◆7月26日(水)の子ども達
2017年07月26日 水曜日
◆室内で思い思いに体を使って遊びました。 (つぼみ)

今日は、久々の雨模様。過ごしやすく、暑さから一時、解放されたような気分になります。
つぼみ組の子ども達は、元気いっぱいで朝から保育室内で思い思いに遊び始めていました。
遊び方も様々でお座りの子たちも遠くの玩具に手を伸ばそうとしたり、玩具を持つと玩具をぶつけて音を出したり、つかまり立ちや伝い歩き、数歩ある子にお座りからハイハイのポーズになりズリバイしたり、四つん這いで移動したりと少し前の頃よりも一人一人が成長を見せてくれています。
今日は、室内で過ごすため、つかまり立ちやハイハイだけでなく、座りながら手で握ったり、離したり全身を使って遊べるように保育室に肋木やパーテンション、ボールプールを用意しました。
準備をしている時から関心がある子は、よく観察し、目をキラキラさせて待っています。
いざ始めると、自分で動ける子は、ハイハイで移動し、ボールプールのボールに手を伸ばし握ったり投げたりを楽しみ始めました。
その楽しそうに遊ぶ姿が魅力的だったようで、最近、ハイハイが出来るようになった〇ちゃんが、にこにこ笑いながらトンネルのように置いた肋木の所まで来て進むか止まるか一瞬考えているかのような姿を見せています。
「〇ちゃんおいで」と保育者が誘ってみると再び笑顔を見せ、肋木のトンネルの中に自分から入り、保育者の所までやってくると、できたという達成感からか一段と素敵な笑顔を見せてくれました。
世界が広がり、やりたいことを見つけ長い時間遊び続けていました。
少し前までお座りをしながら、ハイハイする友達をみていた子が自分で動けるようになり成長を見せてくれました。
ボールプールでは、入りたいとアピールしてくれた△君と■君。
ボールの中に入り全身でボールの感触を味わいながら各々が楽しんでいました。
笑顔同士の二人が目が合うと一緒に笑いあい、楽しさを共有するかのような姿を見せていました。
遊びながらもお互いを意識している姿でした。
ダンボールでできた押し車も入ってみようとしたり、押してみようとしたりと玩具を見つけると触ってみたりと皆、積極的に遊んでいました。
室内遊びでも一人ひとりが全身を使いじっくり遊べ、大満足そうでした。
雨の日の室内遊びを大満喫できたので今後もこのような機会を持っていきたいと思います。
(N.Y)

◆青い手のひら (ふじ)

久しぶりの雨です。朝の集まりで、「今日は雨だから、お外には行けません。」と手で☓を作ってみせると、子どもたちもマネして、手をバッテン。。にはならず、腕が短くて、やっぱり腕組みになってしまいます。窓に座って、ザーザー降る雨を見て、「ザーザー。」と言ったり、おしゃべりも段々と上手になってきました。
さて、今日はお部屋の中で、海を作ることにしました。久しぶりの絵の具遊びです。。今日の絵の具は、指絵の具と言って、そもそも手で感触を楽しむ為に作られているので、トロっとした感触がとても気持ち良いです。
保育士が準備を終えると、早速こどもたちが集まってきます。大きな水色の紙に青い絵の具をトロ~リと垂らすと、どうしてよいか分からずにじーっと見つめて、手は出ません。保育士が、両手でさーっと絵の具をのばしました。それを見た子どもたちも少しずつ手を出し始めます。
そこからはもう、子どもたちの世界。手のひらを真っ青にして、塗り広げる子、指先でちょんと触ってみる子、豪快に遊ぶお友だちをじっと見ているだけの子・・・、様々な姿があります。ずーっと手のひらで触っていた〇くんは、そのうち爪でひっかき始めました。ひっかいた後が模様のようになり、面白いです。
ニコニコ顔で豪快に遊んでいた△くん、ふと気づくと、その手は紙を飛び出して、テーブルの足を青に塗りたくっていました。さらに視野を広げた△くんは、隣のきれいなテーブルに両手をペタッ。見事にきれいな手形がとれました。
この夏は、水、砂、泥んこだけでなく、家庭でも園でも色んな素材に触れ、その感触を楽しむ経験がたくさんできたらいいなと思います。
(T.M)

◆お部屋で遊ぼう (きく)

今日は、お部屋で、キーボードを使って、手遊びをしたり、身体を動かして遊びました。
まずは、手遊び「げんこつやまのたぬきさん」をして楽しみました。子どもたちは、お互いの表情を見ながら、嬉しそうに遊んでいました。手遊びが終わると「〇ちゃん、◇ちゃんできた」とお互いに聞きあっていました。
その後、子どもたちは、お互いに肩につかまって電車になりました。そして、「線路はつづくよ」を歌いながら、お部屋をまわって楽しみました。歌に合わせて、みんなが一つの電車になったことで、「楽しいね」とお互いにお話ししていました。音楽の力の良さを感じた瞬間でした。
歌遊びの後の、室内遊びで、パズルに挑戦している◎くんと□くん。二人は、お互いに「ここかな」「ここじゃない」「◎くんはこっちやるね」とお話ししながら、完成を目指していました。難しいところは、お互いに補い合いながら、遊んでいる姿に感動させていただいた瞬間でした。
一日一日を子どもたちと過ごしていく中で、大きな成長を感じ、私自身とても嬉しくなりました。また、友だちとの遊びにもまた一つ幅が広がり、楽しむための言葉が多くしゃべれるようになってきました。これからも、子どもたちと一緒に笑顔で過ごせるように、関わりを大切にしていきたいと、改めて感じさせて頂きました。(K・K)

◆外じゃないのに汗だくです。 (たんぽぽ)

ミッキー体操が終わるころ、みんなは窓辺に張り付いて外をみていました。
ざーっとすごい勢いの雨音が聞こえてきたからです。
まっすぐな雨が強くべランダをたたきつけていました。
今日は外にはいけません。
今日の遊ぶ場所は、お部屋と廊下にすることにしました。
久しぶりの巧技台です。5段の高さで設定し、はしご登りとジャンプです。
並ぶことが上手になったので、特別な言葉を掛けなくてもちゃんと順番に並んで登っていきます。
以前に遊んだときよりも、腕の力がしっかりしてきたことがわかります。
上までいってジャンプですが、何人ものってしまうとうまく跳ぶことができません。
体がぶつかるとちょっと不安になるからです。
だから上に立つ人は一人だけ、ジャンプしてから次の人がのぼります。
そんな約束も、回を重ねるうちに上手になって自分たちの言葉でお友達に声を掛けるようになっていました。
せっかく廊下で遊ぶので、ロフトもどうぞ・・・ということでみんな駆け寄っていきました。
ロフトにははしごも階段もありません。
隙間に手と足を引っ掛けて、よじ登るしか方法はないのです。
なかなか難しいようでしが、だんだんできる子が出てきて、何人かがロフトの上から手を振りだしたころ、足元で聞こえてきた言葉は、「もうちょっと、もうちょっと。頑張って~。」という応援の言葉でした。
上ったり下りたり何度もしている子が、お友達に声を掛けているものでした。
中には思わず両脚を抱きかかえてよいしょと持ち上げようとしている姿もありました。
助けてあげる・・・そんな光景です。
園庭のルールと同じように考えて、手伝って上がるのはやめようということにしましたが、
できた後にヤッターと喜び合う姿に、「いいね」と思いました。
途中水分補給の休憩タイムをとりましたが、先に来た子は「お水飲んでくださーい。」とよびかけてくれました。
晴れの日じゃないけれど、今日も汗だくだくです。
さっぱりとシャワーをして気持ちよく過ごしています。(N・S)


◆なに描こうかな (うみグループ)

今日は、お部屋で過ごしました。
子どもたちは、朝の集まりが終わると、ブロックやぬり絵、お絵かきなど思い思いの遊びを選択し楽しみます。それぞれ「やろう」と決めたものを集中して取り組むことはもちろんですが、積極的に友だちの遊びの輪に入ったり、友だちの遊びを覗いてみたり…。
友だちの姿や遊びの様子を見ることで「自分もやってみよう」と、更なる遊びの意欲へとつなげていく様子が伺えます。
子どもたちの嬉しそうな会話、笑顔には、見ているこちらまで嬉しい気持ちにさせられますが同時に、子どもは遊び、友だちとの関わりを通し様々なことを学び成長していくのだなと感じさせられます。
今日は、保育室でのゾーン遊びの他に年少・年中児対象で自由画製作を行いました。
「好きな絵描くんでしょ?」「何の絵描こうかな」
今回、自由画製作が二回目ということ、また、先日年長児が行ったということもあり、見通しを持ち意欲的に参加する児が多く見られました。
「〇〇はねー〇〇描いてるんだ」「すごーいじょうずー」
子どもたちは、絵を描くこと、友だちとの関わりを全力で楽しんでいました。
これからも、一つひとつの活動が子どもたちにとって素敵なものとなるよう関わっていけたらと思います。
(T.N)

◆自由な発想 (にじグループ)

今日は◎ちゃんのお父さんが保育士体験をして下さいました。パパ先生に甘え笑顔いっぱい。いたる所から嬉しそうな笑い声が聞かれました。
最近は制作に対し、意欲が高まっている子どもたち。
新聞紙やガムテープ・画用紙等で恐竜を作ったり、しかけがあるびっくり制作等を、本を見ながら一生懸命取り組んでいます。
自由画も行いました。
クレパスを自由に走らせ、思いおもいに描いていきます。
「これはね~お菓子とチョコとキャンデー描いたの」と、お菓子に包まれている絵を描く子が多くいました。お菓子には子どもたちの夢が詰っているようです。
夢中で描いている☆くん。何を描いているのか聞くと「ゴミ箱」と笑顔で答えてくれました。
完成すると「出来たよ。ゴミ箱じょうずに描けた」と本当に嬉しそう。「きれいな色でしょう。いっぱいクレパス使ったんだ」と話す☆くんの笑顔に、自分が描きたいものを自由に描く事の楽しさが感じられます。
自分が考えたキャラクターを描いたり、架空の世界を描く子もいれば、昆虫や車・自画像や家族を描いたりと発想はそれぞれ。
共通しているのは伸びのびと描きたいものを楽しんでいる事でした。
次回はどんな世界が描かれるか楽しみにしたいと思います。
O・Y


◆夏 (そらグループ)

今日は室内遊びとなりました。
先日カブトムシの虫かごの掃除を行いました。
こばえが出てきたりと様子がおかしかったので園庭に持っていき様子を見ました。
子ども達はドキドキわくわくでその活動に取り組みました。
虫かごをすべて持っていき中を確認したのです。
まずは比較的新し目の土が入った虫かごを見ました。
するとカブトムシのメスが死んでいました。
(お墓を作って埋めていました)
その次は、少し古めの土が入った(空中菜園で取れた幼虫などが入った)ものを開けました。
すると、やはりメスが埋まって死んでいました。
(土が固くなってしまいそのせいで埋もれて死んでしまった事をしり、中にいた幼虫たちを逃がしてあげることにしました。)
最後に、一番大きい虫かごを開けました。
すると、小さいハエが沢山おり小さい黒いうんちが沢山ありました。
中をひっくり返すとおびただしい数の幼虫が出てきました。
(その幼虫たちを新し目の土の虫かごに入れてみましたが、数が多く、隠れる土が足りませんでした。土の代わりに落ち葉を細かく砕き、かさましをして応急処置・・・。今度は土の用意をしないといけません。)
ヤモリの虫かごも掃除をしました。
「ずっと置いていたバナナがへんになっているよ!」と子ども達は異変に気づいていました。そして、餌がない事にも気づき餌であるクモ探しをしていきました。毒ぐもだと、子ども達は出会うクモすべてに真剣なまなざしで言うので落ち着いてと声をかけていきました。
すると、虫かごを見張っていた子ども達が「せんせい!たいへん!」と声を上げるのです。
「やもりがにげた!」と。今度はクモ探しを中断し、子ども達はヤモリの方に向かっていくのです。結局見つけることが出来ず、諦めてしまいました。しかし、二匹おりましたので、もう一匹は無事ですが元気がありません。先日、一番小さいヤモリが死んでしまいました。やせ細って動きが鈍くなっていたのです。同じような姿に見えることを子どもたちに伝え「共有」を図りました。このヤモリも自然に戻したほうがヤモリにとって心地よい事を理解していたように感じます。
指示をする子、積極的に掃除をする子、遠くから見ている子、幼虫を掴んで虫かごに入れる子、虫かごを一生懸命洗う子など、様々な姿が見られ、役割分担が自然とできていました。そして、それぞれがやっていることを認め合っていました。
今、室内には新しい命が20ほどあります。
命のつながりがあります。
今日の朝の集まりは、早く死んだカブトムシの話をしました。
虫たちは、卵を産んだり子供を産んだりした後は早く死んでしまう事を伝えました。
そらグループのカブトムシが早く死んだのはそのせいかもしれないとも知りました。
だから、幼虫も多かったし大きかった事、卵からかえってこんなに大きいのは早く卵が産まれていたから・・・と理解している子ども達は少ないかもしれません。
是非ご家庭でも話をしてみていただければと思います。
飼育を通しての反省点は山のようにあります。
それは大人の反省もそうですが、子ども達にも共有してほしい事柄がいくつもあります。
大人側のどうにか共有・共感してほしいという願いと、子ども側の共有・共感したいという思いの差が必ず生まれてきます。そのちょうど良いバランスのいい位置の範囲を見極めていきたいと思います。
午前中の室内遊びでは、先日、行われたお泊まり保育の縁日ゾーンを設けました。
1ふうせんいれ
2おみくじ
3射的
4ボール入れ
それぞれ運営側とお客側と分かれていることに驚きました。年長児が中心に遊びを引っ張っていました。それを見ていた年中児がルールを知り今度は年少児に教えていたりするのです。また、子ども同士で、景品を渡しているのも驚きです。紙切れだったり、折り紙だったり何かの作品だったり・・・。おみくじづくりや、射的の的の色塗り、景品づくりと共に縁日によくあるかき氷作りも行いました。
さりげなく置いていた手作りのかき氷を見て「これ作ってみたい」と年長児が言いました。
昼食後、絵本の時間に絵本の横にチョンとそれを置いて食べるふりをしながら絵本を読んいました。
「せんせい、これどうぞ!お仕事終わったら食べて休憩していいよ?」とパソコンの横に置いてくれるのです。
「あれ?これ本当に甘い味がする気がする!」と、それをこっそりつまみ食いをしていた年長児が言っていました。
「今日のお祭り楽しかった」
と数人の子どもたちが言っていました。
雨だったり暑すぎたりする中でも夏の遊びを満喫出来る環境を子ども達と共に考えていきたいと思います。
k☆y


Posted in 園のこだわり