出会った縁を大切に
2017年05月25日 木曜日
22日の朝礼で、I保育士がお父様から教えてもらったという、宮崎から全国に発信している宮崎中央新聞に掲載された、ある少年の記事ついて話してくれました。
A少年は大好きなお母さんが病で倒れ亡くなってしまい、その後お父さんはお酒好き。学校にいても誰にも心開くことなく過ごしていたそうです。
その時に担任であった先生が、自分が学校にいる時間に『良かったら勉強をしに来ていいいよ』と伝えるとその少年の目は輝き、心を開く唯一のきっかけとなり、その後成績もぐんぐんと上がっていったそうです。
その後担任の先生は転勤、学校を離れることになりました。
そんなある日、その少年から一通の手紙が届いたそうです。奨学金をもらえ高校に進学したとの便りでした。良き縁になれた事を大変うれしく有難く思ったそうです。
それから数年後、再度お手紙が届いたそうです。それは結婚式の招待状でした。そこには『現在医者として勤務し、この度結婚をすることになりました。是非結婚式に出席してほしい』との内容でした。
I保育士は、『私はこの記事を始めて読んだときに泣いてしまいました・・・』と、聞いている周りにも先生と少年との出会と、その少年の生きる力が見事に人生を変え素晴らしい物語となった事が伝わってきました。
自分も今の環境の中で、ご縁を大切に出来るような存在になりたいというの謙虚な涙が伝わりました。朝から良い話を聞かせていただきました。
そして3月に【生命尊重センター』講演会に参加出来たご縁に感謝と、宮崎中央新聞編集長水谷先生の『命をつなぐ』素晴らしい講演会を思い出し更に感動の瞬間でした。 園長
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