◆7月21日(金)の子どもたち
2017年07月21日 金曜日
◆シャワーをかけて (つぼみ)

今日は久しぶりに全員がそろいました。みんな朝からにこにこ。鼻水など出る子どもたちもいましたが、元気に過ごしていました。
今日も園庭に出ました。園庭に出ると、ちょうど、年長がホールの前に並んで出てきました。今日から明日に掛けて年長はお泊り保育です。夕食のカレーの材料を買いに行くようです。行き帰りと、年長達はとてもうれしそうに遊んでいるつぼみ組に手を振ってくれました。その様子をポカンと見ているつぼみ組でした。
しばらく、ボールや砂場用具などを触って遊んでいました。その後は水あそびできる子どもたちは水着に着替えて水遊びをしました。初めて水着になる子もいました。本当は眠くなってきていて時々ウエーンと泣いていましたが、小さいバケツを前に座っていたりし、雰囲気を味わいました。慣れている子どもたちは今日はゆるいシャワーを体にかけてみました。ジャーと出てきてびっくりする子もいたり、シャワーに手を出してみたり。◎ちゃんは、口をあーんと開けてシャワーが出る所に口を向けてこようとしていました。まだまだ個人差がありますが、それぞれの水遊びを来週も楽しめたらと思います。(T.Y)


◆楽しさを共有 (ふじ)

今日は昨日に比べると気温が上がりとても暑いです。
ミッキー体操を元気よく踊り、その後朝の集まりをしました。朝の集まりが終わるとプールに入れる子はプールに入り、入れない子は園庭で遊びました。それぞれの子が準備を行います。
その時に〇くんと△くんが、お部屋のドアの前で何やらしゃがんだり、立ったりしてしていました。「ばぁ」と言いながら、顔を見合わせると、思わず一緒に笑ったりしていてとても楽しそうに遊んでいました。さらにそのあと〇くんは、「いない・いない・ばあ」の絵本を手に取りページをめくり「いない・いない・ばあ」と言いながら上手に絵本を読んだりもしていました。さっきのお友達と一緒に遊んだことがこの行動につながっているんだなと思いました。
最近は、お友だち同士で一緒に遊んだりしている姿がよく見られたりして、関わりも段々と増えてきたようにも感じます。今回のこともそうですが、お友だちと一緒に遊ぶことで楽しさもより広がるんだなと思いました。
また保育士がプールの準備をしていると、お部屋の中からその様子を見て指を差して「あっ」と声を出したり、中には服を自分で脱ごうとする子もいました。その様子からは、早くプールに入りたいという気持ちを保育士に必死で伝えているように感じました。
水着に着替えた子からシャワーを浴びてプールに入ります。今回初めてプールに入る□ちゃんは、保育士が準備をするように声をかけると、自分一人で上着やズボンを脱いでいました。□ちゃんは身の回りのことを自分で上手に行い、最近は出来る事も増えてきているのでいつも驚かされています。保育士が少し手伝いながらも水着に着替えると、さっそくベランダに出てシャワーを浴びます。
□ちゃんは、怖がることなく一目散にプールに入っていました。
水に触ったりしておもちゃを使ったりと、水の感触を全身で感じながら園のプールを満喫していました。
これからも子ども達には、プールに入っていきながら、水の心地よさを知り、夏の遊びを沢山楽しんでいってもらえたらと思います。(T.S)


◆水遊び! (きく)

今日は、みんなが楽しみにしていた水遊び。なんと、たんぽぽ組の保育室にお邪魔して7人ほどで交代して水遊びしてきました。大きなプールじゃないからみんな一緒には難しいこと、交代で入ることをつたえつつ・・・でもやっぱり、みえたらやりたいですよね。1組目が入ると待っていられない残った子たちはもういそいそと水着で待ち構えていました。
それでも、飛び出しては来ないのです。気持ちをコントロールできている姿には、成長を感じました。水遊びでは、おもちゃを一緒に使っている姿も見られ、一緒に笑いあう姿はほほえましかったです。プール遊びは時間に制限があるので、切り上げるときが子どもたちそれぞれの個性があってとっても面白味があります。
2組目に入った〇くんと△くん。保育者の声掛けで何人かの子が切り上げていく中どうしても切りあがりません。楽しく遊んでいたんだから当然です。何とか前向きな気持ちで気持ちを切りあがらないか考えながら声をかけてきましたが、「またやろうね」と言われても、イメージがわかないのか気持ちはむきません。
でも「次の子がまってるからね。きっと次の子がやりたいね」と伝えてみるとしばらく黙って、プールから出てきました。待ってる経験をした二人は、待ってる子たちの気持ちがわかったのでしょうか・・・「待ってるよね」と〇君の口からも聞こえてきました。
思うままにならなかった経験も、ちゃんと子どもたちにとって大切な経験として刻まれていくことを感じました。UA


◆みんなで(たんぽぽ)

今日は園庭に行くことにしました。その前にあることをしようと準備をしていたのですが、子どもたちも「なになに~?」と寄ってきていました。ですが、自分が見たい気持ちが強すぎて「ねえ見えない~」「〇くんもみたい~」と押し合いへし合いが始まります。
遊びや生活の中で他人を意識し過ごせるようになってきた子どもたちですが、興味が強いものへのまっすぐさがすごいです。友達との貸し借りも自分たちでできるようになって来たり、友達の気持ちも代弁できるようになった来たりという姿も見られるようになってきましたが、その瞬間だけは周りが見えなくなっているようです。
興味を示すことはダメなことではないですが、いったん落ち着けばわかることも多いです。「先生のお話聞いてね。今はまだできないから、もう少し待てね。園庭行ったらやろうね」とゆっくり話すと一瞬は収まりますが、ほかの子も入ってくると、またその押し合いへし合いの繰り返し。なかなか一回では終われないのが2歳児。
話を聞いてないわけではなく、聞いているからこその「さわっちゃだめだよ」「おさないで」という言葉が飛び交い、そこから生まれる押し合いもあるようです。
順番に3歳を迎えていく子どもたちは、待つことも話を聞くのも上手になりました。
朝の集まりでも、昨日言っていたことを覚えていて話してくれたり、お部屋のルールも理解していることも多いので、さすがだなと思うこともたくさんあります。「今日はプール入れないから、裸足でいって、水シャーってやろうか?」とほとんどみんな裸足で行きました。
園庭に行ってからはキュウリを収穫。給食室にまな板などを取りにいこうとすると、大人数でずらずらと、、、なかなか給食室にいけないので「給食の先生だよ」と紹介をしたり、中をちらっと見ました。今日は味噌と塩をもらい、園庭で切ってとれたてキュウリをおいしく食べました。
あまりのおいしさにたくさんおかわりしました。給食でもゴーヤとしし唐をその場で炒めて食べました。ゴーヤも先日は塩のみでしたが、今日は味噌と砂糖で甘辛炒め。反応は「にがい~けどおいしい~」と食べてくれた子もいました。(まずいと言われなくてよかったです。)
いろんな夏に触れて、この夏もたくさんの成長が楽しみです。
(K.E)


◆合同保育(うみグループ・もも・ゆり/にじグループ・ゆり)

今日は年長児のお泊り保育の為、にじグループのゆり組、うみグループのもも・ゆり組の子ども達はうみグループの保育室で過ごしました。
にじグループのお友だちが来る前の時間。
うみグループのもも・ゆり組の子ども達と朝の集まりをしました。
年長児の代わりにしっかりしようという気持ちが芽生えているのか、普段よりも背筋をピンと伸ばして待っている姿に驚き、思わず写真を撮りました。
お当番はゆり・もも組1名ずつペアになり、お願いすると「やってみたい」と手を挙げているもも組の児が多くいました。
園庭遊びも少しでき、年長児のTシャツ染めを興味津々で見ていたのですが、お当番になったもも組の児が「何時に戻ればいいんだっけ?」と聞きにきて、お当番を責任を持ってやる姿勢が見られ、成長を感じた場面でした。
普段とは違う環境に来たにじグループの子ども達も、少し新鮮な気持ちで好きな遊びを見つけて友達と楽しみながら過ごしていました。(B・K)


◆合同保育(そらグループもも・ゆり/にじグループもも)

今日は年長児がお泊まり保育です。
室内にいる年中児・年少児はさみしそうでもあり嬉しそうでもあります。
朝の集まりでは、年長児に「おとまりほいくがんばってください!」とかけごえをかけてお別れをしました。年長児からは、「ぼくたちがいないあいだは、かたづけよろしくおねがいします・・・」と言われていました。
その後、「もうじゅうがり」「じゃんけん列車」をしました。
年長児が居なくても充分ゲームが成り立つことに驚きと感動を得ました。
助け合ったり教え合ったり、時には強引な姿もありましたがそうでもしないと自分が取り残されてしまうという事が分かっているからだと感じます。負けたくない、クリアしたいという前向きな気持ちを大切にしていければと思います。
共有の時間ではそらグループに、にじグループのもも組さんが来てくれることを伝えました。
そらGのおもちゃ使ったことあるかな?「ない!」
そらGのロフト使ったことあるかな?「ない!」
そらGでご飯食べた事は?「ない!」
そらGでおやつ食べた事は?「ない!」
そらグループのトイレはどこにあるか分かるかな?「ない!」
(「わ・か・ら・ない!だね」)
年長さんがいないから、みんな自分たちの事はしっかりやろうね?「うん!おにいさんおねえさんだから!」
ゆりぐみさんが今日は一番お兄さんお姉さんだよ?「うん。だいじょうぶまかせて!ちっちゃいこのおせわするよ!ぱんつまで、ぎゅってあげてあげる」
(「パンツまでは大丈夫だよ!最後は自分でやらせてあげて」)
ゆりぐみさん、今日は何か年長さんみたいだね!いや、もう年長さんだね!「じゃぁ、ゆりぐみさんっていうんじゃなくて、きょうは、「ねんちょうさん!」てよんでよ?」
しばらくすると、にじグループのももぐみさんが来てくれました。
ドア付近で待つ年中児。
にじグループの子ども達は、ロフトに直行し一通り遊び、他のゾーンに散っていきました。
そらグループの目新しい玩具に目を輝かせており、「かしてよ~!」という声も多かったように感じます。譲り合いや我慢をしながら過ごしていました。いつもの仲間と違う空間でも遊ぶ姿が印象的です。
給食も午睡もそらグループで行い嬉しそうです。保護者の皆様、臨機応変に対応していただき、誠にありがとうございました。
子ども達がこんな会話をしていました。
「わたしもうだっことか、かたぐるましてもらえないんだよ!」
「え?どうして?」
「だってもうおねえさんだから!」
「わたしのパパはしてくれるよ~!」
「え~?いいな~~~・・・・」
年中女児の会話。
「おとまりほいくしたいな~」
「おばけせんせいやるの?」
「もう、よる、なかないしね~!たまにはひとりでねたいよ~」
年長男女児の会話。
「押し引き」は難しいと感じました。
k☆y


◆お泊り保育1日目 (ひまわり)

待ちに待ったお泊り保育。子どもたちはこの日を「あと〇回寝たらお泊りだよね」と心待ちにしていました。
もちろんそこにはお父さん・お母さんたちと離れて過ごす不安もあります。
生まれて初めてお家以外で寝泊りする子も多く、子どもたちだけではなく、ご両親もきっと心配な気持ちを抱えながら送り出して下さった事と思います。
子どもたちの思い、保護者の方々の思いとをしっかりと胸に留め、思い出に残る素敵なお泊り保育となるよう見守っていきたいと思います。
今年のお泊り保育は、世界旅行をしながら様々な国の言葉や文化に触れる旅です。
期待と不安を胸に、育子園航空であるホールに集まったひまわり組。各国の挨拶が記入された素敵なパスポートを手に持ちニコニコです。
結団式では副機長からの挨拶と、キャビンアテンダントからある手紙を紹介されました。
それはアメリカ合衆国大統領からの手紙です。驚きの声をあげる子どもたち。興味津々で耳を傾けます。
子どもたちがお泊り保育で食べたいとリクエストしたインドカレーを作るにあたり、必要になる材料等を教えて貰いました。
大統領からの手紙効果でテンションアップの子どもたちは、それぞれグループ事に分かれ買い出しに繰り出します。
・にじグループ
プチマルエツで強力粉とドライイースト・入浴剤を購入しました。ビオレUが売ってないというアクシデントがありながらも動じる事なく無事終了。
・そらグループ
八百屋と肉屋に買い出しへ。
いつもやさしい八百屋のおじさんは「もっとあげるよ」と野菜をサービスしてくれます。買う量をしっかり覚えて買い物に臨んだ子どもたちは、規定量を超える野菜を頂き戸惑い顔。
その後肉屋へ行き、こちらも無事に買い物終了です。
うみグループ
八百屋と肉屋へ。同じく八百屋さんからサービスを受けましたが、こちらは戸惑う事なく大喜びで沢山の野菜を頂きました。
その後はTシャツ染めに取り組みます。
Tシャツを魔法の水に濡らし、各国の奇跡の水で色を染めていきました。
世界の国旗に触れ、意識の中に国旗のイメージが組み込まれている子も多く、「国旗の色にする。どこの国にしようかな」と色とりどりの液体を前に目をキラキラ。
世界に1つしかない自分だけのTシャツ。どんな模様が描かれているか楽しみにしたいと思います。
機内(ホール)に戻ると、そこには大統領からのもう1通の手紙が・・・
その手紙にはプレゼントが用意されてるとの内容が記るされていました。
でもただでは頂けず、その国のプレートを身に着けている職員を探し、その国の言葉で挨拶をし、その国の代表的なモンスターを答え、やっと後々役に立つアイテムをゲット出来るのです。
その後は3グループ入り交ざり、6か国のチームに分かれ、アイテムを手に入れる為に奮闘します。パスポートを見ながら一生懸命その国の言葉を使う姿がいじらしいひまわり組。
そしてアイテムゲット後はチームごとに給食を食べたり、間に休息時間や縁日タイムを挟んで過ごしました。
そしてインド旅行へ出発し、パスポートにシールを貼り入国です。
カレー作りではインド人の『カルボラ~ナ・ラタトゥイユ』」さんも登場し、インドの文化を教えて頂きながら調理へ。
夕食では「インドカレーっておいしいね」との声が響き、夢中で食べていました。
そしてプールのお風呂に花火にと楽しい時間は続き、最後はとっておきのお楽しみタイムである『世界旅行』へ出発です。
中国・エジプト・イギリス・アメリカの4か国を周りますが、各国のガイドさんが遺跡や建物を紹介してくれる中、そこには日中覚えたその国を代表するモンスター(キョンシー・ミイラ・ドラキュラ・透明人間)が各国を周るごとに登場し、驚愕の表情を浮かべる子どもたち。
そこでゲットしておいたアイテム(お札・ミイラの手・十字架・薬)が役に立ち、4か国全てのモンスターを鎮める事に成功しました。
怖がりながらも泣くことなく周ったチームもあれば、全員大泣きしたチーム、途中でリタイヤした子や世界旅行を棄権した子など、様々でしたが全員頑張りました。
怖さや不安を感じる大きさも一人ひとり違います。
それぞれが様々な感情を抱える中で、不安な気持ちと向き合い、勇気を持って過ごしたことを十分に認めていきたいと思います。
こうして1日目は終了しました。
無邪気な寝顔の子どもたちです。
O.Y


Posted in 園のこだわり