気持ちに寄り添う
2017年07月05日 水曜日
職員朝礼で職員の話を聴かせていただきながら、娘との関わりに於いて余裕がなく娘の心に寄り添えてなかった自分に気づかせていただきました。
それは、2泊3日の水上の移動教室の準備での関わりです。
娘は5年生になり移動教室の保護者向けの説明会がありました。
その後、私の頭の中は準備のことでいっぱいになってしまいました。
土曜日が仕事だったり、日曜は予定が入っていたりと買い物に行ける日も限られていて、出発の日は迫ってくるので少々焦ったりもしていました。
そんな状況で、私は娘と一緒に行程の手紙を見ながら楽しそうだねという話はしましたが、すぐに乾きやすい服を買わなきゃ、上下別々のレインコートを買わなきゃ、大きいリュックサックを買わなきゃ・・・・・という準備の話題になり、水上の移動教室を楽しみに出来るような声かけが出来ていませんでした。
職員の話を聴かせていただいたことで、自分の気持ちと向き合うことが出来ました。
忙しさにかまけて娘の気持ちに寄り添えていませんでした。
この話は、移動教室に行っている間に聴くことが出来たので、帰って来た娘を新たな気持ちで迎えることが出来ました。
「1番楽しかったことは何?」「雨は降らなかった?」「キャンプファイヤー出来た?」とたたみかけるように移動教室での話を聴きました。
かくれんぼをしていて先生に注意されたことや、子グマを見た友達がいたこと、校長先生がおこじょを見たこと等々、話してくれました。
楽しい思い出がたくさん出来たようです。
子育てに夢中になっていると、余裕がなくなりどうしても自分中心になってしまい、自分の気持ちを子どもに押し付けようとしてしまう時があります。
そんな時に、育子園で職員と子どもたちの関わりを見たり、職員との話の中で、自分を振り返らせてもらえます。
この環境に感謝です。
保護者の方にとっても、子育てで困ったこと、悩みなど相談しやすいような場所に育子園がなれたら…と思います。
心の余裕を作ることは難しい時もありますが、子どもの気持ちに寄り添い、毎日を大切に過ごしたいと思います。
副園長 高野
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