◆6月9日(金)の子ども達
2017年06月09日 金曜日
◆刺激で起きる (つぼみ)

大分、朝登園してきてから、9:40のミッキー体操までの時間に眠くなってしまう子が少なくなってきました。ほとんどと言っていいほどいつも寝てしまう◎くん、今日も一瞬保育士に抱かれて眠りそうになっていました。
ミッキー体操が放送でかかる頃、お散歩に行く準備をしました。散歩カーに乗せられた◎くん、ムクッと目を覚ましました。みんなで散歩カーに乗り、地下鉄方面へお散歩に行きました。
すぐに揺れで寝てしまうかなあと思った◎くんも、しっかり目を開き、周りの景色を見たりと気持ち良さそうに散歩カーに乗っていました。地下鉄が見られる所に着きました。ゴーと電車が出て来ると、音がする方向を見るという感じで、みんな電車を見ていました。
「ばいばーい」と、手をふることを覚えた〇くん。上手に電車に(?)手を振っていました。そして、◎くんも、眠ることなく、電車を見ることが出来ました。電車を見た帰りは、みんなもちろんコックリコックリし出し。こうして、園に無事に戻り、またそれぞれ、布団へ、園庭へと活動を始めました。(T.Y)


◆虫好きになってきました (ふじ)

ふじぐみも朝の会まではいきませんが、ちょっとした朝のお楽しみ会のようなことをし始めています。
ふじ1組からは、「ひげじんさん」の手遊びの歌が聞こえてきました。静かに保育士の歌を聞きながら手をじっと見る姿がありました。
ふじ2組は、今日も早々と外に出てく姿があり、ウッドデッキの上でのミッキー体操がさまになってきました。
ふじ3組は、「大きなお口のかばさん」の紙人形がお気に入り、出て来て欲しいと言いながら口が大きく開くと「怖い」と言い出します。それなのに口の中に手を突っ込んで楽しむ姿もあります。かばさんの歌も覚えて親しんできました。
みんなで園庭に出ていくと、砂場の玩具を園庭中に広げて並べてあそびはじめました。砂を入れて遊んでいるとてんとう虫を発見、カップの中に入れて覗き込んでいました。
アリが木に登っていくのも発見、下からジーッと上がっていくのを追っては、見失い、また違うアリを見つけては追ってを楽しんでいました。
ちょうちょも見つけては、目で追いようになりました。草むらの中を虫居ないかと探す姿もあり、大分虫好きになってきました。
これもお散歩に行って沢山ちょうちゅや虫を追いかけたり探したりした経験を通し、関心が向くようになってきたのだと思います。これからも子どもたちと一緒に楽しみながら小さな動植物に触れていくたいと思います。 M.K


◆心ゆたかに・・・ (きく)

昨日、子ども達とはつか大根の種を撒きました。
名前の付いた牛乳パックに土を入れて、そこに自分で種を撒き水を撒きました。
子ども達も、自分の物という意識が強いようで、毎日「もうなった?」と覗いています。
今日も、園庭に出る前にジョーロで水をあげてから行きました。
そのことがきっかけで、子ども達にもいろいろな変化が見えてきました。
ふじ組の時の栽培を思い出して、「トマト出来たね」「園庭のきゅうり、美味しかったね」と話している子がいたり、周りの植物に興味を持つ子が増えました。
園庭のプランターに咲いているきれいな花を見つけて、「きれいだね」「ピンクのお花、かわいい!」となでてみたり、お友だちを呼んできて一緒にお花を見ていました。
元々、木々になっている実を集めたり、おままごとに使っていた子どもたち。
でも、先日のお部屋で育てた【ブロッコリースプラウト】や昨日種まきした【はつか大根】を通して、植物に対して「おおきくなあれ」という気持ちや「きれい」「かわいい」という気持ちが表現されるようになり、嬉しくなりました。
この気持ちが、色々な所で形となって表現されると、心豊かになるように思います。
子ども達が心ゆたかになるためには、そういう環境を整えるのももちろんですが、大人も心に余裕を持って、小さなことにも感動できる心を持てるようになりたいと思いました。(E.Y)

◆〇〇が好き (たんぽぽ)

「園庭でカエルのエサ探しに行こう!」とやる気満々で出た園庭。
カエル見たさに集まるもののエサを探してくれたのは1人。もう子ども達は他の事に目的が変わっています。
誰かの「これなーにー」という声が聞こえると「なんだなんだ」と子ども達の興味の信号が発信され、みるみる集まってきます。そこにはあおむし(きっと蝶ではない)が落ちていて、保育士と一緒に踏まれないように近くの葉っぱに乗せてあげました。
みんなで「ばいばーい」と別れを告げ、またそれぞれあそびに行っていました。まるで砂鉄のような子ども達。色んなものをみつけては次へと行き、子どもたちは毎日が冒険のようです。
太鼓橋も登れるようになった子に刺激を受けて「私もやってみる」と挑戦する子も何人か出てきて、最近登れるようになった子もいます。友だちと一緒ということが楽しくなり、一緒にごっこ遊びや会話も弾みます。「〇ちゃんといっしょなら」「□くんと☆先生がすき」など誰かと一緒な事に喜びを感じるようになった子ども達は以前にも増して楽しそうです。
その分、楽しいことも多ければ、時にはいたずらをしてみたり、ぶつかってみたりという姿も多くなりましたが、たくさんの関わりが子ども達を日々成長させているのだなと嬉しく思います。日々の生活で「こんな姿もあったんだ」と私たちもいろんなことに気づかされます。
そんな子ども達と一緒に私たちも成長していけたらいいなと感じました。
これから雨が多くなったり暑くなったりするようなので体調面にも気を付けていきたいと思います。
(K.E)


◆「いっぱい?ちょっと?」 (うみグループ)

今日は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
お部屋では、ブロックや魚釣り、おままごと、机上遊びと、様々なゾーンで遊びが繰り広げられ、園庭では、鬼ごっこや虫探しなどが主体的に行われていました。
今まで、おままごとゾーンでは、レストランごっこが主流となっていましたが、今日は、年少児が中心に「ちょっと?いっぱい?」と、お当番ごっこが行われていました。
ロフトに入ってみると、年少の〇〇ちゃん。
「せんせい。いっぱい?ちょっと?」「はい、いっぱいですねー」などと、得意げに笑顔で配膳してくれました。
〇〇ちゃんの楽しそうに遊ぶ姿はもちろん、お当番に対する期待、意欲が高まってきているんだなと嬉しい気持ちにさせられました。
今後、年少児も個々のペースに合わせお当番を行っていきますが、その時の子どもたちの姿、気持ちを大切にしていきたいと感じさせられました。
(T.N)

◆気持ち作り (にじグループ)

今日も朝の集まりでは子どもたちが前に立って『宇宙人』の手遊びを披露してくれました。
通常バージョン、高速バージョン、スローバージョンと3パターンです。前に立つ子も座ってる子も笑顔が溢れます。
子どもたちがみんなの前でイキイキと何かを表現する姿を大切にしていきたいです。
ホールでは年長児だけで集まり、お泊り保育について話をしました。
お泊り保育にちなんだ絵本を読み、お泊り保育をするにあたり、今どんな気持ちかを1人ひとり聴いていきました。
「ママと離れるのが心配」「ぼくも」「〇ちゃんも」
「でもお泊りするのうれしいよ」「うれしいけど夜は泣いちゃうかも」
話を聴いていくと、子どもたちは『心配』なだけでも『うれしい』『楽しみ』なだけでもなく、『楽しみだけど、ママたちと離れるのは不安』という気持ちが大きいようです。昨日同様、妹や弟の心配をする子たちもいます。
絵本に登場する子どもたちも不安になり、泣き出したり涙をこらえますが、先生やお友だちと一緒に過ごすという事に安心感を持ち乗り越えます。
絵本の登場人物はどうだったかを質問すると「泣いちゃったけど先生がやさしく顔を撫でてた」「だから泣いてもいいんだよ」「誰かが泣いたら「大丈夫?」ってきいてあげる」「みんなと一緒だから心配だけど大丈夫」といった言葉が口々に飛び出しました。
不安な気持ちもうれしい気持ちもみんなで共有する事で連帯感が生まれたようです。
その後も、なぜ年長児がお泊り保育をするのか?小さい子もお泊り保育が出来るか?等、話をし「小さい子は約束を守れないから」「お泊りしたら泣いちゃうから」「自分であぶない事が分からないとダメ」とそれぞれの考えを伝えてくれました。
そして、これまで話してきたように「カレーが食べたい」「アメリカ行きたいな」と盛り上がります。そこからまた白熱した会話が繰り広げられました。
「飛行機に乗らないとアメリカには行けないよ」「館山ならバスで行けるのに」
「飛行機乗ると遠いね」
ここで◎くんが「飛行機乗るにはパスポートがないとダメだよ。お水も持って乗っちゃダメなんだよ」と発言しました。
「パスポート持ってる」「え~持ってない」と答える子どもたち。
パスポートにハンコをもらわないと通れない事や、持ち物チェックがある事も説明する◎くん。色々な国に行くには様々な事をクリアしないと行けないと力説します。
「でもアメリカや他の国に行きたい」
「日本じゃない国に行ったらカレーが食べられなくなる」と心配する子もいます。
思いがけず◎くんが知識を伝えてくれた事で話を『世界』にまで広げてみました。
飛行機に乗らずにどうやってアメリカや他の国に行けるか?
パスポートはどうすれば良いか?
カレーは日本以外の国でも食べているか?
『世界』って何だろう?・・・
「世界の国旗を描いたよ」「国旗の塗り絵もした」
「他の国には飛行機乗らないと行けないし~」「乗ったら遠すぎるよ」「パスポートもないけどすぐ作れるの?」色々と考えながらもすぐに答えは出ない様子です。
カレーについての質問だけは答えが出ました。
「インドではカレーを毎日食べているんだよ」「インドカレーにすればいい」「ナンをカレーにつけて食べるんだよ。おいしかったよ」「インドの人は手で食べるんだよ」「ナンは良いけどカレーを手で食べるのは嫌だ。スプーンで食べたい」
そこでも◎くんから「インド人でも手で食べる人は少ないよ」とのマメ知識が入ります。
白熱した話し合いでしたが、段々と子どもたちの集中力も限界が近づいたようです。
ここで一旦終了し、またみんなで考えてみようという事になりました。
お泊まり保育について、改めて自分の気持ちと向き合い、みんなで泊まる意味を考え、どんなお泊まり保育にしたいか考える事で、また深まりを見せたように思います。
他のグループから出た話も共有し、みんなで作り上げるお泊り保育が最終的にはどんな形になるのか、私自身も楽しみにしたいと思います。
O・Y


◆育てる (そらグループ)

昨日、園庭にゴーヤ、ミニトマト、キュウリを育てるため子ども達と苗を植えました。
野菜を育てるために一度使用した土は再利用できない為、昨年使ったプランターに堆肥という土を混ぜます。その後苗を植えていきました。
今日は園庭へ出ると、沢山の子どもたちが自ら進んで水やりをする姿が見られました。成長が目に見えてよくわかることや、実になったものを収穫できる面白さ、身近ですぐに食べられることなどが理由でこれらの野菜を育てることにしました。
自分たちで育てることで、苦手な野菜でも挑戦する気持ちがうまれたり、みんなと一緒ならおいしいと思えたりするのも育てることのよさだと思います。
保育室で飼っているカブトムシは子ども達から大人気です。触ることを怖がり泣いていた子ども達もいつのまにか自然と触ることができるようになっていました。カブトムシは何を食べるか子どもたちが図鑑で調べた所バナナがよいということで、給食室へ行って餌をもらいに行く姿も見られます。
保育室では虫、園庭では野菜と育てるという経験を通して共に心も身体も成長していくことが楽しみです。
今日は、クレヨンと絵の具を使ったはじき絵を行いました。集まりの時間に「あめふりくまのこ」を歌うことが好きな子ども達の姿を見て、子ども達がイメージする歌の内容を絵に描いていくことにしました。
山、川、雨、魚など描くものは一緒でも描く場所や大きさ色などはそれぞれで素敵な作品が出来上がりました。(K.Y)

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