◆6月15日(木)の子ども達
2017年06月15日 木曜日
◆静かーなトランポリン (つぼみ)

今日は園庭に出ました。園庭への柵を開けると、はいはいできる子は、砂場、すべり台の周辺あたりに、大分自分から進んで遊びだすようになりました。
前回、奥の築山へ行き遊びました。広い園庭。奥にも遊ぶところがあることには気づいていませんし、まだまだ自分からそちらの方まで行くことはないようです。みんなで移動し、いつもと違う場所で遊びました。
みんなでトランポリンに乗ってみました。トランポリンの網をさわってみたりしながらも、ほぼみんなじっとしていて、保育士が軽く揺らし、その揺れにみんながノッテ揺れていました。静か―なトランポリン。歌を歌うと、にこにこ体を動かし乗っている子もいました。
静か―なトランポリンを楽しんでいると、日が当たってきたので、場所を変えて、目の前の水路の真ん中に移動しました。気持ち良さそうに座って、上を見上げたり、辺りを見たり。自分からどんどん移動できる子は、水路をハイハイで渡っていきました。ちょっと怖くて水路を渡れず、そのあたりをハイハイしている子もいました。
その後は、さらに遠くへ自分で移動したり、その場に座ってじっとしていたり、トランポリンにつかまり立ちをしていたり、それぞれ園庭遊びを楽しんでいました。
いろんな場所に移動し、みんなで仲良く園庭遊びを楽しみました。(T.Y)


◆テントウムシを探しに・・・ (ふじ)

暑くなったり涼しくなったりの不安定な天気のせいもあるのか、週末になってくると疲れが見えてきたり、体調も崩しがちになるこの頃です。
今日は休みの子が多く、1組と2組は一緒のお部屋で過ごすことにしました。朝の集まりも一緒です。2組が最近よくやっている名前呼びは、タンバリンを叩いて返事をします。2組を真似て1組の子も、はにかみながらタンバリンを叩いて返事してくれました。
園庭に出るまえに、〇くんと保育士でお話し。「今日は、園庭で何しようか?」「・・・。」「テントウムシ探そうか。」「ウン!」。普段から虫や自然に興味がある〇くんは、私が保育士がカエルのエサを探したり、キュウリの苗を見たりしていると、側に寄ってくることが多いのです。そんな〇くんをテントウムシ探しに誘ってみました。
外に出ると、「テントウムシ、テントウムシ。」と言いながら、園庭の奥へ。「葉っぱのところにいるかな~?」と探してみますが、なかなか見つかりません。テントウムシはいませんが、模様のきれいな蝶のような虫を見つけました。
ちょっと珍しい虫に、固まってじーっと見つめる〇くんたち。「もうちょっとこっちのほうがよく見えるよ。」と誘っても、足が前に出てきません。ドキドキしているようです。しばらく、虫を見つめてから、またテントウムシ探しに。。
大型遊具の後ろをぐるっと回って、今度はちょっと変わった蜘蛛のような虫を発見。またまた緊張感を持って、少し距離を置き、じーっと観察。次は、キュウリの苗を見に行きました。葉っぱを触ってみると、ざらざらふわふわ。一緒に触ってみました。テントウムシ探しの旅は、少しずつ仲間が増えてきました。でも、肝心のテントウムシは見つからず・・・。
そこへ、真っ白のモンシロチョウ登場。子どもたちの周りをふわふわと飛ぶちょうちょをうれしそうに追いかけます。ちょうちょに向かって、指を差した▽くんが「あっ、触った!」と言いました。実際には触ってはいませんでしたが、指を差した先に間近にいたちょうちょが、▽くんには触って見えたようです。
「すごい!ちょうちょに触ったの??」と一緒に喜ぶと、▽くんもとてもうれしそうでした。みんなでアリも見つけた今日の園庭めぐり。ちいさな発見や驚きがたくさんありました。
(T.M)

◆ありがとうきぐみさん (きく)

今日は大聖堂まで散歩に出かけています。大人の足でもちょっとした散歩コースです。友達と手をつないで出かけていますが、まだまだ練習中。手も放したくなるし、道もそれたくもなるし・・立ち止まりたくもなるし・・歩きたくもなくなります。
当然だな~と思いながらも前には進みたい。「すごいな凄いな。やったねやったね!!」褒め続けます。10個褒めて、1つ頼む。子どもたちは、嬉しい言葉は耳に入りやすい気がします。何となく誇らしそうにしています。
そんな風に何とか到着した散歩。〇〇ちゃんからひとこと。
「せんせ。がんばったね」
笑ってしまいました。〇〇ちゃんは、お見通しだったのかなと思うと子どもたちの方が上手です。
大人でも肯定的な言葉は耳にも残るし、心にも残ります。子どもたちにも嬉しい言葉をたくさん浴びせて過ごしていきたいと思いました。U・A

◆大聖堂に歩いて行こう (たんぽぽ)

たんぽぽ組の出窓の向こうにクレーン車が。工事の為足場を組んでいたようです。外を見て、大興奮の子ども達。朝からちょっとしたプレゼントでした。
お天気がよくなった今日。「大聖堂に歩いて行こう」と決めました。
おやつを食べ、トイレやおむつ替えを済ませたらお支度開始です。準備が整ったところで、ちょうどよくミッキー体操がかかりました。
いつも通り、「保育士や友だちとしっかり手をつなぐこと」「途中でイヤイヤにならないこと」「車や自転車に気を付けて歩くこと」「最後まで楽しく歩くこと」のお約束を確認して
出発です。
途中、落ちている実が気になったり、靴のマジックテープが取れたり、走ってくるバスが気になったりしながらも、みんなしっかりとした足取りで歩いていました。
子ども達は、3人ずつで手をつないでいます。
バランスを取りながら、お友だちと歩くスピードを揃えながら、なかなか難しいことです。
それでも、目的地大聖堂まで泣き顔を見せる子もなく、17分で到着しました。
大聖堂では、トイレを済ませ、お茶を飲みひと休み。
そして、またお友だちと3人組で手をつなぎ、育子園に戻ってきました。
帰りは、お腹空いたり疲れたり。けれど、22分で到着。
「今日の給食、カレーだって」「フルーツは何かなぁ?」などなど、会話を楽しむ余裕もある子ども達でした。
お家では、まだまだ「だっこ~」の多い年齢でもあるかと思います。園でのお散歩では、しっかりと歩いています。今のうち、たくさんだっこしてあげてください。
園では、これからもお友だちと手をつないで歩く経験をたくさんしていきたいと思って
います。
たくさん歩いて汗をかいたので、シャワーを浴びてサッパリしました。(M.C)


◆良い加減 (うみグループ)

恐竜フィギュアで遊ぶもも組の男の子達。
その様子を見ていると、楽しそうに遊んでいるかと思えば、急に怒り出したり、かと思えばまた笑い合っていました。
〇くんが怖い肉食恐竜役になり、みんなを食べようとします。
「きゃー」と叫びながら、背中に自分の恐竜を隠したり、一緒に「ガオー」と叫んで戦おうとしたりします。
何度もそれの繰り返しなのですが、少し手がぶつかってしまったり、大きな声を出しすぎたりすると「ねぇ、やめて」「今の声うるさかった」などとお互いに急に冷静になって言い合い「ごめんね」というとまた笑顔に。
遊びの中で、「こうしたら、こうなるんだ」「これをされたら、こんな気持ちになるんだな」「このくらい力をいれてしまうとお友達は痛いんだな」ということを沢山経験し、感じることで、言葉や行動などの丁度いい加減や相手への思やりなどを学んでいるのだなと思いました。(B・K)

◆健康診断 (にじグループ)

昨日は眼科検診、今日は健康診断がありました。
集まりでは今日はお腹見せたりするよ、などと説明しました。
すこしこわばる表情の子どもたちもちらほら。
ドキドキしてる人、と聞くと素直に手を挙げてくれる子どもたち、強がる姿の子どもたちといました。
「昨日もドキドキしたよね」と話す子どもたちもいました。
検診は名前順で並び行います。
あいうえお順で一番前のお友達はどんなことをするかわからないから緊張するよね、と話すと「僕一番がよかった」という声もでました。
どうしてか聞くと、「キュウレンジャーがよく見えるから」と答えてくれました。
昨日の眼科検診では見ていてほしいところにキュウレンジャーの写真がありました。
今日はなんの写真があるかな、と楽しみになる子どもたちと可愛らしい発言もありました。
時間になると、年少児から順に名前順に並び、ホールに向かいました。
ドキドキの表情の子どもたちでしたが、泣く子どもたちも少なかったように感じます。
年中児では、「私大丈夫だったよ、◯くん頑張ってね」「おれは大丈夫だよ」「◯くん頑張ってね」と応援する場面もありました。
にじグループの子どもたちが終わる時間にはちょうど園庭の時間になりました。
泣いてしまった子どもたちも園庭ではいつも通りの生活に一安心という表情でした。
年少児の△くんは大好きな年長児と一緒に太鼓橋を登ろうと挑戦したり、鉄棒が大好きな□ちゃんは、他グループの鉄棒仲間のお友達と何回も挑戦していました。
健康検診後の子どもたちは「写真がなかった」「怖くなかった」「昨日と向きが違かったね」など共有する姿も見られました。
今日も子どもたち頑張りました。たくさん褒めてあげてください。
(A,Y)


◆一緒に (そらグループ)

昨日の眼科健診に続き、今日は健康診断がありました。
朝の会で「受ける前にはどうするのかな」と問いかけてみると
「○○です。よろしくおねがいしいます。終わったら、ありがとうございました。」と素晴らしい答えが返ってきました。答えてくれたのはひまわり組。さすがだなと感心しました。
受診の際も脱いだものをそのままにするのではなく、きちんと畳む姿がありました。
そのままにしていた児もお友達が畳んでいるのを真似て畳んだりと良き連鎖でした。
無事に健診を終えた後は、園庭とお部屋にて過ごしました。
お部屋ではひまわり組の☆ちゃんがゆり組の◇ちゃんの髪の毛を結んであげていました。
園庭では、きょうだいで遊んだり、きょうだいが居ない児も
「お兄ちゃんの○くん探しているの」とふじ組の児の手を繋いで一緒に探していました。
困っている児や泣いている児がいるとすぐに駆け寄り「どうしたの。」と声をかけたり、
楽しそうに遊んでいるのを見かけると「仲間に入れて~」と一緒に遊んだり、年齢関係なく子ども達の輪はすぐに広がっていきます。
そして、午前中の園庭あそびは全園児が触れ合える唯一の時間でもあるので、これからも温かく見守っていきたいと感じました。(O.Y)


Posted in 園のこだわり