母の愛
2017年05月09日 火曜日
ゴールデンウィ-クの一日、88歳になる母のところに妻と娘3人の5人で訪ねました。
日ごろは、電話でのコミュニケーションなので今回、娘たちの日々成長している姿をじかに見てもらうことが出来ました。母は娘たち一人ひとりから話を聞いてくださったので楽しくとても和やかな場になりました。気がつくと、私たち家族が母に喜んでもらおうと思って訪ねたのですが、温かな気持ちにさせてもらったのは私たちでした。
常々、本園の名誉園長である庭野日鑛名誉園長は“人が成長するのに大事な点”として一.読書、二.貧乏、三.母の愛と教えてくださっています。読書は未知なるものにふれることができ、創造力と知性を豊かにします。貧乏は志を持つことによって忍耐力を養い、向上心を育みます。三番目の「母の愛」は見返りを求めない無限の愛です。太陽の光、空気や水の如く私達に無言で提供しています。「母の愛」は私たちに“生かされている喜び”と“生きる力”を与えてくれています。
本園において保育士が“母の愛”の実践者であります。幼い子ども達が集団生活の中で自分の考えを表すことができるように取り組んでいます。たとえば朝の会では、子どもたちとその日に行う活動について話し合い、子どもたちに主体性を持たせて決めていきます。子どもたちの様々な個性を受け入れ、その存在を大事にしています。この柔軟な心の時期にしっかりとした主体性が育くむことを大切に取り組んでいます。
園庭には五匹の鯉が仲よく泳いでいます。
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