◆8月1日(火)の子ども達
2017年08月01日 火曜日
◆行きたい所に自分で行ける楽しさを感じています (つぼみ)

今日の天気予報は、雨マークがついていましたが、雨が降っていなかったので、園庭に出て遊びました。
保育室の扉を開けると皆、外に出ようと各々の出来る移動手段でテラスを目指し進んできます。
少し前は、自分から来ることが少なかったですが、今日は、保育者が「おいで」と声をかけると笑顔で、どんどん前に進み、扉周辺がとても賑やかでした。
園庭に出てきても探索する意欲が満点な子が多く、何があるかなとハイハイで移動してきます。
掴まり立ちがしたい子たちは、保育室前のローラー滑り台に集まり見える景色を楽しんだり、伝い歩きが出来る子たちは、自分で移動できることを楽しみ動きがより出てきました。
最近、歩いている姿を盛んに見せてくれる〇ちゃんは、倉庫の前にあるボールのカゴを見つけ、持ってみようとしますが持ち上がらず苦戦しています。
すると落ちているボールを見つけるとその場所まで歩いて行き、ボールを抱えてカゴの所まで歩いてくるとしっかりしまってくれました。
とても、嬉しそうな表情を見せてくれます。
その後は、奥の水路を指差し「あっちへ行きたい」と伝えてきました。
歩いてみたり、ハイハイしてみたり後ろ向きになり足から進んでみようとしたりと自分が出来る動きを工夫しながら進み出来た時の表情は、大満足そうでした。
また、砂場の前の築山の手すりにつかまり伝い歩きを始める△くん。
坂になっていても足で踏ん張り前に進んでみたり木に掴まり、ハイハイ以外の動きも楽しみ、ふじ組の子たちが机と椅子の所で遊んでいる姿が見えると〇ちゃんと一緒に砂を使いごっこ遊びの真似らしきことをしていました。
他の子たちも遊びながら移動し、周りの遊び方を観察すると砂場の玩具を持って遊ぶ気分を味わうなど遊び方も日に日に変化を見せ、成長を感じさせてくれます。
遊ぶ姿でも行きたい所に自分から移動いしている子が多く、声を出し喃語も盛んになり一段と賑やかになってきました。
この夏の間にどんな姿を見せてくれるかすごく楽しみです。
(N.Y)


◆♯8月・夏・せみの声 (ふじ)
今日から8月スタート。セミの声が園庭中に響き渡り夏を演出します。
子どもたちも園庭で元気にあそびました。
「園庭にセミさんいるかな?見に行ってみようか?」と誘い「いく-」とみんな興味を持つ中〇くんは「・・・」
「セミさん見に行く?」ともう一度聞くと、
「こわいー」と〇くん。反応がなかったのは怖かったんだと気付きました。
「じゃあ、アリさん見に行く?」と聞くと「こわーい」。。。それなら、
「ちょうちょさんは?」と聞くと「ちょうちょー」と嬉しそうな反応が返ってきました。
〇くんにとって怖い、怖くないがはっきりしているんだと分かりました。
園庭に出ると嬉しそうに「ちょうちょー」と言いながら遊びにいきました。
今日からたたきの花壇のところにビオトープが出来てメダカのお家ができました。
なんだろう?とみんな集まります。説明書きにはメダカの絵が描いてあり「これなに?」と聞くと「おかさな」と嬉しそうに答える◇くん。
くいいるように見る子どもたちの姿が可愛らしかったです。
お約束を守りながら大切にメダカを観察していきたいと思います。
(t*s)


◆きく組の水族館 (きく)

今日は、みんなで手形や足型のスタンプをしました。
きっかけは、もうすぐお誕生日のお友だちがいたので、色紙に手形を押していると、「やりたい!!」という子が多く、じゃあみんなで出来るように大きい紙にやろうと話したことです。
準備をしているうちに、これを使って夏らしいものは作れないかなと考えた時に、スタンプ台の色が緑と青だったので、海をイメージできたらと考えました。
子どもたちにも、「このあと、お魚を作って貼ろうと思うから、いっぱいペタペタしてくれる??」と話すと、スイッチが入りスタンピングがスタートしました。
初めは遠慮がちにやっていた子どもたちでしたが、「足もやっていい??」「ジャンプしていい?」とドンドン発展していき、10分後には、白いところが見えなくなるほど、みんなの手や足でいっぱいになりました。
30分もすると、子どもたちも満足して違う遊びにうつっていったため、今度はお魚作りをスタート。
特に声掛けをすることはなく、テーブルのほうにシールや紙を準備し始めると、何人かが「お魚作るの?」と近づいてきたので、「先生一人じゃできないから、手伝ってくれる?」と話すと「いいよ!」と快くはじめてくれました。
その姿を見て、「いれて!」「やりたい!!」と次々に集まってきて、少しづつ素敵なお魚が出来上がりました。
時間を見つけて、みんなにお魚づくりを手伝ってもらい、水族館のようにたくさんのお魚が泳いだらいいなと思います。
きく組になって、お友だちの存在を意識し始めたからこそ、みんなで一緒に完成させるものを作ることは、経験としては大事なことだと思います。
今日のみんなを見ていても、ひとりで黙々とスタンピングをする子はなく、「どこに押すか」「誰の手が大きいか」「どっちの色にするか」など話しながらやっていたり、足に色を付けたいからお友だちに支えてもらったり、順番を守ってスタンプ台を使ったりと、お友だちと関わって楽しそうにやっている姿が印象的でした。
もちろん、一人の遊びに集中したくて参加をしない子もいましたが、その気持ちも大事です。
だからこそ、その気持ちを尊重しながら、「次は参加してみよう」と思ってもらえるような関わりをしていきたいと思います。
きく組の水族館は近々オープン予定です。どんな魚がいるのか、楽しみにしていてください!
(E.Y)

◆白い粉(小麦粉)が粘土になる。 (たんぽぽ)

プール入りたーいと朝からリクエストが飛び交っています。
昨日入っていないから気持ちはわかります。
みんなが入れるか調べてみよう・・・ということで、連絡帳を確認しました。
咳や鼻水の子がちょっと多いです。今日はシャワーだけにしておこうか・・・という事になりました。
実は昨日絵の具の準備をしたときに、小麦粉を見つけていたのです。
次にお部屋で遊ぶ日はこれだ。と決めていました。
真新しい小麦粉を、「これなーんだ。」とクイズです。
やろうとしていることがお見通しでした。「ねんどー。」とすぐに正解をいい当てられてしまいました。
粉から順に、見て触って自分でこねてみよう。
確かにさらさらの粉です。それを粘土にするには・・・と話しながら少量の水を入れてこねこねこねとしているうちにだんだんとねばねばしてきて、整えていくとふにゅっとした柔らかい粘土になりました。
その中に、先日水遊びで使った魔法の粉・・・食紅を少々混ぜ込むときれいな黄色の粘土の完成です。
それではやってみよう。と張り切って、粉から順に自分たちでこねて粘土を完成させました。
色は自分たちで選んできめて、手が黄色くなってしまった子もいます。
小麦粉粘土はふじ組みの時も何度か経験しています。
でも、ふじ組の時は保育者がちょうど良い柔らかさに作ったものをみんなで触って感触を楽しむ経験遊でした。
たんぽぽ組みになると自分んでこねて作ることができます。
その一年の違いにいろいろな経験の積み重ねを感じました。
赤・黄色・緑の三色で思い思いの芸術作品ができました。
こんなに小麦粉を上手にこねることができるなんて・・・クッキーづくりも夢じゃないかもとひそかな野望を抱いてしまいました。
粘土の後は、また何故かみんなでやりきったーという顔で集まっています。
最近こういう集会が自然とできて、「さいしょはぐー、じゃんけんぽん。」と何を決めるでもないじゃんけんが始まるのです。
勝敗はめちゃめちゃですが、みんなで笑ってみんなが勝ってとっても楽しそうです。
プールには入らなかったけど、カメさんのプールの中でシャワーをしました。
さっぱりして気持ちよさそうです。(N.S)


◆期待をもって (うみグループ)

今日の朝の集まりでは「今日、どのような遊びをするか」等の遊びの共有の他、明日の誕生会に期待や意欲を持って参加できるよう、誕生会のはなしをしたり「誕生日の歌」をうたったりしました。
「すごーい。八月生まれの子いっぱいだね」「明日のお楽しみ(アトラクション)なにかな」
「おやつなんだろう」「チョモランマ三世きたらどうしよう」
お祝いする子もお祝いされる子も今から楽しみで仕方がない様子です。
年中の〇〇ちゃん。朝の集まりが終わるとカレンダーの元へ行き誕生日バッジ(誕生日の子)を数え始めました。
「1…2…3……7。本当だ、いっぱいおーめでとうしてあげなきゃ」
〇〇ちゃんの何気ない一言、優しさに心温まりました。また、子どもたちの意識は明日の誕生会かもしれませんが、それまでの過程、子どもたちが見せてくれる一つひとつの姿を大切にしていきたいと感じさせられます。
自由遊びの時間は、お部屋と園庭に分かれました。
お部屋では、各ゾーン遊びの他、椅子取りゲームを行いました。
曲は、またまた登場「誕生日の歌」です。年少から年長までたくさんの子が参加し楽しんでいました。
子どもたちにとって「今」を全力で楽しむことはもちろん、明日への期待も膨らむ素敵な一日となりました。
(T.N)

◆蝉 (にじグループ)

集まりで園庭の話をしました。
なにか変化はなかったか、質問をするとたくさんの手が挙がります。
「めだかのいえができてた」という話から「あー昨日見た」「今日朝みたよ」と教えてくれました。
他に「青い屋根があって見れなかった」という声から青い屋根はなぜあるのか、瓶にかけている網も子ども達と考えました。
「空気が入るように」「みんなが砂入れないように」「触らないように」と話てくれました。
雨が降ってくるとメダカの水はどうなるかな、と聞くと「溢れちゃうね」「逃げちゃうね」「危ない」と「だから青い屋根あるんだね」と話がつながりました。
網では猫・カラスの鳴き真似をすると、「あっ猫が食べちゃうんだね」「カラスもたべるの」「あとやごも食べるよ」「あとくまも魚を食べるんだよ」と話が発展していきました。
園庭ではセミの鳴き声がたくさん響き渡ります。
自然と虫探しになる子どもたちです。
蝉を大人が素手で捕まえると、「すごーい」「触ってみたい」「え、こわい」「持ちたい」と手を出す子やなにもしてないのに逃げ出す子といました。
年長児の◯くんは「持ちたい、貸して」といい手を伸ばしました。
余裕な表情で手で覆いましたが、逃がすと「初めて触った」と大喜びで教えてくれました。
それを見ていた□くんは覆っていた蝉について「なんでセミは逃げないのか」という疑問を抱きました。
その話を聞いた△ちゃんは「私だって逃げないよ」と言いました。
どうして逃げないのか聞くと手が完全に蓋になっているため飛べないということでした。
△ちゃん「手で被せていなかったら逃げるよね」、□くん「すぐに逃げるよ」と捕まらないで逃げるという結論に至りました。
そのためか、蝉は木の高いところ中心に飛んでいるような気もします。
蝉についてたくさん考えていると熱中症計が鳴ったため室内に戻ることになりました。
室内では図鑑を通して様々な種類の蝉を見たり蝉づくしの1日でした。
給食後◯くんはお友達に「僕今日、蝉触ったと思う、触ってないと思う」と質問していました。
(A.Y)


◆縁日から (そらグループ)
今日は保育士体験の保護者の方がいらっしゃいました。
先日から「ダンスしたい」「歌いたい」「絵を描いてほしい」「お祭りしたい」「場所作って」と子ども達が保育者に要望を伝えています。
昨日の続きがよく繋がっている証拠でもあります。目的を持って何かに取り組むその目的がいつもの玩具で遊ぶだけではなくなっていることも遊びの広がりを感じます。
朝の集まりでは一通りのリクエストを聞き行いました。
室内では、以前から行っていた「えんにちごっこ」が今日は輪投げ屋さんとたこ焼き屋さんごっこになっていました。
保育者が作った縁日遊びゾーン。
その玩具を使ったり、そこで遊ぶ楽しさを知った子供たちが、今度はお客さん側から経営者側に変わりました。そして、今度は自分たちで縁日に因んだもの(食べ物・新しい遊び)を作り、自分たちのお店を展開させていきながら「造形」を楽しんでいます。
輪投げ屋さんとたこ焼き屋さんは子ども達の発想です。
それを見ていた年長男児が「僕はお寿司屋さんを作りたいんだけどどうすればいいかな?」というのです。
一人遊びから、集団遊びとなり一人で作成していた個人製作から集団制作へと変わっています。
「一生懸命作ったのに、誰もお客さん来てくれないんだけど・・・」
今度の課題は「お客の呼び込み」となりました。
年長児と年少児の集団だったり、年長児の集団だったり・・・。
年少児はお客さん、年中児は遠目から見ています。
遊びの伝承が出来ると良いと感じます。
保育士体験の保護者の方は、恐竜を描いてくれたり園庭で沢山遊んでくれました。
ありがとうございました。子ども達も大興奮でした。
k☆y


Posted in 園のこだわり