命をつなぐ
2017年07月10日 月曜日
先日、草苑保育専門学校で、いのちの講演会に参加しました。講師は宮田修氏元NHKアナウンサー、現在宮司を務めて命の繋がりについて全国を飛び回っているという神主さんでもあります。
主催はワン&オンリー命の会東京です。1円で救えるお腹の赤ちゃんの『円ブリオ基金』の活動をしています。円ブリオとは8周までの胎児のこと。身長2センチ体重は一円玉と同じ1グラムのお腹の赤ちゃんです。妊娠に悩む女性の相談にのって出産費用をサポートしています。
育子園からも職員からの真心の1円基金を届けて来ました。1993年マザーテレサ来日後に発足、今まで支援で誕生した赤ちゃんは今年で635人。阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災で赤ちゃんと妊娠さんも支援しています。『本当に産んでよかった』との授かるいのち、つなぐよろこびの声が聞こえてきます。
この度の講演で特に、『自分が赤ちゃんの頃、親や兄姉にお世話になった。オムツも替えてもらった。今度は自分が親を見るのは自然なこと。一つのいのち、つなぐよろこびには、2人の親、4人の祖父母8人の曾祖父母がいる。わたしたちの命はご先祖様からの命であると同時に子孫につなげていく命なんです。』という話があり、自分だけの命ではない、とむかしからの日本人魂を感じ、今いちど考えていきたいと命への感謝を学ぶ機会でした。熱くまた笑いのある楽しい時間でした。
そして私も、今、親のところへ行かせてもらえるこの環境に感謝、ありがたく講演後に最終便で介護の地へと向かいました。
園長
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