◆7月24日(月)の子ども達
2017年07月24日 月曜日
◆みんなと過ごす中で (つぼみ)

今日は園庭へ出ようかと思っていたのですが、みんなテラスから出ようとはせず、楽しそうに遊び始めたので、そのままテラスで少し玩具を出して遊びました。
水遊びでお馴染みのタライ。タライを見ると水が入っていると思ったのか手を入れて見るのですが、入っておらず不思議そうに保育士の顔を見上げる〇ちゃん。タライに入るのは大好きなので、空のタライにお友だちと入ってボールで遊び始めとってもニコニコでした。
最初はそれぞれ好きな場所で。しばらくすると肩を寄せ合いように集まって来ていました。
そんな中、最近自分の世界でどんどん遊び込めるようになってきている△ちゃん。近すぎず、遠すぎず・・そんなお友だちとのほどよい距離感に安心しながら、まるでみんなの様子を見守るように視線を送りながら微笑む△ちゃんでした。
みんながそばにいることで安心する子もいれば、自分の空間を大切にしながら遊ぶ子も。ひとりひとりに丁度いいいろんな距離感があって、集団生活の中で子どもたちがホッと安心できるような空間を作ってあげたいなと思わせていただきました。
S.S


◆暑いけど、楽しいこといっぱい (ふじ)

園庭に出るとすぐにタライを出して水を入れたら、自然に集まって来て水に手を突っ込みます。もう遊び方は分かっている子ども達は、バシャバシャが始まり、シャベルで水をすくってバケツに入れたりしています。そのうち、タライの中に入りはじめ、周りにこぼれた水で出来たドロドロ水の中でも、大行進しています。
ウッドデッキでは、園庭で取れた見事なキューリを切って、試食中です。嫌いだけどみんながうれしそうに食べている姿を見ると欲しい、でも口元までキューリを持っていくけど、あ~、口の中までは入れられない。でもキューリ、返せない。口元に何回もキューリを持って行っては、断念する子もいます。そんな思いが、大事です。
食べてみたいと思う気持ち大切にしながら、きっと夏の終わりごろには、ちょっと食べられるようになっているかなあと、期待しています。
お兄さんたちが、セミの抜け殻を網などで取るのに夢中、それを見て自分たちも欲しいとばかりに、覗き込んでいます。1つ抜け殻が落ちていたので、手渡してみると、すんなり受け取り、匂いを嗅いでいました。
怖がるどころか、匂いまで嗅いで確かめるとは、すごいことです。そのうち、おにいさんたちと一緒に取りはじめそうです。これも今後に期待しています。
夏の色々な経験をして、逞しく育っているふじぐみです。期待することがたくさんあって、これからの夏も楽しみなことがいっぱいです。M.k


◆こどもたちから見る、いろいろな成長 (きく)

今日はミッキー体操の後に園庭に出て遊びました。
最近の流行りの一つが、プランターなどで育てている、野菜などの成長を見ることのようで、園庭に出ると、真っ先にふじ組前のプランターをチェックしに行った〇ちゃん。
「まだ、葉っぱしかなかった・・・。どうしてかな??」と報告してくれました。
あまりにも残念そうにしていたので、プチトマトのプランターの前に誘い、ネット越しにじーっと見てみると、赤く丸いトマトがたくさんなっていました。
それを見て、「わートマトなってるね。」「大きくなってよかったね!
」と嬉しそうに話している姿に、こちらも嬉しくなりました。
そのまま、他の子とトマト観察をしていると、「ちょっとこっち来て」と呼ぶ〇ちゃんの声。
声のする駐輪場のほうに行ってみると、ひめりんごの木の前で、「ほら、リンゴの赤ちゃんがなってるの」と教えてくれました。
「ちょっと、大きくなったんだよ」と成長をしっかり見ている〇ちゃんがすごいなと感じます。
〇ちゃんの観察力もすごいと思いますが、ちゃんと成長を感じて、それを報告できることにもすごいなと感じました。
大人は当たり前のように見てしまう植物の成長も、子どもたちにとっては大きな成長で、とてもすごいことだと感じるのだと思います。
きく組のベランダでは、はつか大根を育てています。
一度目は葉っぱは大きくなったのですが実がならず、リベンジで種まきをして、少しづつ葉が出てきました。
子どもたちも、「自分のやつから葉が出た」「もう、大根になった?」と成長を楽しみにしています。
こうした、子どもたち目線で感じられるいろいろな成長も保育に取り入れて、楽しんでいきたいと思います。(E.Y)


◆視線の先には・・・僕にまかせて (たんぽぽ)

園庭から蝉の声が聞こえてきます。
蝉の抜け殻探しも遊びになる季節になりました。
お手製の網で捕まえようと、木を見上げる幼児たちの表情は真剣です。
そんな中、コンビネーションから泣き声が聞こえてきました。
行ってみるとたんぽぽ組の子が沢山集まっていました。
皆の視線はやや上の方・・・転落防止用のネットのあたりです。
バタバタバタバタとすさまじい羽の音を出している大きな虫がいました。
皆はその虫にくぎ付けになり、ちょっと怖い子は思わず泣いてしまったようです。
触りたいと近づいた子も、思ったより大きかったせいか手をひっこめてしまいました。
ネットに引っかかっているので飛ぼうとしても飛べなくて必死にバタバタしている虫を何とか保育者が捕獲し、したにおろしました。
そこに☆くんはいたのです。さっきからじっと見ていました。
☆くんは平気で触れるのです。
ぎゅっと力をいれてしまうようなことはなく、そっとソフトに捕まえて手の平にのせたり、腕の方までよじ登ってしまうと捕まえてまたしたにおろしたり・・・
皆はややあこがれの眼差しでした。
僕にまかせて そんな得意なことが一人ひとりにあるはずです。
そんな得意なことを一緒に見つけていけるように、いろんな毎日を送りたいとおもいます。
やりたい子だけですが、シール遊びもしました。
今回のテーマは、『いっぱい』と『ちょっと』です。
ぞうさんのコップとねずみさんのコップにシールを貼る設定でしたがちょっと難しかったようです。
いつも通り、好きな色で好きなだけペタペタ貼って楽しみました。(N・S)

◆夏といえば (うみグループ)

金曜日・土曜日の年長児のお泊り保育が明けて最初の月曜日。
お泊り保育の楽しかった出来事を沢山教えてくれました。
今日は年長児が自由画をクレパスで描きました。
その絵を見ながら「年長さんはいいなー」「それは何をしているところなの?」「僕たちは次の夏?」と聞いてくる児が何人かいました。
「次の夏が来るのが楽しみだね」と話すと、「遠すぎるよー!!」「時間が長すぎるー!」とお部屋を走ってジタバタする姿がとても可愛らしく感じられました。
年長児はもも・ゆり組の児に話をすることで様々な出来事を思い出しながら描いていました。
同じテーブルで描いていると何となくお友だちと同じような絵を描いている児が多いのですが、思い出してくると「花火も描きたいな」「あとカレーも描きたかったんだった」と絵だけでは表現できないくらい沢山の思いでが作れたようで嬉しくなりました。
子ども達が作り上げたお泊り保育は夏ならではの遊びが沢山つまっていました。
お泊り保育の思い出に浸りながらも、これからやりたい遊びがどんどん出てきて、まだまだ夏の楽しみを味わいたいというワクワクした気持ちが伝わってきました。
これからも子ども達との楽しい思いでを沢山作っていきたいなと感じました。(B・K)

◆日々の積み重ね。 (にじグループ)

1週間のはじまりです。
にじグループにいる昆虫や植物たちに『今週もよろしくね』と保育者が水を取り替えたり、虫かごの中をきれいに整えたりしています。
そんな姿を毎週毎週そばで見ている子どもたちは、自然と手伝いはじめます。
霧吹きに水を入れ替えて、シュッシュっと植物に水を吹きかけたり、昆虫の様子をじーっと観察して変化を教えてくれたりします。
人間も昆虫も植物も生きているということは、日々を積み重ねていくこと。
当たり前だけれど、とても大切なことを体験から学んでいる子どもたちの姿はとても素晴らしいなと感じました。
お部屋でも園庭でも本当によく遊んでいるこどもたち。
一緒に遊んでいる仲間も、仲良しのお友だちだけでなく、同じ遊びに興味を示している子同士で遊んでいる姿もよく見られるようになりました。
学年を超えて、一緒に過ごす仲間としての心地よい距離感ができてきているのだなと感じます。
そんな時だからこそ、保育者の子どもとの距離感ももう一度振り返りながら、子どもたち同士の学びがより深まっていくような環境づくりを心掛けていきたいと思います。(I.E)

◆優しいきもち (そらグループ)

先週はお泊り保育、ありがとうございました。余韻に浸り、朝から会話が弾んでいます。
ゆり組の子ども達まで、
「このお化けは○○先生だったんでしょ?」と。
いつの間にその話を聞いたのでしょうか。
期待に満ち溢れているなと感心してしまいました。
朝の集まりでは、年長児に二日間の思い出を皆の前で発表してもらいました。
世界旅行(肝試し)、花火、スイカ割り、Tシャツづくり、お風呂など…。さまざまな経験を誇らしげに話していました。年少、年中児もいつも以上にしっかりと発表を聞いていました。
次は自分たちもやりたいと羨ましがりながらも夜はちょっとと怖がる年中児に、今日は自分たちが泊まらなければならないと朝から涙する年少児。今の年長児も以前は不安そうにしていたのにとても頼もしく感じます。
思い出が鮮明なうちにと今日は年長児が自由画を行いました。印象深かったことを一つ大きく描く児もいれば小さくいくつか描く児、世界旅行(きもだめし)で出てきたミイラ、ドラキュラ、キョンシーなど細かく描いている児もいました。
お泊まり保育の経験を通して成し遂げられた自信がパワーとなって新たな挑戦へと繋がるといいなと思っています。
室内では折り紙、ブロック、絵本など、園庭では蝉の抜け殻集め、虫探し、鉄棒など好きな遊びをしました。今日はいつもより少し年下のお友だちに優しく声をかけたり、困って泣いているお友だちに向き合ったりする姿が多く見られたような気がします。お泊まり保育の間、年中児がそらグループの中で最年長となり優しい気持ちが育まれたのかもしれません。
少しずつ夏季休暇で子どもたちが少なくなってきますが、今週も楽しい一週間になったらと思います。(K.Y)


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