☆梅の木
2017年05月16日 火曜日
今の住まいに引越しをして来てまもなく一年になります。家内の実家に少し手を入れて住んでいます。
雨の上がった庭に出ると生前、義父と義母が大事に育ててくれた梅の木に小さな実がついていました。7月になると両親はその梅を干してからガラスの大瓶に入れて梅干を作り、みんなによく分けてくれていました。
梅の木は3月に花を咲かせ葉を茂らせ、5月には青い実を実らせていました。
今、この梅の木は梅の木としてそのままを生きています。
今世、私たちが生を受け自分として生きているのは一回だけです。
人も人として生きることが、人の生き方だと教えてくれています。
周りの方から「ありがとうございます」と言われてきた義父、義母でした。
ある時、義父に食事の後に「いつも、ありがとうございます」とお礼を言うと、義父は「いいんだよ、みんなが喜んでくれるのが嬉しいんだよ」と言った顔が優しく、印象的でした。
先日、0歳児、1歳児の部屋をのぞいてみたらどの子もみんな素敵な顔をしていました。
元気に笑っている子、微笑んでいる子、思うようにいかなくてとまどっている子、いろんな顔が見えました。それは、園児たちが安心して遊んでいる姿でもありました。
そこには、保育者たちの“優しいまなざし”と“あたたかいふれ合い”がありました。副園長:田中
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