◆6月5日(月)の子ども達
2017年06月05日 月曜日
◆ひとつ上のお兄さんお姉さん (つぼみ)

休み明け、みんな今日は朝から眠い様子です。順番に起きたり寝たりし、目覚めている子は、園庭に出て遊びました。
園庭では、保育室を出てすぐ目の前にあるすべり台の周りに、何人かの子がいました。すべり台につかまり立ち。最近つかまり立ちができるようになってきた〇くん。他の子がつかまり立ちをすると、一緒になってつかまり立ちをしていました。
立ってみる景色はいつもよりも目線が高く、とってもうれしそう。前の友だちも見えます。そこへ、ふじ組の子がシューとすべり台をすべってきました。ローラーがくるくると回る音がすると、その音にビクっと体を動かし、驚いていました。
トランポリンの方にも△ちゃんが行き、トランポリンの上に座ってみました。トランポリンの網を触ったりしていると、またふじ組の子がピョンピョンととんできて。△ちゃんはちょっと揺れが怖かったようで、泣き顔になって助けを求めていました。
一つ上のお兄さんお姉さんの動きですが、つぼみの子にはまだ刺激的なようです。いろんな刺激をあっちでもこっちでももらっています。(T.Y)


◆楽しみな水遊び (ふじ)

月曜日の今日は園庭で遊びました。
外へ出て靴を履くのに水道が気になります。何人かで集まり上手に蛇口をひねり水を流します。
楽しい水遊び。水道は子どもたちにとって興味がある場所です。
園庭で何してあそぼうか?と誘いながらもなかなか離れない子どももいます。
水遊びが楽しい気持ちを受け止めながらプール・水遊びを楽しみに出来るように関わって行きたいと思いました。
水遊びが大好きな△くんは泥んこ遊びも大好きで靴のまま泥の中へ。。。
靴を脱ぎ裸足で泥の感触を楽しむ子もいます。
おひさまに照らされぽかぽか陽気の中それぞれ遊びを楽しんでいました。
子どもたちの興味を大切に遊びが広がっていくような関わりを大切にしていきたいです。
t*s
◆友だちパワー (きく)

ふじぐみの頃にも経験してきましたが、保育室でリズム体操遊びをしてみました。保育士の真似をしながら楽しむ姿も見られたり友達と輪になって楽しんでいる子もいました。他にも、何だか照れくさいのか様子を伺っているのかちょっと遠目から見ている子もいます。保育士と目が合うと照れたように笑っています。
◎くんもその一人でした。何度か目が合いますが、ささ~と逃げていく◎くん。本棚あたりで隠れていました。そのうちに、体操を楽しんでいた何人かの男の子たちがピョンピョン跳ねながら◎くんの側にやってきました。リズム体操の動きとは違いますが、何だかとっても楽しそうです。◎くんもどんどん楽しくなって一緒に輪になって飛び跳ねています。みんないい顔をしていました。
いろんな気持ちを持ちながら日々保育園生活を送っている子どもたち。大人の意図するようにばかり感じているわけではないと思いました。子どもたちが、いろんな場面で嬉しさや楽しさに切り替わるような手助けをしていきたいと感じました。園庭でも楽しく過ごしています。U・A

◆それぞれの楽しみかた (たんぽぽ)

「人のことはいいから食べて。」そんな発言が聞こえてきました。
みんなお腹ぺこぺこです。
楽しくお話しながら給食の時間を過ごしているのですが、少し食べ進んだ頃にまわりの子のことが気になっていろいろ言葉でお世話がはじまるのです。
黙々と食べている子が様子を見ていいました。「人のことはいいから・・・」
保育士たちは思わず笑ってしまいました。
みんなよく知っています。そろそろ先生が言おうとしている言葉を。
園庭遊びはいつになくウキウキ気分です。
どうしてかというと、遊んだ後シャワーをするからです。
「シャワーしよう。」と声をかけると、いつもは最後まで幼児たちと一緒に遊んでいるメンバーが早々に切り上げて帰ってきました。
さっぱりするのは気持ちがいいのですね。
早くプールしたいな・・・と思っているようです。
プール開きはもうすぐです。
園庭に行くとお部屋のなかとは違う組み合わせで遊ぶようになっていることに気づきました。
興味の先が違うからです。
使う道具もやりたいこともお部屋の中とは違うから、一緒に遊ぶ相手も変わるようです。
きく組の子と募っている子もいます。
そんな中、そらグループの飼育の様子を一緒に観察している子を見つけました。
そらグループには「イモリ」が三匹いるのです。
観察ケースには、イモリが快適に過ごせるような環境が設定されています。
子ども達と一緒に図鑑やインターネットで調べながら育てています。
そらグループの保育者はエサをさがしていたのでしょうか、子ども達はそれぞれに虫を見つけて観察ケースに入れていました。
観察ケースをきれいに洗っている子もいます。自分の役割をみんなやり遂げていました。
その輪の中に、ピンクの帽子、オレンジの帽子、むらさきの帽子の子が混ざっていました。
興味の先が同じなのでしょう。
年齢を超えた活動の姿を見る事ができました。
こんどそらグループに行ってみようと思います。幼児の子たちがきっといろんな刺激をくれることでしょう。(N・S)

◆ぼくたちもお兄さんだもん (うみグループ)

金曜日にお片付けしたブロックやラキュー。
一生懸命に作った作品を壊してしまうのは少し残念ですが、月曜日にはまた別の物を作ろうと意欲的に取り組んでいます。
さっそく登園してすぐにラキューでダンプカーを作っていました。
説明書を見ながら、朝の集まりの後にも真剣に作っていたので、園庭に出るまでの時間で完成していました。
同じ空間で遊んでいた児もそれを見て「すげー!」と近寄ってきます。
年長児は「どうやって作ったの?」「ここも動くのすごいね」と友達の作品を褒めていました。
すると、年中・年少児は遠くからそれを見ながらも作品には触れず「ぼくもこれ作ったのすごいでしょ?」と自分の作品を持ってきていました。
いつまでも年下と可愛がられるだけでなく、お兄さん達と対等に遊びたいという思いを感じられました。
子ども同士の関わりを見ていると、年下の児が憧れの眼差しもありながらも、同じように「すごいもの作れるよ」とアピールする姿はやはり年長児から見ると可愛らしく映っているようです。
優しく接してくれる時もあれば、笑われてしまう事もあるのですが、そのような関わりの中で自分の気持ちの変化も沢山あり、その経験を通して相手の気持ちに気づけたり、思いやりが芽生えてくるのだなと感じます。
子ども同士、異年齢児の関わりの中で相手の気持ちに気が付けるような関わりをしていきたいなと思いました。(B・K)

◆ふわっふわ。 (にじグループ)

今日はそら豆の皮むきがありました。
興味を持った子を中心に行いました。
段ボールに大量に入ったそら豆は、明日のおやつで出ます。そのためにみんなで皮むきをしました。
大量のそら豆に驚き、喜んで子どもたちの手はどんどん進んでいました。
「そらまめ、あった」「ちいちゃいのもあった」
「これはなんだろう」
「なかがふわふわだよ~」「ほんとだ、ふわっふわ」
と喜びの声が聞こえています。
やっている子はずっと最後まで皮むきを楽しんでいました。
しばらくしてすべて剥き終わったあと、給食室へ持っていきました。
給食の先生にお渡しすると「ありがとう」とたくさん褒めてもらい、また嬉しくなって帰っていきました。
園庭では、カエルのエサを用意するべく、虫探しが人気です。
アブラムシいないかなとよく探しています。
また別の所では、水をバケツいっぱいに持ってきて土に入れてかき混ぜていたので、何をしているのか聞いてみました。
「土をしめらせたら、ミミズがくるとおもって、やってるの。」とひまわり組の◎くん。男の子たちでやっていました。
子どもたちの考えることはすごいです。虫を探すだけでなく、虫が来るような環境作りをするのですから。考え方の柔軟さを感じました。
(H.K)


◆環境 (そらグループ)

今日はベランダ遊びと園庭遊びを行いました。
室内で遊んでいた子供達もおります。
朝の時間は、虫かご観察から始まりました。
朝登園するなり、「カブトムシやらないの?」という子供がおります。
きっと、カブトムシの籠の蓋を開けて観察をしたいのだと思います。
そらグループの室内には、カエルの虫かご(カエル三びき)、カブトムシの虫かご(カブトムシのオス8匹)、ヤモリの虫かご(ヤモリ三びき、カタツムリ一匹、ダンゴムシ数匹)、畑で採った幼虫虫かご(不明)があります。今日は、先週末にスイカを置いてハエが来るか観察しましたが、今日見るも無残な姿になっていました。ドロドロだったりカビだったり・・・。そういったものは保育者が掃除をし、子供達はそれをじっと見つめるのでした。「これ何?」「うぇ!」「きたない!!」と言いながらも表情は笑っています。
今朝のカブトムシの虫かごは大変なことになっておりました。
地上に7匹ものカブトムシが出て来て餌が全くなかったのです。
すぐさま餌を入れ、カブトムシの虫かごから半分ずつ畑の幼虫虫かごに移動させました。
畑の幼虫虫かごからは、コガネムシが二匹でました。
これもコガネムシかどうかはわかりませんが子供達の間でもそう呼ばれています。
どうしてコガネムシって言うか知っている?と聞くと、「金ピカだから?」「カネってきんってことだよね!」と年長児が言っていました。
カブトムシもカエルもヤモリも、今子供達の中で大人気ですが、その中でもカブトムシが触れると勇者のようなそんな空気も漂っていたりします。
今日も、カブトムシの長いツノなら持てると年少児が掴んでいましたが、そこを持つと死んでしまうことを伝えました。それは保育者も伝えていきながら、年長児・年中児らもしっかり声を掛け合っていたのが印象的です。短いところなら・・・そう言うと意味もなくそこを掴みカブトムシを持ち上げてみたり、木に捕まっているのに強引に引き離そうとしたりします。今度は、持つ部分ではなく持ち方や触り方の話が必要となりました。このような話をしていると、そうはいっても自分も大人の忠告を聞かず好き勝手いじっていたことを思い返したりします。しかし、自己責任と連帯責任の違いであったりもするのかもしれません。
「もの」ではないですが自分のものと共有のものという感覚に近いと思います。せっかくの集団生活なので、共有の意識での触れ合いを大切に出来たらと思います。
朝の集まりでは、体を動かす前の準備体操や柔軟とミッキー体操をしっかり行いました。
週明けということもあり怪我のないようしっかり準備運動をして行く大切さを伝えていきました。
その後、久しぶりにじゃんけん列車を二回行いました。
年中女児2名がチャンピオンとなり照れ臭そうにしていました。どちらも大喜びはせず・・・。驚きが優っているようです。
そして、かなりの確率で最後まで残っているのは年長児のように感じます。
果たしてこれは運なのでしょうか・・・。事細かにじゃんけんを見ているわけではないので絶対とは言えませんが、年長児が年少児を相手に勝負をかける仕草は少なくはないです。
そして、次に輪になって同頭語探しをしました。ヒントをもらったり、教えてもらったりしましたが、「あ」〜「ん」まで答えていた子供達でした。
是非ご家庭でも行ってみてください。
ママ:あ〜あり
子:い〜イス
ママ:う〜うし
子:シイタケ
どこまで出来るかやってみると面白いかもしれません。
ベランダでは三輪車遊びや運動遊びをしました。
お相撲のように行う戦いごっこは、女子はセリフが多く全てが決め技一発で面白いものです。男子は、「とぅあ!」「だ!」「おぅら!」と効果音だらけです。手数が多いのが印象的です。
男子の戦い方、女子の戦い方の違いというのはあくまで参考でその逆もあります。
園庭ではカエルの虫かご、ヤモリの虫かごのお掃除を子供達と一緒にしました。
子供達はこの時に、小さい赤ちゃんカエルを手に取れるのが本当に嬉しい事のようで外に出る前から「予約」が始まります。
今日も天気が良く子供達はよく外で遊びました。
外で遊んでいない子供も室内で広々と遊んでいました。
例え、外で遊ぶ事が一番であっても自分の好きな場所で好きな遊びを出来る選べるという「環境」には勝りません。
外に出てつまらないといっているのであれば、室内で過ごすことが大切だと感じます。
大切なのは子供が選択した「その場所」で子供自身がどう働きかけられているかを見極めて保育をしていきたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり