんち出るかな、と話していました。
そしてもう一度歩いていたカタツムリを手に取ってよく見てみると・・・
「あった」
・・・穴が本当に開いていました。
見つけてとても嬉しそうな◇くんたち。
この喜びを集まりで共有していきたいと思います。
不思議に思ったことが目の前で実際に確かめられることは、子どもたちの探求心も伸ばしてくれ、また気持ちが満たされる、いい環境になれているのかもしれないと感じました。
生き物と共存していること、生かし生かされていることを感じました。
園庭では、虫探しに夢中です。
セミを捕まえた子、そのセミを見せてもらい、目の前にして初めて触ることができた子。
それぞれに嬉しさや喜びがあったようです。
生き物と過ごしていく中でたくさんの発見、学び、喜びがあります。
それを子どもたちの目線になって共感し、また見守っていけたらと感じます。
(H.K)

◆お片付け (そらグループ)
今日も大勢の子ども達がダンスをしたいとのことで、集まりの時間は沢山身体を動かしました。保育士が振付を考えた新しいダンスは今まで興味をもたなかった児たちが自ら楽しそうに踊っている姿が見られました。
数日前から踊り始めた振付もあっという間に覚え、覚えた児がお手本となっていました。
既に興味を持っていることは更に深め、そうでないことはやってみようと思えるようきかっけを提供したり保育士が自ら楽しむ気持ちをもったりしていきたいと思います。
毎週金曜日はお片付けの日と設定し自分のお道具箱やロッカーを整理整頓するようにしています。お道具箱は、『持ち帰るもの』『処分するもの』『とっておくもの』を子どもが判断できるよう一緒に考えています。
もちろん、制作することが好きな児はお道具箱の中身があっという間にたまってしまいます。保育士から見てこれは処分してもいいのではと思うものでも、
「これは、○○するのに使うから。」
「これは、まだ捨てないの。」
など、多くのものを『とっておく』と考えるようです。きっとどれも大切なものなのでしょう。
その中でも今その児が行っている遊びでしばらく使っていないものや、沢山ある中で特にこれはとっておきたいなどのやり取りを大切にしています。
大人になってからも片付けは永遠の課題ですが、小さな積み重ねを大切にしていけたらと思います。(K.Y)

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