ゴムマット洗浄
2017年06月27日 火曜日
今、1階テラスに30cm四方のゴムマットを繋ぎ合わせて敷き詰めています。このゴムマットは今まで別なところで活躍していたもので、しばらく使っていなかったため土汚れで黒ずんでいます。このゴムマットを二次活用するために修繕作業をしています。高圧洗浄により汚れを水圧で吹き飛ばしきれいにしていきます。シュワワワワ-と水の勢いとともに見事に汚れが落ち、ゴムマットがきれいになってきました。乾かした後に今度は、ゴムマットのジョイント部分の余分になった所を鑿でカットして形を整えていきました。
作業を通し、わが心を照らし合わせてみると愚痴や不平不満が泣き言、文句が心に黒ずみという自己中心をつくっているんだなぁと思いました。
人にとっての高圧洗浄は何でしょうか。心を隅々まできれいにするにはどうしたらよいのでしょうか。自分を真摯に見つめ、「自己中心だなぁ、私は」と気づいたときに自己中心は消えていきます。
問題は、自分以外の者との関係をどう見るかです。保育の仕事は、多くの方々との関係により成り立っています。‘園児との関係’‘保護者との関係’‘職員同士の関係’があり、さらに‘地域との関係’‘他の保育園、幼稚園、小学校の関係’など他にも様々にあります。その様々にある関係をどのように結んでいくのでしょうか。私が先輩から教えていただいたのは“相手の立場に立って”ということです”
‘外から高圧で洗浄してきれいにする’とか‘ゴムマットの余分なジョイントは切り落とす’というような一方的に変化させるということはできません。しかし、つい“もっと、早くできないのか!” “なんでそんなことをするんだ!” “それは余計なことだね!”と否定的な見方、関わり方をついしてしまうときがあります。
父親と子の関わりには“信”があります。母親と子の関わりには“温もり”があります。育子園の保育者と園児たち、保育者と保育者の関わりが醸し出す温かさの中で、あり難く、毎日務めさせていただいています。
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