◆6月22日(木)の子ども達
2017年06月22日 木曜日
◆不思議。。。 (つぼみ)

昨日の雨から一転、良い天気の中ではありましたが、風がかなり強かったので、ベランダでのんびり過ごしました。
保育士がシャボン玉をすると、じっと目で追う子どもたち。
空中を泳いでいたシャボン玉がシートの上に落ちると、割れずにシートにふわんとくっつき、とても幻想的で綺麗で子どもたちもとても興味深そうに見つめ、手を伸ばしてみるものの・・・手を伸ばす頃にはシャボン玉はパチンと割れて消えてしまったり、触れた瞬間にはもうなくなっていたり。
そのたびに子どもたちは不思議そうな顔を浮かべてはシャボン玉が落ちていた場所や手を見つめていました。
風によって飛んでいく速さも方向も全くちがうシャボン玉はもちろん面白くて不思議がいっぱいなのですが、更に興味深いものが・・。
それはシャボン玉を吹く保育士でした。どうして口元から?ストローから?子どもたちは気になって気になって仕方がないのか、顔を横切るシャボン玉に目もくれずに保育士の口元をいつまでも見つめる姿もありました。
子どもたちの頭の中はきっとハテナでいっぱい。そんな子どもたちのワクワクした探究心・興味・関心を大切にしながらいろんなものに一緒に触れながら関わっていきたいと思います。
S.S


◆しろつめ草と虫と戯れてきました (ふじ)

ふじ組全員で「本5ふれあい公園」までお散歩に行ってきました。公園は、行くたびにしろつめ草が花をたくさんつけており、その中を思いっ切り歩いたり走ったりしてきました。花を摘みながら、チューリップのうたを口ずさむ姿もあり歌を覚えてきたことも凄いことだと思いますが、花を摘みながらチューリップの花の歌を選んで歌う姿に驚きました。
木の幹にはアリがいっぱいいて、行くたびにみんなで見つけているので今日もさっそく木の幹をジーッと見てアリ探しが始まりました。今日はアリだけでなく、根元の落ち葉を避けてみたら、なんとダンゴ虫がいっぱいいるのを発見。見たいけど触れない、でも見たいという感じでしたが触ってみる子もおり、ダンゴ虫とも仲良くなりました。
公園の柵から道路を見ていると、次から次へと色々な車が通り、そのたびに「バス、バイバイ」「パトカー、バイバイ」と絶え間なくバイバイし続けるほど色々な車を見ました。
大きな石のぼりも、力強く上っていく姿があり、登るとみんな「大きな石、制覇したぞ」とばかりににっこり良い顔をして周りを見渡していました。
公園も行くたびに自然の姿を変化させていますが、子どもたちも行くたびに色々なものを発見したり、色々なことをして驚かせてくれます。次はどんな姿を見せてくれるのかお散歩がこれからも楽しみです。M.K


◆オオカミごっこ (きく)

お日さまに出会えた日でした。
子どもたちは、園庭で元気に楽しんでいます。初夏の草花が園庭で咲き始めていて、色水を作ってみました。子どもたちと色の付いた花を探してみましたが、少し時期が早すぎて沢山は見つけられませんでした。去年の経験からか「こっちにあるよ~」と教えてくれる子もいました。まだ、開花はしていなかったので、「プールの頃には出来るかな」とお楽しみにしてきました。
園庭遊びでも、保育室でもオオカミの出てくる話しがとても人気です。「オオカミごっこしよう」とよく誘いに来てくれます。始めは、♪おおかみさん おおかみさん 〇〇ちゃんがたべたいな♪と追いかけに行っていたのですが、保育室で三匹のこぶたの話を読んでいるうちに、少しずつ子どもたちの中で変化してきて追いかけていくとだいたいコンビネーションの下の小屋ににげていきます。お家に見立てているのかなと思い「とんとんとん。ここは何のお家かな?」と尋ねると次々に「わら~」「れんが~」と答えが帰って来ます。
こんな風に、経験がいろんな場面で繋がっていく子どもたちの発想力に毎日楽しませてもらっています。 U・A


◆自分の姿をみて (たんぽぽ)

最近子ども達は「何をしたいか」「どうしたらよいか」などいろんな情報を言葉にして出せるようになってきました。
昨日「〇くん、ガタガタ(パーテーションを)やらないで。足はさんだり、倒れたりするよ。」と保育士に言われてしまった〇くん。朝「ねえ~せんせ~これやってるよ」と〇くんが言っていたのは、自分がやっていて注意されてしまったことを他の子がやってるのをみて教えてくれたのです。その瞬間をみて、〇くんはきちんと理解し学んだのだと感心しました。
たんぽぽ組になり、いろんな姿が見られるようになってきたとお伝えしてきましたが、日々の生活の中で子ども達はいろんなことを見て、いろんなことを感じられるようになったのだと思います。
この時期になると「見よう見まね」で、友達と同じことをしてみたり、保育士の真似をしてみたり、いろんなことを見ています。
言葉も同じで、最近保育士のように「ちがうよ~。それは〇〇だよ」と子ども達同士指摘し合っている姿も見られます。時には少し強めの口調で行っている場面も、、、いろんなことを吸収できるようになってきた時期だからこそ私たちも言葉使いや関わり方に気を付けていかなければと感じました。
出来るようになった事もたくさん褒めていきたいと思います。
(K.E)

◆グループを越えた関わり (うみグループ)

昨日、そらグループのブログにありました鉄棒遊び。
ここ数日、うみグループの年中児・年長児も意欲的に取り組んでいる姿が見られます。
今日も「逆上がりの練習するんだ」「空中逆上がりできるようになったよ」と、目を輝かせ行っていました。
〇〇ちゃんと△△ちゃんが並んで行っていると、そこへ、そらグループの◇◇くんがやってきて「逆上がりやってるの?足前に出しておくとやりやすいよ」と、手本を見せてくれました。
◇◇くんも去年「やってみる」と意欲的に取り組んでいた時期があったので、同じように頑張る子に声を掛けてくれたようです。
◇◇くんのアドバイスのおかげで見通しがたったのか、より一層練習に力が入ります。
自然と子ども同士助け合い学びあう…。
この子どもたちの関わりを見ていると、改めて子どもの社会の素晴らしさを感じさせられます。
異年齢の関わり合いはもちろん、このようなグループの枠を越えた関わり合いも様々な場面で見られます。
これからも子どもたちの社会を大切にしていきたいです。
(T.N)

◆勝ち負け (にじグループ)

今日は耳鼻科健診がありました。
ひまわり組から順番に行いました。
自分の順番になると、お医者さんの前へ行き、名前を言います。
終わった後は「ありがとうございました」とお礼を言います。
もも組の子どもたちも伝えていくと言っていました。
ほとんどの子どもたちがしっかり立って診てもらい、たくましい姿でした。
もも組の数人の子どもたちは怖がる表情をしたり、お医者さんの手を押さえようとしていましたが、最後まで診てもらうことができました。
朝の集まりの後、耳鼻科健診までの時間、声が上がったのでやりたい子で椅子取りゲームをしました。
初めはひまわり、ゆり組の子どもたちがやりたいと言って行っていました。
それを見て、もも組の子どもたちも少しずつ寄ってきて、「やりたい」と言ったり、一緒に椅子の周りを歩く子もいました。
一回目の勝負が決まってから、またもも組の子どもたちも入って行っていきました。
椅子取りゲームは勝負がつくので、座れないことに過敏に反応して泣き出す子もいました。そんなもも組の子どもたちを見て、お姉さんたちは、自分たちの遊びが思い通りにできないことに葛藤していました。
泣き出す子には、その子の今の発達段階であることをこちらは受けとめ、またその思いを受けとめつつも伝えていかなければなりません。
ゲームのルールは守ること、勝つこともあれば負けることがあること、それで泣き出してはゲームにならない、お友達が困ってしまうということを少しずつ理解していけるように関わっていくことが大事かと感じます。
もちろん、すぐに理解してできるようになることではないので、いろいろな場面で何度もそのような経験をしていく中で、その都度伝えていき、相手の思いに気づけたりということにつながっていくと感じます。
その時の状況、また、一人ひとりに合わせた関わりができるよう、見守っていきたいと思います。
(H.K)

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Posted in 園のこだわり