◆7月31日(月)の子ども達
2017年07月31日 月曜日
◆園庭あそび (つぼみ)
久しぶりに登園してきた☆ちゃん。
朝お部屋に入ってきて一番に目が合ったので「おはよう」と声をかけるとニコニコと笑顔で答えてくれました。久しぶりだったので少し心配でしたがこの笑顔で一安心しました。園にも慣れ園に来るのが楽しみでたくさん遊ぶぞという感じのたくましい(かわいい)笑顔にとても成長を感じ月曜の朝からとても嬉しく思いました。☆ちゃんは、お部屋でも園庭でも元気に遊んでいました。自分が興味を持った物に向かってハイハイで移動しおもちゃで遊んだり、砂場の中に入って行ったりすべり台を上ってみたりして遊んでいました。ハイハイもとても速くなったように感じました。
すべり台は◇ちゃんもお気に入りで階段の手すりをしっかりと掴んで登りすべり台の台の所でよく遊んでいます。滑ることはことはまだ怖いようで少し前も滑り方を教えてあげようとしたのですが、とても緊張した顔をしていたので今日はしばらく様子を見ていると台の上で遊んでからまた階段を慎重に降りてきました。その後もどこかで見つけた手のひらサイズの小石を大事そうに握って歩いていました。
すべり台の階段のぼりを近くで見ていた△ちゃんと〇ちゃんも自然に自分から階段のぼりにチャレンジしていました。まだ登りきることは出来ませんが途中の段までがんばって上がっていました。
▽くんは2歳児さんが持ってきてくれたボールに興味を持って自分からハイハイしてきてボールに近付きバンバンとボールをたたいて自然に楽しんでいました。
段々と自然に周りのお友だちを見て自分から興味のあるものにチャレンジできる環境が出来たらと思いました。 y.n


◆遊びの中で (ふじ)

お休みが明け7月最後日となりました。最近のふじ1組は玩具の取り合いが増えてきました。
使いたい玩具があると自分から取りに行けるようになりました。玩具の取り合いの中でも特に激しい〇ちゃんと△ちゃん。自分の気持ちをまだなかなか上手く言葉で言えないので思わず手が出たりすることもあります。そんな時は保育士が間に入りお互いの気持ちに寄り添いながら代弁したりもしています。
そんな中で、嬉しい出来事がありました。いつものように玩具の取り合いをしていた〇ちゃんと△ちゃん。〇ちゃんは、△ちゃんが使っていた玩具が使いたかったようです。保育士は手が出たときのために、すぐに援助できるようにそばで見守っていると、すると〇ちゃんが「貸して」と自分の口で言いながら手を動かしながらお友だちに、自分の気持ちをちゃんと伝えることが出来ました。最初は玩具で遊んでいた△ちゃんでしたが、しばらくすると「どうぞ」と言い自分から〇ちゃんに玩具を貸してあげていました。この二人のやり取りにはとても感動しました。また一つ成長した姿を見せてくれた二人に拍手です。
今日は朝の集まりが終わると園庭で遊びました。園庭ではこの時期、虫の鳴き声が響いています。色々なセミの鳴き声が聞こえてくるので夏がやってきたなと感じます。
園庭ではそれぞれが思い思いに遊びを楽しみます。色々な遊びがある中でも虫探しをしたり、滑り台や砂場で遊んだりと様々です。砂場では、保育士がいる中でシャベルを使い、お山を一生懸命につくったりして子ども達は、お友達と一緒に協力しながらも遊びを楽しんでいるようでした。夏はまだ始まったばかりなので、体調にも気を付けながらこれからも見守っていけたらと思います。(T.S)


◆お姉さんしてきました! (きく)

7月最後の日となりました。早いものです・・・。みーんみーんとセミたちの声を聴きながらの園庭遊びです。
園庭では、キュウリの成長を楽しみにしている子や虫探しに夢中の子・・様々ですが、最近は太鼓橋に憧れている子が増えている気がします。ここ何日かで、何人かの子が太鼓橋ができるようになったのがきっかけなのか、太鼓橋の下がよく賑わっています。
そんな中に、ふじ組の子たちも一緒になって見に来ています。やってみようと足をかけてみようとしたり、縄を持ってみたりしていました。でもやっぱりうまくいかない姿を見ていた〇ちゃん。〇ちゃんは最近、太鼓橋が登れるようになりました。気持ちは、とってもお姉さんなようで・・・ふじ組の子どもたちの姿が心配でたまらないようです。
「大丈夫?」「こうするといいよ」「やってみてあげようか?」なんて、いろいろお世話しようとしてくれています。そんな姿を1歳児の担当保育士たちに、たくさんほめてもらった〇ちゃん。担任の所までやってくると
「てがいたくなっちゃった~」
「がんばったの~」
頑張ってきたようです。
そんな、〇ちゃんの姿をみて子どもたちの中にも、『いつもと一緒』と『いつもとは違う』がちゃんとあって気持ちの出し方や、そこで求めるものは違うものなんだな~と感じました。考えてみれば、大人も社会に出ているときの顔と家庭での顔は違っていることもあります。子どもたちにとって、社会に出てる顔ではなく家庭でいるときの顔になってもらえるような関係を築いていきたいです。U・A


◆絵の具を使って (たんぽぽ)

お休みが明け、体調を崩してお休みしていた数名の子どもたちが、元気に登園してきました。久しぶりに来た〇くん。大好きな◎ちゃんが登園してくると「◎ちゃ~ん」と嬉しそうな顔で駆け寄っていました。
朝の会での、出欠確認。今日は誰がお休みか、子どもたちはよくわかっています。同じクラスのお友達という意識が強くなっていることを感じます。
今日も、お休みの3人のお友達の名前がすぐにわかりました。
天気予報では暑くなるとの予報。体調を崩していた子も多かったので、園庭遊びとプールはお休みですと話をしました。
じゃあ、何しよう・・・みんなの大好きな絵の具遊びにしました。
今日は、初めての経験。デカルコマニーです。半分に折り目を付けた画用紙に、好きな色の絵の具をポタポタ。それを半分に折って、手でよくこすったら、広げます。
絵の具同士が混ざり合い、左右対称の模様が出来上がります。保育士のやり方をしっかり見ていた△ちゃんは、約束を守って丁寧に色をポタポタ。
ゆっくりと半分に、そしてこすって広げました。「すごいじゃん」と自分の作品をたくさん褒めていました。
やり方はきいて、見ていてもどちらか半分に絵の具をつけて折る。という事、まだ少し難しい子もいました。
隣の机では、トイレットペーパーの芯を使ってスタンピング。4色使いました。
色ごとに決まった芯を使う事。これがお約束です。
いろいろな色にしたい子は、その都度持ち替えなければいけません。それも、なかなか難しいようです。
保育士の話を聞いて、やり方、約束を理解する。まだまだ、難しいこともありますが、いろいろな経験をする中で、たくさん学んでいってほしいなと思います。
そのために、私たちも多くのものを提供できるようにしていきたいと思います。(M.C)

◆どこにいる&ほっこり (うみグループ)

今日も園庭に出るといつものようにバケツとこしき、シャベルや網を持って虫探しをしているそらグループのこどもたちの姿がありました。
バケツには、セミの抜け殻が沢山入っていて、その中に1匹だけ羽化する前の幼虫が入っているのを見つけると「あ、これ抜け殻じゃないの?生きてる、すごいね」と幼虫の生きているものはあまり見かけないので子どもたちは大騒ぎでした。
「もっとセミを捕まえよう」と〇くんが言い、網を持っている子に「網貸して」と言って網を貸してもらい木にのぼってはセミを探したり、ツリーデッキに乗ってどこから声が聞こえるかを目と耳を使って探していました。中にはセミを探していたけれどもトンボを見つけたり、ムカデを見つけたりとセミだけではなくたくさんの虫を見つけて観察することができました。
子ども達にとっても虫たちにとっても園庭は素敵な環境の様です。
室内ではひまわり組の子がもも組の子に絵本を読んであげたり、ひまわり組の子が中心になってカプラを重ねてその上に線路を乗せるというのをやっているともも組の★くんが早く走らせたくてソワソワしていると「★くん、今まだ作ってるからもう少し待っててね」と本当は自分たちが遊びたくて始めたものでしたが、もも組の★くんの気持ちを受け止めて関わっていました。
園庭でも★くんはひまわり組のお兄さん達がやっていることを見ていて、砂場で山にトンネルを掘って水を流すために水を持ってこなくてはいけないとひまわり組の◇くんが「だれか水持ってきてくれない?」と言うとひまわり組の〇くんが手を挙げ、すかさずもも組の★くんも手を挙げると「じゃあ次は★くんがみずを持ってきてね」と優しい声掛けをしてもらったのと仲間に入れたことで★くんは笑顔になりました。
子ども達の素敵な声掛けにほっこりとする今日でした。
これからも子ども達の関わりを温かく見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆虫探しを通して (にじグループ)

今日は7月31日。7月最後の日。
日にちを子どもたちと確認すると、明日からは8月とわかっていました。
集まりでお休みの日に何をして過ごしたか聞いてみると、お祭りに浴衣を着て行った、海に行った、花火を見たとそれぞれに夏らしいことを満喫している姿が伺えました。
園庭へ行きました。
今日も虫探しに夢中です。
セミの鳴き声が響いて、「セミつかまえたい」と気持ちも高まっていたもも組の◎くんと◇くん。でも、自分たちでは捕まえられないと思ったのか、保育士に「セミつかまえて」と言ってきます。自分たちでも捕まえてみることを伝え、まずはセミがどこにいるかを探していきました。ツリーデッキの上の方の木の幹にいるのを見つけました。
すると、「よし、いこう」と声をかけ合ってコンビネーションの太鼓橋を上っていきましたが、そちらからは吊り橋を渡れないので、一度すべり台から降りてから、もう一度ロッククライミングの方から上っていきました。
◇くんは上れたのですが◎くんは上れません。
「◎くんがのぼれないよ…」と少し落ち込んでいると、その姿を見たひまわり組の▽くんが「こっちからのがかんたんだよ」と言ってもう一つある棒を上っていく方を教えてくれました。…がそちらも上れませんでした。
でも◎くんは◇くんに頼んで上ってもらっていましたが、捕まえるまではいきません。
なかなか難しいものです。
そこで、虫取り網を使って木に登っているうみグループのお兄さんがいました。
お兄さんたちもまたセミを探していました。
◎くんたちが見つけたセミの場所を伝えて、手伝ってもらうことにしました。
お兄さんのいく先を見届けて、「そこだ」とセミを目がけて網を動かしたとき、なんと逃げて飛んで行ってしまいました。
残念でしたが、自分たちのやりたかったことを手伝ってもらえたことが嬉しかったようで、満足そうでした。
その後もミミズを見つけたりと楽しそうに遊んでいました。
虫探しを通して広がる友達との関係。
できないから大人にやってもらうのではなく、どうやったら自分たちで捕まえられるかと考えたり、誰かに手伝ってもらえるように頼んだりしながら、考え、関わり合って行えるように、少し手を貸してみたり、関わっていき見守っていきたいと感じます。そうすることで子どもたちの自主性や自発性がより発揮されるといいなと感じます。
(H.K)


◆自分の力で乗り越える (そら)

7月も今日で最後となりました。いろんなことがあったけれど思い出深い一か月だなと思いつつ、子どもたちは8月にあるお楽しみのことを話していました。
誕生日、家族でお出かけすること、お祭りなど期待いっぱいの様子です。
今日は室内と園庭にて遊びました。
もも組は自由画を行いました。新しいクレヨンを受け取ると、好きな色を選んだり一本ずつ色んな色を使ったりして描いていました。周りを気にすることなく我が道を突き進んでいました。
ゆり、ひまわり組は描き始める前に周りのお友だちがどんな絵を描いているのか目で見たり相談したりしていました。相手がどんなことをしているのか、何色を使っているのか、自分はどうかなど比較するようになるのも発達の一つです。
こんな風になりたいなと憧れをもったり、思い通りにならない葛藤を感じたりするときもあります。
もも組は完成するまで夢中になったり、絵を描くことの楽しさを味わったりすることが大切だと思います。一人ひとりの自己肯定感が育まれるよう今の姿をしっかり認めていくようにしています。
園庭では今日も虫探しに夢中のようでした。
蝉の抜け殻を両手いっぱいに集めたものを差し出して見せに来ることに始めは驚きと恐怖感を抱いていましたが、最近は段々と慣れてきました。今日は、珍しく蝉になる直前の幼虫を子ども達と発見して喜びを共感しました。
成虫を虫取り網でとることも人気です。ただ、虫取り網にも数に限りがある為順番に使わなければなりません。始めに使っていたひまわり組の○くんの周りに段々とお友だちが集まってきました。
「今僕が使っているんだよ。」
と主張するものの、誰かに渡さなければならない状況になってきてしまいました。○くんは涙ながらに園庭の隅へ…。保育士と目が合うと見つからないように隠れてしまったので少し見守ってみることにしました。しばらくすると皆の所へ行き、何もなかったかのようにまた虫探しを始めました。
離れた所で自分の気持ちと葛藤し乗り越える姿に感心しました。(K.Y)

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