◆6月21日(水)の子ども達
2017年06月21日 水曜日
◆肋木・ボール・雨の研究? (つぼみ)

梅雨に入ったようですね。今日は朝から雨。つぼみの2つのお部屋を開放し、ボールハウスを持ってきて、肋木などもしたりし、自由に行きたいところを行って遊びました。
お部屋が解放されると、ニターと笑みを浮かべた〇ちゃん。肋木の側まで行き、反対側に保育士がいるのを見つけると、またニターと笑みをうかべ、はいはいをして中へ入って行きました。
つたい歩きが上手な◎ちゃんは、肋木の中に入ると、つたい歩きをしながら中を通っていました。はいはいが前へ進まない△ちゃん。肋木のそばに連れてはこられましたが、反対側にいる保育士の方へ行きたいと訴えながらも後ろへ下がり、思うようにならず泣いていました。
ボールプールの方では、お座りをして、小さいボール、大きなボール、ブツブツボールを触ったり、転がってくるボールを目で追ってじっと見つめていたりしていました。ボールの研究のようでした。また、外は雨がよく降っていて、それをじっと見つめている子も。
しずくが上から垂れていることに気づいた●くん。ベランダへ出て、そのしずくを触っていました。それぞれ、いろんな場所で研究?がおこなわれていました。(T.Y)

◆遊び方の変化・じっくり遊んだあとの余韻 (ふじ)
ようやく梅雨らしい雨が降りました。今日はお部屋でのんびりです。窓を開けて、外の雨を眺めました。透明でな雨は、子どもたちの目にはどう映っているのでしょうか。ザーッという雨の音、雨に揺れる木々、、、上のほうをじーっと見つめたり、指をさしてみたりと、いつもと違う空を子どもたちなりに感じていました。
以前は、玩具の電車の線路にはまったく興味を持っていなかったふじ1くみの子たちですが、最近になり、線路を出してみると、つなげようとする姿が見られるようになっています。線路の凹の部分と凸の部分をつなげると長くなるということがわかってきたようで、線路を左右の手に持ちはめようとしますが、もう少しのところでうまくはまらなかったり、凹の部分と凹の部分を合わせようとするのでつながらなかったりです。
保育士がさりげなく手伝い、かちっとうなくはまると、拍手してニコニコ。段々慣れてきて、一人で長くつなげることができた〇ちゃん。せっかくできた線路の上ではなく、その横の床の上で電車を走らせているのには笑ってしまいました。日々の中で、成長によって、少しずつ遊び方が変わっていくのを、楽しく見させてもらっています。
ランチルームには、シール遊びのコーナーを設けました。慣れた手つきで次々と丸いシールを貼っていく子もいれば、初めてらしく、シールをはがすこともわからず、紙の上に台紙ごと置いてみる子もいます。少しだけはがしてあげると、たどたどしい指先でつまんではがすことができ、紙にペタッと貼っていました。
指先にくっついたシールが取れず、悪戦苦闘して保育士に助けを求めてくる子もいます。長時間、楽しんだ子たちは、満足して貼るのを止めたあとも、しばらく椅子に座ったままです。周りの子たちの様子を眺めたりして、余韻にひたっているようでした。もう終わったからとすぐに次の子に交代してしまうのではなく、終わったあとのそんな余韻の時も大切にしてあげたいなと思いました。
じっくり遊んだあとは、プールにボールを入れて遊んだり、廊下で車を走らせたりと身体を動かしました。新しく購入した肋木(ろくぼく)も出してみました。トンネルのようにハイハイでくぐったり、お家に見立てたり。。滑り台としても使えるので、今度はぜひ滑り台にして楽しみたいと思います。
(T.M)


◆みんないっしょだね (きく)

今日は、雨が降っていたので、室内でキーボードで弾く曲(むすんでひらいて・おおきなたいこ・線路は続くよ)のリズムに合わせて、身体を動かしたり、座って手遊びをしたりして楽しみました。
むすんでひらいて」の曲に合わせて、手遊びを楽しんだり、うさぎさんになってぴょん跳んだり、パンダさんになって床にゴロンとしたりして遊びました。子どもたちは、保育士の動きを真似て遊びを楽しんでいました。「次は何になるの」ろ子どもたちは、嬉しそうに保育士に聞いていました。
また、線路は続くよ」の歌に合わせて、お友だちの方につかまり、汽車になって、保育士2人で手を合わせたトンネルをくぐりました。みんなで、歌いながらお友だちの肩につかまり、楽しむことが出来ました。途中から保育士も子どもたちと汽車になって、みんなで、楽しみました。子どもたちは、汽車になりながら、「みんないっしょだね」と言ってお互いが笑顔になり、また一つ楽しい思い出となった瞬間でした。
子どもたちは、キーボードで弾く曲に合わせて、身体を動かしたり、手遊びを楽しんでいる様子を見て、改めて音楽の良さを感じました。最後には、アンパンマン体操を弾くと子どもたちは自然と身体が動いていました。童謡やリズム遊びは、とても大切ですが、子どもたち自身の好きな曲もまじえて行うことも、楽しむための方法の一つであると感じました。
これからも、子どもたちが楽しむため、「音楽を通して」の歌やリズム遊びを考えていきたいと思いました。そして、子どもたちから「いっしょだね」とお友だち同士で、楽しい思い出ができるように、日々関わっていきたいと感じさせて頂きました。(K・K)


◆芸術家たちの卵 (たんぽぽ)

プール開きをしたというのにプールには入れない残念な気持ちをどう切り替えようかと考えて、リアンの保育士に力を借りることにしました。
シール遊びです。ただペタペタと貼るのではなく、テーマに合わせた図柄に自由に貼っていく物を用意してくれているのです。
今日は「かさ」の模様貼りのようです。
まずはじめに説明を聞いたのですが、視線はしっかり話しているリアンの保育士を見ています。
シールの色は5色、大きさは3種類ある中で自分で決めます。
傘の柄を模様貼りしている子もいれば持ちての部分に鈴なりに貼っている子もいます。
傘から落ちているしずくに色を付けている子もいました。
それぞれの感性で色を付けていく作業に、長い子は30分以上の集中力で取り組み楽しかった~と感想が聞こえてきました。
みんな「ママに見せる。」と言ってロッカーにしまいに行こうとしますが、大事な作品はリアンの保育士が大切に管理するようです。
成長の段階がわかるように、後日きちんとお返しする予定です。
たんぽぽのみんなは今日もステキです。
その1
ブロックが固くて取れないよ~と困っていると、取ってあげると言って力を貸してくれる〇ちゃん
その2
ごっつんことぶつかって、痛いよ~とないてしまった子の頭をいい子いい子と泣き止むまで撫でる☆ちゃん
その3
お友だちが出しすぎてしまったブロックを一緒に片付けてくれる▽君
その4
生活の中の色々な場面で、「ありがとう。」って言える◇ちゃんや「ごめんね。」って言える△君の自然な発言にぐっときます。
みんな素敵すぎて眩しいです。
お天気は悪いけど、たんぽぽ組はぽかぽかでした。(N・S)


◆ママ先生&いつもと違う (うみグループ)

今日は雨模様。
久しぶりに〇ちゃんのお母さんが保育士体験をしてくださり、「〇ちゃんママ一緒に遊ぼう」と女の子たちがたくさん集まって誘っていました。
一緒にハンカチ落としをしたり、粘土で自分の名前を作ってもらったり、ぬりえをしたりと最初から最後まで側にいる子、一つの遊びが終わると違う遊びをしようと離れる子と様々でしたが沢山甘えさせてもらったおかげでみんな笑顔でした。
そして、しばらく保育室で過ごしているとどこからかピアノの音が聞こえてきました。
音のする方に向かうときく組から聞こえます。
きく組の★保育士がピアノを弾いているようです。
「なにをしているのかな」と覗くうみグループの子どもたち。
「あ、見て。□ちゃんがジャンプしてる」「ごろごろしてるー」「おーい、☆ちゃん」と声を掛けたり、ピアノの音・リズムに合わせて体を動かしている様子を見ていました。
幼児グループがやっている音楽クラブのようで「上手だね」「楽しそうだね」と言いながら、いつも朝の会や帰りの会の時きく組さんがパーテーション近くに集まって様子を見ている姿をよく見ますが今日はお兄さんお姉さんたちの方がきく組の様子を見ている姿に不思議な感じです。雨の日も自分たちがしたいこと・気になることを目一杯楽しんだうみグループの子ども達でした。
(K.H)

◆綿棒絵の具 (にじグループ)

今日は絵の具を楽しみました。
集まりでは年長児は英語教室で年少・年中児の子どもたちはあることをやります、と話しました。
また『梅雨』の話も子どもたちと共有しました。
準備を進めると早速椅子を持って「なにをやるのかな」と待っていてくれます。
今日は絵の具をやります、と話すと、「やった」と期待に添えたようです。
お題は「梅雨」です。
雨やあじさい、かたつむりが子どもたちからあがりました。
今回の絵の具は筆の代わりに『綿棒』を使いました。
筆ではないということ、初めての経験ということもあり興味を示します。
「いいね」「塗りやすい」「たのしい」と感想を言いながら塗ります。
「これいろんないろの雨」「これはあじさい」「おうち」
「かたつむり」「おたまじゃくしで、こっちは足が生えてきたんだよ」
「これはかえるの卵」
とにじグループの生き物も関連づけて描いてくれました。
できたお友達は次のお友達に椅子を譲ったりと上手に入れ替えをしていました。
新しくきたお友達への説明も最初から集中して描いていたお友達から教え合う姿も見られました。
英語教室では歌に合わせて踊ったり、塗り絵をしたり、3匹の子ぶたの絵本を見ました。
「英語の本だったけど、日本と一緒だった」と内容は全国共通なのか、という気づきを得られました。
(A.Y)


◆あめふり (そらグループ)

今日は雨だったので、室内で過ごしました。
最近園庭で、鉄棒に挑戦する子ども達が多いため室内にも用意してみました。
園庭のように数はないので、行列になって自分の順番が回ってくるのを待ちました。
もうすでに出来る技を何度も繰り返す児、これから出来るようになるために何度も挑戦する児、いざ自分の順番が回ってきても皆に注目されると恥ずかしくて辞めてしまう児などがいました。
鉄棒の技はぶたのまるやき、前転、逆上がり、こうもりなどさまざまな種類があります。
出来ると達成感を味わえる一方で少し間違えると危険を伴うものでもあります。
挑戦する児の中にも誤って手を放してしまう児、手を持ち替える児、転ぶように着地してしまったりする姿も見られました。
室内の場合はマットが敷いてあるため、園庭よりもダイナミックに練習することが出来るように感じました。着地するまではしっかりと手を離さないこと、ぶら下がったあとに床に手をついて着地するときは肘を曲げず腕に力を入れておくことなど細かく伝えられる機会となりました。
安全面に気を付け楽しく行っていきたいと思います。
また、絵の具遊びも行いました。濡らした画用紙に絵の具で色を付けていくにじみ絵という技法を使いました。色が広がったり混じったりする様子を楽しみました。赤・黄・青の三色でも一人ひとり違った作品が仕上がりとてもきれいでした。
雨の時期、園庭へ出られない分室内遊びを充実させていけたらと思います。(K.Y)


Posted in 園のこだわり