◆6月8日(木)の子ども達
2017年06月08日 木曜日
◆沢山の刺激を受けて… (つぼみ)

毎日園庭に出ることでたくさんの刺激があることが分かっているようで、今日も朝から外に出たいとテラス前の窓の前に集まってくる子どもたち。
雨が降る前に園庭に出て遊びました。
シャボン玉を飛ばしてみるといつも以上に風が強く、勢いよく飛んでいくシャボン玉に目が追い付かないものの、飛んでいく流れが分かってくると手を伸ばして、満面の笑顔でシャボン玉を触ろうとする子が出て、その姿が見えると一人二人と手を伸ばし触ろうとしていました。
とても魅力的だったようです。
また、ふじ組のお兄さんお姉さんがすなばの玩具をログハウスに持ち込み、ままごとをしている姿を見つけると遊ぶ姿をじっと見つめ、やってみたくなった△君は、手を伸ばして触り、遊び方を研究しているかのようです。
目の前にいる、お兄さん、お姉さんの存在は、とても魅力的なようです。
砂場に行く子もいますが、今日は保育室前の大きな木の下に座りじっくり遊ぶことが多かった子ども達。
時折、小雨が降っても大きな木の下にいると雨がしのげて、心地よく遊べました。
視界に入るすべての物に関心を持ち探索する楽しさを日々感じている子どもたち。より、世界が広がりつつある為、探索する楽しさを一緒に共感していきたいと思います。
また、最近は、給食を食べる子が増えてきて、食事タイムは、賑やかになってきました。
一口食べては、にっこり。育子園の給食の味や保育者や何人かの友達と一緒の空間で楽しさも知り、幸せそうな表情をどの子もしています。
初めての体験を満喫中の子ども達です。
(N.Y)


◆同じ空間で楽しむ (ふじ)

今日はあんまりすっきりしない天気でしたが園庭に出てあそびました。
砂場からカップに砂を入れツリーハウスに入り数人で遊んでいた〇ちゃんたち。
同じ空間で同じ遊びをそれぞれ楽しんでいました。
ローラーすべり台に△ちゃんが見えた〇ちゃん。口元に手を添え「お~い」と呼ぶと△ちゃんも「お~い」とお互い呼び合っていました。
離れた所にいるお友だちと声を掛け合う姿に成長を感じ、子ども同士意識しあって関わりあって遊んでいる姿が多くなってきていると感じました。
まだまだひとりでじっくり遊ぶ姿が多い時期ですが(ひとり遊び・平行遊び)集団生活の中で相手を意識し関わり合い社会性を高めていくことが出来るのは集団生活のいいところのひとつだと思いました。
「あめぽつぽつ」と◇くん。少しが雨降ってきたことに気付き言っていました。
ぽつぽつと降ったりやんだりでしたが様子を見て遊んでいき、早めに出た子はホールであそんでいきました。
これから梅雨の季節にはいっていくんだなぁと感じる1日でした。
t*s


◆やってあげようか? (きく)

今日は、二十日大根の種を植えてみました。1人に1つずつ牛乳パックを用意してそこに撒いたのですが、支度をしている保育士の姿を見てみんな興味津々です。
土を見て『うわ~』と喜ぶ様子の子と触るのはちょっと・・・と困った顔になってしまう子と様々でした。◎くんと△ちゃん、一緒に種まきをしたのですが、△ちゃんは土に触りたくありません。
◎くんは喜んで種まきをしていました。◎くんは、自分と違う反応をしている△ちゃんに気が付きました。顔を覗き込んで「やってあげようか?」と何度も声をかけに行きます。友達の姿をみて、自分が何かしてあげようと思える優しい◎くんです。
様々な活動を取り入れていくからこそ見える子どもたちの姿を大切にして子どもたちにとって価値のある経験が提供できたらと感じました。U・A


◆たたむ・・・できた (たんぽぽ)

毎月の大切なこと、身体測定をする日です。
みんな要領は言うことなしなので、さくさく準備を進めていきます。
今日はひとつ提案してみました。
「脱いだお洋服は、ぱったんぱったんって畳んでみよう。」
そう言葉を添えながらぱったんぱったんとやって見せてみました。
実はお世話遊びのなかでお人形のお洋服やお布団を畳む様子を見ていて、そろそろ出来そう・・・と思っていたのです。
案の定、見事にぱったんぱったんと畳み始めました。
中には裏返しになってしまったズボンに、腕を入れて先をつかみ見事に表向きに直せる子もいました。
みるみるうちに、机には畳んだお洋服が並べられていました。
外遊びの後の着替えはまだ慌ただしいのですが、少しずつ「畳んで。」と声をかけていこうと思います。
園庭に出る前にお約束したことがあります。
雨がざーっと降ってきたら急いで帰ってきてね、ということ。
実は出てすぐにポツポツ降ってきたのですが、すぐにやみそうだったのでひとまず木の下で雨宿りをしました。
思った通りすぐにやみましたが、その後お部屋で色々な言葉が聞こえてきました。
「雨が降ってきたからトンネルの中に隠れていたの・・・。」
思わず「ステキね~。」とうけとめました。
そういえば「ウインナー食べよか。」って中から聞こえてきたのを思い出しました。
トンネルの中は色々便利なようです。
この先長い梅雨に入りますが、次々にいろんなことを工夫して遊び出すことがたのしみです。
(N・S)

◆あおむし (うみグループ)

今日は、曇り空の下少し肌寒さも感じる気候でしたが、子どもたちは変わらず氷鬼やトランポリン、鉄棒や泥遊びで沢山身体を動かして遊びました。
そのうちに弱い雨が降ってきて、銀杏の木の下で少し雨宿りをしました。
すると、あおむしがその木によじ登っているのを見つけました。
透き通った色の綺麗なあおむしで、時々首を振る可愛らしい動きに子どもたちは釘づけになっていました。
あおむしを見つめながら、様々な会話が飛び交います。
「どこに行きたいのかな?」「葉っぱを食べるために登っているんじゃない?」
「捕まえようよ」「かわそうだよ」
「他にもあおむしいないかな?」「こっちにはいませーん」
そんな話をしているうちにあっと言う間に木の上の葉っぱにたどり着きいていました。
葉っぱと同じような色をしているので、よく見えなくなってしまいました。
「葉っぱ食べられてよかったね」「あ!見えるよ!食べてるんだ」
子どもが手の届く高さから、大人の背よりも高い木の枝に行くまでの間じっと待っててくれた子どもたち。
あおむしの小さくても強い力を感じ、それを信じて見守ってくれていることに嬉しくなりました。(B・K)


◆かたつむり制作 (にじグループ)

集まりをやる前に子どもたち同士で紙芝居を読んだり、見たりと可愛らいい姿から今日が始まりました。
集まりでも『うちゅうじん』の手遊びを一人でみんなの前でやってもらいました。
年少児の子どもたちも「やりたい」と手をたくさんあげてくれました。
集まりを終えると、年長児の子どもたちとお泊まり保育の話をしました。
以前子どもたちから出た『やりたいこと』を再度思い出してもらいました。
年長児だけの特別な行事、いつもはできないすごいことをしようと話は盛り上がります。
「映画」「恐竜博物館」「電車に乗りたい」「タクシーもいいな」「みんな乗り切れなくてぎゅうぎゅうだよ」
多く出た案を『いつもやれること』『やれないこと』に分けました。
「海はいつもできない」「プールは入れるけど、プールのお風呂は入れない」「花火はできない」と話合います。
そんな話をしていると、「ちょっとさみしいな」という声がありました。
パパやママから離れることは寂しいです。
「僕は大丈夫」「この間一人でお風呂はいったもん」と平気という子どもたちもいましたが、「でもさ、弟がさ僕いないとどこいったの、って泣くかも」「この間トイレいっただけども探してた」「妹は泣いちゃうな」と自分たちより、兄弟が気になるようです。
お泊まり保育は楽しみな反面、いつもの家・人と条件が全く違うため心配する子どもたちもいます。
みんなで最高の思い出になれるようたくさん話合い、楽しいことを共に考えていけたらと思います。
他に窓やドアに貼ってあるアジサイに今日は仲間を増やしました。
梅雨の話をしたときに子どもたちから出てきた『かたつむり』です。
制作の仕方はかたつむりの甲羅となる丸いものを部屋中探してもらい、写真を撮って体をクレパスで書いて完成です。
部屋にある丸いもの探してください、というと「扇風機」「先生の帽子」「スプーン」「ボタン」「時計」と次々出てきました。
それらを写真で撮り、丸に切って画用紙に貼り、たくさんのかたつむりがお部屋に現れました。
その後園庭でもたくさんの丸いものを見つけました。
午睡時起きている子どもたちと制作を楽しみたいと思います。
(A,Y)


◆カレーとマシュマロ (そらグループ)

今日は室内園庭遊びを行いました。
室内では、年長児が作った作品たくさん飾られています。
それを触ってしまう年少児がいます。
何度も注意をする年長児と何度も注意をされる年少児がいます。
子供同士で解決出来ない時に「せんせ〜い、あのさ〜」と助けを求めに子供達が来る事があります。
年少児が困った時は泣き声が多くそれは、何でも自分で解決しようとしていたり挑戦しようとしたりする姿も多いことから「頼ればいいのに・・・」と思う瞬間が多いです。年中児はよく「○○くんが〜」「○○してるよ〜!」と告げ口を沢山してくれます。自分もこないだやっていたじゃないと思う事も沢山ありますが、そうやっていけないことを注意されて注意して覚えているように感じます。他人の事になると「いけない事発見!」アンテナが異常に反応してしまうのは面白いです。年長児は、保育者と同じように子供達に注意をしてみようとしますが上手くいきません。そんな時に、保育者に頼ってきます。
保育者を呼ぼうとすると「ごめんね?」とすがる子供もいれば「ずるいよ!」と怒る子供もいれば「え〜ん!」と泣き出す子供もいれば「もういい!」と諦める子供もいれば「あれ?けんかしてないよ?」と切り替えたりとぼけたりする子供もおります。
さて、お子様はどのタイプでしょうか。
年長児は、お泊まり保育の話をしました。
好きな活動や、やってみたいことを今日はタイムスケジュールに当てはめてみました。
仮)
ランチに「そうめんとチャーハン」を食べるために朝から調理保育です。
ランチを食べたら、おやつに「スイカやアイス・かき氷」を食べる時為に買い物に行き準備します。
そうしておやつの時間になりおやつを食べて片付けたら、夕飯の「カレー」の買い物に行きます。
買い物後すぐに調理を始め食べたら、近くの銭湯まで歩いて行きます。
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食事は多数決と話し合いとミックスメニューで決まりました。
また、何でも自分たちで行うと決めてました。
しかし、子供達は困っていました。
「あれ・・・何か買い物ばっかりいっていない?」
「遊ぶ時間がないね?」
「ご飯作ってばっかりじゃない!」
全部自分たちで賄うには大変な内容です。
子供達はこのままでは大変な事になると気づきました。
そこで、少しヒントを伝えました。
自分たちで出来ることと手伝ってもらうことと任せてみることを考えてみるよう伝えました。
そして、再度新しいタイムスケジュールを立ててみました。
去年の年長児と同様夕飯だけを自分達で取り組む事で遊びの時間が見えてきました。
また、お風呂も銭湯に行く時間がないことや去年の年長児のように温泉みたいにしたいと意見が出ました。
変わった内容となったのは夕飯のカレー作りでした。
そらぐるーぷのスケジュールと他ぐるーぷのスケジュールを照らし合わせて全体で更に煮詰めていければと感じます。
k★y
Posted in 園のこだわり