◆6月29日(木)の子ども達
2017年06月29日 木曜日
◆4年生の一大事 ドイツ事情 (ドイツ)

ドイツ入りしてから毎日早朝は雨が降っていますが、移動し始めると晴れてきて暑いぐらいです。
今日は学校、学童の視察をしました。
環境は言うまでもありません。
どこを見ても素晴らしいです。
大きな違いは、小学校は4年生までです。
そして大学に進むか職人になるかを選択するそうです。
2年生が7歳、8歳とは限らず9歳、10歳という子が半数だそうです。
何故か?
留年するからです。
何故か?
保護者が留年を選択するそうです。
何故か?
理解していない子を簡単に進級させず緩やかに確実に卒業させる為です。
何故か?
大学に行ってもついていけないから。
何故か?
大学は勉強したい子だけが行く国だからです。
ただ、ドイツは大学を出た人と職人になった人の社会的な立場の違いがなく、むしろ職人の方が収入は多いそうです。
大学は勉強をするためのところなのです。
難しい話題となりましたが、日本とは全く違うシステムです。
日本で、4年生の子に将来の進路が決められるでしょうか?
私たちも子供たちの自由とか権利とかをもっと考えるべきかもしれない‥‥なんて珍しく一瞬真剣に考えてしまいました。
異国に来ると色んな刺激を受けるようです。
スーパーで買い物をしました。
グミ、チョコレート、お水、さくらんぼ、チーズ、生ハム、etc‥‥
まだドイツユーロがうまく使えません。
特にコインが訳がわからないので、持っているコインを全部見せて必要な分を取ってもらいます。
レジは長蛇の例になっていました。
日本では洗濯用の洗剤はどのメーカーもコンパクトになっています。
ところがドイツの洗剤は箱です。昔にあったような大きな箱です。
でも妙に洗浄力が強そうな雰囲気です。
珍しい野菜も沢山ありました。
子供たちにクイズを出そうと写真を撮りましたが笑われました。
変ですよね‥‥
明日も空いた時間にスーパーに行こうと思います。(N.S)


◆初夏の散歩の楽しみ方 (つぼみ)

今日は、2度目の本五ふれあい公園に散歩へ行き、日差しもまだ強くなかったので奥の人工芝が敷いてあるグランドで遊んでみました。
広いグランドには誰もおらず、貸切状態で初めて見えた景色に興味津々に周りを見つめると体を動かし始めました。
ハイハイで少し先に進んでみたり保育者に手を支えてもらいながら歩くことを楽しんだり、お座りしながら体を動かしたりハイハイのポーズから前に進もうとしたり、保育者に抱っこしてもらいながら周りを見たりとベビーカーの揺れと外気の心地よさを感じながら午前睡をしたりと思い思いにお散歩を楽しんでいました。
じっくり遊び込むと日差しがさほどなくてもじめっと暑いこともあり、麦茶を出すと美味しそうに飲んでいてとても幸せそうな顔を見せてくれます。大満足そうでした。
お散歩カーに座ることに以前よりも安定してきました。
見える景色を見たり隣の友達の顔を覗き込んだり触ってみたりと移動中も楽しくなることを見つけられ、お散歩がより楽しめるようになってきました。
楽しい気持ちで育子園に戻り、初めてのシャワーも浴びてみました。
汗を流しとてもスッキリし、お湯の心地よさも知りました。
今後もたくさん遊び、心地よく過ごせるようにしていきたいと思います。
(N.Y)


◆試してみる (ふじ)
日々歩くのが上手になってきている〇ちゃん。移動はほとんど歩いてできるようになりました。歩く時はいつも満面の笑顔。自分の足で一歩一歩前に進むのが、嬉しくて仕方ないという様子。見ている方も同じように嬉しくなり、満面の笑顔になります。
時々、バランスをくずしそうになり、はっと止まり、ぐっと足に力を入れ、両手を広げてバランスを取り、立て直してから、またニコニコで前に進みだします。こうやって、自分で感覚をつかみながら、成長していくのだなと改めて感じます。
日中は園庭へ。今の時期、やまももの木の下には、たくさんの実が落ちています。それを見つけた△ちゃんが、しゃがみこんで拾っていました。両手をすくうようにしたその手の平には、やまももの実が数個。手の上に乗せて、体を揺らしながら何かの歌を歌っている姿が、なんとも可愛らしいです。
△ちゃんにバケツを渡してみました。すると、今度は拾った実をバケツの中に入れていきます。拾った実の中には、熟した赤い実もありました。手でぎゅーっと握ると、赤い液が出てきて、ての平につき、わあーという顔で見てから、私にも見せてくれました。
こんな風に色んなことを一つひとつ試しながら、経験として自分の中に取り入れていくのかなと、どんな姿も大切に見守っていきたいです。
(T.M)

◆走って休んで (きく)

今日は、本町五丁目公園まで、お散歩に行きました。公園内の芝生のところで、かけっこをして楽しみました。
青いラインに並び、走る前に一人ずつ名前を呼びました。子どもたちは、一人ひとり名前で呼ばれると、「ハイ」と返事をして手を挙げていました。しっかり返事ができることに、いつも素晴らしく感じました。
「よーい、どん」の合図で嬉しそうに「きゃー」と言いながら走っていました。また、走っているときにも、子どもたちはお互いの顔を見ながら、ニコッとして嬉しそうにしていました。
「走ったら、休憩しよう」と保育士が子どもたちに伝え、芝生の上に横になりました。子どもたちは、横になりながら「疲れたー」「気持ちいいね」「休憩しますよー」と子どもたちはお互いにお話しし、休憩しながら楽しんでいました。
子どもたちは、お友だちとの関わりを楽しむことを少しずつ感じてきているように思いました。日々、お友だちと関わっていく中で、自分から他者へと視点が向いてきています。これらの関わりを大切にしながら、思いやりの気持ちを育んでいきたいと感じました。
「一緒にする」ということの喜び・楽しみを感じ、良き出発点となるように、これからも関わっていきたいと感じさせて頂きました。(K・K)


◆支えあい (たんぽぽ)

他の職員にも「たんぽぽ組の子たちはとても元気です」と共有をしました。子どもたちそれぞれが毎日パワフルで朝からにぎやかなたんぽぽぐみ。
朝の時間の出来事です。
〇くんがかごに入っているブロックを全部出してしまいました。すると「〇くんが出してる~」と保育士に報告する周りの子たち。そんな気分だった〇くんはお構いなしでそのあとにも△ちゃんに「だめ~」と言われていました。
何かしたら保育士に報告をするという役目の子が何人かいます。ですが子どもたちもいろんなことをよく見ているようで、泣いてしまった〇くんに「ジャーしちゃだめだよ」「泣かないで」といろんな言葉をかけて解決しようとしているように見えました。
遊びもそうですが保育士が間に入らなくても、子どもたちが自分たちでできるようになったことも多く、問題を解決しようとする姿も頼もしく見えました。
園庭でもブーム再来の太鼓橋に女の子たちが集まっていました。自分が登れるようになったことで気持ちにも余裕が生まれ自信がつき一生懸命に「□ちゃん頑張れ。ここだよ(足を乗せる場所を指して)」と声を掛けている姿や、登れると「やったー(拍手)」と一緒に喜んでいる姿も見られ、みんなで支えあっているんだなと感じました。
シャワーの時も自分で脱げるようになっていたり、脱いだ服をタオルにくるんでしまうということもいつの間にかできるようになっていて驚きます。
友達にも「着替えるよ」「(給食を)触らないよ」と声を掛け合っている姿も多く見られた一日でした。
※27日に収穫したきぬさやをみんなで食べました。その様子など後日掲示したいと思います。
(K.E)


◆やさしい言葉 (うみグループ)

昨日に引き続き、七夕飾りを作りました。
折り紙で作る七夕飾りは調べてみると沢山の種類があります。
昨日のとはまた別の飾りを保育士が作り始めると、「それも作ってみたい」と子ども達が集まりました。
朝の共有の時間、「七夕飾りを作りたいです」と言っていた児がいました。
昨日もたくさん作っていた児がいたので、「今度はみんなも先生役になってお友達に教えてあげてね」と話すと、さっそく「やりたい」と集まるお友達に「教えてあげるね」「お椅子もっておいで」と保育士と同じような口調で教えてくれる児がいました。
折り紙以外の場面でも、園庭に出ると逆上がりの練習をしているお友達に「こうやるんだよ、みててね」「おしい!あとちょっとでできるんだけどな~」と声をかけてくれている児もいました。
お友達の気持ちに寄り添った言葉が出てきていたり、自分がやってもらった事を今度は別のお友達にやってあげていたり、優しい関わりが見られて嬉しく感じました。(B・K)

◆思いやり (にじグループ)

今日は曇り空。
朝の集まりでは、ねずみの嫁入りの紙芝居を読むと話をよく理解して強いと思うお日さまや雲、壁にも勝てないものがあることを感じていたようでした。
園庭に出て遊びました。
ひまわり組の◎くんと◇くんが2人で一緒に遊んでいました。
網がかかった倉庫に小さいお友達が入って遊んでいたのを見つけると、
「どうやってはいったのかな」「ここからはいっちゃったのかな」と言って不思議そうに見ていました。
◇くんが中に入ってやさしく声をかけ、外に出ようと手を引きます。
◎くんも見守りながら「やさしくね、やさしくつれてきてね」と声をかけていました。
小さいお友達もそのやさしい声かけに連れられて出てきました。
その後、今度はゆり組の▽ちゃんが一人で泣いていました。
それに気づいた2人は「どうしたの?」と声をかけます。
一緒に虫探しをしていた◆くんが▽ちゃんが捕まえた虫を取ったから泣いていたとのこと。
すると2人は◆くんはどこだと言って探し始めます。
◆くんを見つけると、「▽ちゃんの虫とったの?」と聞いていました。
◆くんは「とってないよ」と言いました。
「▽ちゃんないてるよ」
◆くんはもう虫探しに夢中です。
一旦保育士も入り、しっかり話をすることを伝え、また話し合いを再開しましたが◆くんは取ってないということを落ち着いた表情で言っていました。
・・・話をしてくれたひまわり組の2人に話し終わった後に聞いてみると、「かいけつできなかった」とのこと。
でも、泣いていた▽ちゃんは2人が自分のために話してくれたことで気持ちが晴れた様子でした。
なかなか話し合いも思うようにすっきりと解決できないこともあります。
でもその中でそれぞれの気持ちがどうなっているかが大切だと感じます。
いやな思いが残っていたり、悪いことをしたのに嘘をついているのでは話は違います。今回の場合、▽ちゃんの気持ちも切り替わり、◆くんは何もしていない様子が伺えたのでこれで解決となりました。
お友達を思い、その子に合わせてやさしく声をかけたりケンカの仲裁をして怒ったり、思いやりの心がたくさん見られたひまわり組の2人でした。
(H.K)


◆遊びが続いた日 (そらグループ)

今日は朝の時間から遊びを見つけて行く子供達がいました。
昨日の続きや、遊びのつながりを見つけて行く子供達の姿を見ると安心します。
今日の主な活動は電車作りと図形をつかった遊びです。
以前ダンボールのお家を作っていた子供達。
そのダンボールハウスが人気で老朽化が進み・・・解体する事になりました。
新しいダンボールを持ってくると早速お家作ろう!と言う子供達です。
今回もたくさんの国旗の絵を描く子供達のクオリティが上がっていました。
そして、数や種類も増えていました。
ダンボールは二個あります。
もう一つはブロックゾーンに置き、子供のはいれないサイズの穴を開けました。
それを駅に見立てるであろうと想定し見ていると、早速電車をつなげて遊んでいました。
一人の男の子が「ダンボールの電車作って」と言ってきました。
保育者は形だけを切り、後は子供が絵具で色付けをするという工程でした。
丸ノ内線やドクターイエロー、ノゾミ、秋田こまち、ロマンスカー・・・。
国旗の電車や、可愛らしいカラーリングの新幹線など沢山出来上がりました。
この時点で時間はお昼です。
その他に図形を使ったお絵かきゾーンを設けていました。
以前、絵具遊びの際に提供した画用紙の形をまるさんかくしかくの形に切り提供しました。
出来上がった作品を室内に飾ってあるのですがその丸い画用紙に向かって一礼する子供達がいたのです。
「おひさまだから」「つきだから」と理由はイマイチわかりませんがそうした方が良いと思ったようです。
形に興味を持った子供達に、定規やコンパス、分度器を提供すると大ヒット。
「貸してください」が沢山続き、自分たちで図形を用いて様々な形を描いていました。
そのような姿が見られたので、本日は「図形を使った動物達」という絵本を提供しました。
図形を使って描くと簡単にそれらしく動物が描けるということが書描いてあったりする優れものです。
子供達はその本を見てヒントをもらったり、見よう見まねで同じようなものを描いたりと楽しそうでした。
一人はたくさんの動物達を描いて動物園を作る準備をしていました。
その隣では、サイズの大きい画用紙を欲しがる女の子がおりました。
話を聞いて見ると、お面を作りたいようです。
ウサギのお面を作っていました。
それを見て真似をする男の子はチーターのお面を作り出しましたがサイズが少し小さく前が見えなかったようで、穴を開けて工夫を凝らしていました。
そんな子供達は朝の遊びが途切れることなく給食の時間まで遊びこみました。
園庭には午後出たいと思います。
k★y


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