地域懇談会に参加
2017年06月01日 木曜日
29年度杉並区保育支援係主催の地域別懇談会が区役所でありました。杉並公立保育園園長が中心になり私立保育園、公設民営、認証、小規模、家庭的保育事業、事業所内保育所、グループ保育室、家庭福祉委員、家庭福祉員グループ、定期利用保育施設、区保育室、区立保育園、こども園の園長が集まります。
今年度は300園の保育園・分園・保育室があり、そのグループを3グループに分けて昨日は2組目の地域の懇談会がありグループ別にテーマを決め交流を深めました。
特にマンションのワンフロアを利用た保育室での保育、0歳児の午睡の保障を始めとして、いろいろな課題を持ちグループで共有しながら話を進め交流を深めました。また中には園庭がなく公園に出かけている話を聞き、近隣の園から『遊びにどうぞ』と・・・。公立の保育士の資質向上に向けての研修への取り組みの紹介、公立の通信もいただきました。
その中からのの抜粋です。
『運動経験から育まれるもの』と題して本来体を動かすことはその活動の中に「楽しさ」が含まれていなければなりません。けれど最近の子ども達の中には運動と言えば「やりたくない」「やらされる」「つらい」「きつい」といつたイメージをもっている子が多い現実があります。子どもにとっての身体活動を伴う遊びや運動も「やってみたいな!」「楽しそうだな!」思えることが大切。まずは『楽しむこと。』
人は幼児期の運動体験や学童期以降の様々な身体活動で「楽しかった」「出来た」「できなかった」「痛い」「恥ずかしい」など多様な経験を積みます。中でも運動体験において「やったぁー」「できたぁー」「上手になったぁー」等を味わうことは楽しくもあり嬉しいことです。出来なくても何度も挑戦することで「できた!」を体験することで「やればできる」という成功体験につながります。この成功体験が自信につながります。幼い頃のこのような体験や記憶はその後の人生においても長く心に残っています。このような自己概念を「運動有能感」といい、運動が好きになるためには大切なことです。またこの運動有能感は幼児期や学童期に形成されるというのです。運動有能感を持つ子どもは、自らの興味、関心、好奇心によって運動を行います。
日本女子体育大学スポーツ健康学科幼児発達専攻森田先生の子育て通信から学びました。
園庭では今日も子ども達が鉄棒で「見て!見て!」とぶら下がりが出来、又足を掛ける姿、いろいろな場面で子ども達の挑戦する姿が見られます。そんな環境の中で子ども達の自発的な姿が見られ、子ども同士の関わりも見られます。
先日は年少のMちゃんの挑戦でしたが、高い遊具から降りれなくなり、それを見ていた年長のU君が助けに入り無事降りてこられたと言う話をT保育士から聞き、U君の優しく正義感ある行動に成長を感じ嬉しくなりました。
本日6月から保育士体験が始まります。2歳児から幼児組まで『パパ先生・ママ先生』大歓迎です。何よりお子様が楽しみにしています。多くの参加をお待ちしています。 園長
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