カレーバインとフェンス
2017年06月13日 火曜日
今朝は、涼しい朝を迎えました。午後からフェンスを覆っているツタの剪定、刈り込みを行いました。剪定する植物はカレ-バインです。つる性の花木で花は咲くとカレーのにおいがするということです。
フェンス一面に広がり葉を茂らせおり、成長がはやい植物で上手に絡んで上へ上へと伸びています。自分の持っている力をこの環境に応じて出し切っている感じがしました。この青々とした葉を見ながら自分はどうだろうか、自分の持っている力をそのまま、ありのままに出し切れているのだろうかと自問して見ました。
すべての植物がそうであるようにその置かれた中で最善の生き方をしていく。その環境が善いとか悪いとかいうことで文句や愚痴を言ったりはしない。また、落ち込んだりもせず、ひたすらに成長していきます。
これまで幼年期においては父母に、少年期においては先輩や先生に、そして青年期、壮年期においては妻であり、また人生の恩師に巡り会えたおかげで生きる方向を違うことなく歩んで来れたのだと思わせていただきました。
育子園の子ども達にとって生きる力を引き出していくのは父親、母親はもちろんのこと、その側にいる保育者の私たちが関わっています。子ども達の可能性を信じている保育者によって育まれています。
カレーバインとフェンスの関係の如く、子ども達の好奇心がすくすくと伸びていけるように人生の土台となるところで関わらせていただいています。 副園長 田中
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