環境から学ぶ
2017年07月31日 月曜日
今月最後の日となりました。
以前から見学を希望していた保育園関係者の方が土曜日に見学に来ました。園に入るとすぐに園庭を見て『都内でこんなに自然があり楽しそうな遊具がいっぱい、大人が遊びたくなるような園庭ですね~』との感想、園庭をゆっくり見ていきました。園庭の設計をして下さつた(株)Aさんは『園庭を見るとそこの園の大切にしていることが見えてきます』といいます。
『運動能力』と、『挑戦意欲』を獲得できる園庭。その中に築山が3っあります。その中の一つに小さな築山があります。からだ全体を使った「のぼる」、「おりる」は体力とバランス感覚を向上させる基本的な要素です。歩行できるようになった1歳頃から挑戦しています。
子ども達はそれぞれの発達に合った、興味のあるところへ出かけ好きな遊びを見つけ出します。それは異年齢の関わりお兄さんお姉さんをよ~く見ていて憧れでもあります。
『子ども同士で学び合うための遊具』~一斉保育をしていた時には指示に従うことが中心になるため自主的な行動力が備わるには不十分、言葉だけでは伝わらない。「困難なことに挑戦する意欲」や「いじめや不正と闘う勇気やリーダーシップ」」を身につけるには難しいのです。
それらは、大人に監視されない子ども同士の集団で自由に遊ぶことによって育まれます。ですから子ども同士で競争や挑戦をしたり、隠れ家で空想物語を強調して演じることができることが遊具に不可欠なのです。と研究を重ね緑を増やし自然の中に園庭ができました。
そのような自然環境の中で花や草が咲くことに気づき興味関心を持ち感動します。そして保育士や子ども同士との関わりの中から花や野菜の育ちに関心をもつようになり育ててみたいという気持ちに変わります。
今年も園庭に緑のカーテンにごうや、胡瓜が育っていて子ども達と共に収穫を楽しんでいます。園長
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