◆5月30日(火)の子ども達
2017年05月30日 火曜日
◆だるまさんが (つぼみ)

8時過ぎから徐々にみんなが登園してきて、9時のおやつが終わる頃には、ウトウトと眠くなってくる子もいます。保育士に抱かれ、寝ようか起きようかしているころ、ミッキー体操が流れてきました。ムクっと目を覚まし、ミッキー体操を聴き、にこにこ笑って手を動かし出しました。歌が好きなみんな、大分、体操やお歌に反応して体を揺らしたり、手をキラキラさせたりしています。
今日は体操の後、絵本を見てみました。『だるまさんが ころんだ』です。保育士が絵本を読む声と、絵本の絵と、こーろーんーだ と一緒に手足を動かしたりとすると、みんな集中して見ていました。にこにこ笑って、ケラケラ声を出して喜んで見ている子もいました。
普段口ずさむ歌などにも、大分反応してきていて、簡単な繰り返しのことばなど出て来る歌や絵本など、これから少しずつ歌ったり読んだりして、楽しんでいきたいと思います。(T.Y)


◆自分で履けたよ (ふじ)
今日は皆で朝の集まりを行いました。保育者が子どもたちの前で手遊びをはじめると、ほとんどの子がこちらに注目してくれました。ふじ1組の朝の集まりでは、紙芝居を読んでみました。いつもはあまり見ることのない紙芝居に、皆興味津々な顔で最後まで静かに見てくれました。
今日も良いお天気だったので、園庭に出て遊びました。保育者の声掛けで子ども達が、園庭に行く準備をしているとき、〇ちゃんが自分で靴を持ち履いていました。上手くいかなくても何度も最後まであきらめずに、一生懸命に靴を履こうとする〇ちゃんの姿は、とてもたくましく素晴らしかったです。
靴を履くことができましたが、左右逆になっていました。そんな可愛らしい姿を見せてくれながらも、また一つ成長することが出来た〇ちゃんでした。
園庭に出ると子どもたちは散らばり、それぞれが思い思いに遊び始めます。元気に走り回る子や滑り台やトランポリンやお砂場で遊ぶ子、花壇に植えたお花の芽に触る子など様々です。
中でもお部屋で飼っているおたまじゃくしには、皆夢中で見ていました。
おたまじゃくしから足が生えて小さなカエルになりました。保育者がカエルの餌を探しに、容器に入った小さなカエルを園庭に持って行くと、どんどん子ども達が集まってきて、皆興味津々に見ていました。動くカエルに指を差し驚く子もいて大興奮な子どもたちでした。(T.S)


◆だいじょうぶだよ (きく)

今日は、大聖堂へお散歩に出かけました。いい天気で、みんなの口からは「きもちいいね」という言葉も出てきました。途中で、リフト車を見る事も出来てついつい足を止めてしまいました。
外に出て遊ぶには、暑すぎるため、3階の広い絨毯の部屋で楽しんできました。何かがあるわけではないのですが、到着すると「わ~い」と走って行きました。楽しそうに走っていたので一緒に楽みました。
私が走った後にごろんとと転がっていると上に◎ちゃんが乗りにやってきました。冗談で「うわ~~」と言っているときく組の他の子たちがやって来ました。私の手をひっぱってくれる子、◎ちゃんを下ろそうと頑張ってくれる子「どいて~」と伝えてくれる子・・それぞれですがみんな『助けてあげたい!』って思ってくれている気がしました。
◎ちゃんは遊んでいるつもりで始まったことだったので「大丈夫だよ」と伝えて、みんなに乗ってもらって楽しみましたが子どもたちの気持ちが嬉しい今日の活動でした。U・A


◆ちょっとのことでも大切でした (たんぽぽ)

昨日、おたまじゃくしがかえるになったと報告させて頂きました。今日の朝の集まりでおたまじゃくしとかえるの人形を見せ「これなーんだ?」と聞くと『おたまじゃくしー』『かえるー』と元気な声が返ってきました。『あそこ(水槽)にいるよ』と立ち上がって教えてくれる子も。たんぽぽぐみの子ども達にとっておたまじゃくしの存在は大きく、毎日水槽を覗き込んでいたものですからかえるへの変化は印象強かったのでしょう。まだまだ根強い人気を集めていきそうです。
今日は大聖堂にお散歩に行ってきました。今年度初めての大聖堂ですので、まずはみんなで大きな御仏さまにご挨拶です。広いホールに入ると空気が変わってなんだかシーンとしています。子ども達に「ここは大きな声を出さないようにそっと行こうね」と声を掛けてみると『シー!』と人差し指を立てて口元に持って行きます。
静かにしようとお互い声を掛けあっていますがその気持ちが強くなり、シーの音が元気に響いています。何事にも一生懸命で思わず笑ってしまう場面もありましたがご挨拶は無事できました。
そして、道中太陽をたくさん浴びてきたので今日は大聖堂の3階の広場で少しの間、太陽とはお別れして遊びました。この広場は絨毯が敷かれているので子ども達はもちろん靴を脱ぎます。中には靴下も脱いで開放的になる子も。
そんな中、靴をポンポーンと脱いで早く遊びたい気持ちを抑えられない〇くんがいましたが、隣りでは『くつそろえるんだよねー』と脱いだ靴を自ら揃えている△ちゃんがいました。〇くんは走って行きそうになっていたのですが呼び止め、「△ちゃん、上手に靴揃えているね」と伝えてみると『〇もできるよ』と言って一緒になって靴を揃えはじめていました。靴を揃えることが出来ると二人は嬉しそうにし、次来たお友だちに『ちゃんとそろえるんだよー』なんて教えてあげたりもしていました。
ちょっとしたことですが、このちょっとした事を大切に出来た△ちゃんは素敵だなとも思いましたし△ちゃんの姿を見て僕も出来ると感じて行動に移した〇くんも素敵です。2人のおかげで素敵な連鎖反応が広がり、何人もの子ども達が靴を揃えるということを意識したようにも感じました。
ちょっとした事・・・
ちょっとでも大きなことでも大切なことはきちんと大切にしていきたいと思いました。
K・E


◆相手の気持ち (うみグループ)

ブロック・カプラ・電車のコーナーで遊ぶ子どもたち。
それぞれが興味のある遊びが同じお友達や、仲良しの友達と何人かの小さな集団になり楽しんで遊んでいました。
一緒の空間で遊んでいるように見えても、子ども同士の関わりを見ていくと、個々に自分の遊びたいものを目がけて夢中になる姿がありました。
すると、ブロックで遊んでいた3人の年長児の一人が突然、カプラやブロックを投げあいだしました。
保育士が近寄っていくと泣き出してアピールする児。
怒りがおさまらない様子の児。
叱られると思ったのか、様子を見ながら戸惑う児。
一人ひとりに話を聞いてみると、怒っている児は2人から作ったものを「かっこ悪い。変なの」と笑われた事が嫌だったと話してくれました。
意外だったのは、投げ合い泣いたり怒ったりしている児ではなく、戸惑っていた児が1番笑ったと言いました。
「ごめんね」とお友達の気持ちを思いながら謝り合っていましたが、泣いていた児は涙が止まりませんでした。
しばらく沈黙が続き、様子を見ながら待っていると、鼻水をたらすほどの涙になりました。
思わず周りのお友達が笑いだし、また言い合いになってしまうかと思っていたら、泣いていた児も一緒に笑い出しました。
「ごめんね」という言葉はありませんでしたが、その泣いていた児はブロックで同じものを作ってくれて、3人で笑い合い遊びへと戻っていきました。
大人が見えない所での子ども同士の関わりはこのようにして、一日の中でも何度も繰り広げられています。
相手の気持ちを考えたり、気づくことはとても難しいことだと思います。
子ども同士の関わりでの言葉や行動は、気が付かないうちに相手を嫌な気持ちにさせてしまう事も多くあり、ぶつかりあうこともたくさんあります。
ですが、その関わりこそが相手の気持ちに気づくことのできる大切なものであると感じました。
友達の気持ちに気づいた時に、その子どもならではの優しく温かい関わりが見られるよう、今後も見守っていきたいなと思いました。(B・K)
◆共有する喜び (にじグループ)

今日は恐竜の紙芝居を読みました。前回別の恐竜の紙芝居を読んだ時は、年長の○くんがみんなの前に立ち恐竜がいつの時代の生き、いつ絶滅したのか話してくれました。
今回も○くんが前に出て話をします。「恐竜が進化してワニとか哺乳類になりました」
すると、今日は何人かの子が自分も前に出て恐竜の話をしたいと手をあげます。
1人ひとり順番に話してもらいました。
「空を飛ぶ恐竜は鳥になったよ」
「海と陸にいた恐竜はお魚になりました」
「1番強い恐竜はティラノサウルスです」
堂々と話す子、恥ずかしげに話す子とそれぞれですが、自分なりに精一杯話しています。
すると年少の☆くんも手をあげました。
☆くんは「恐竜は今生きてて、ずっと前は骨でした」
「食べる恐竜が来たらパンチする。食べない恐竜はしょくぶつ恐竜です」
笑顔で話す☆くん。みんなも集中して聞いています。
年長児からはやさしい声で「草食恐竜でしょ」「昔生きてて今は骨だよ」と言葉が入りましたが、笑ったり☆くんの言葉を遮って訂正しようとする子はいませんでした。
それを機に次々手を上げる年少児。「恐竜博物館行ってきた。骨が大きかった」等、自分の言葉で知ってる知識を伝えます。
興味深そうに聞き入る子どもたち。話したい意欲はその後も衰えず、朝の集まり終了後も恐竜についての知識交換は続きました。
自分の興味ある事をみんなと共有し、更に楽しみを広げていくその姿はとても活きいきとしています。その後、3学年混ざり合って一緒に恐竜図鑑を見るなど、楽しみは尽きないようでした。
今後はどんな共有が出来るのか楽しみにしたいと思います。 O.Y


◆たのしいね (そらグループ)

今日は40人全員揃ってのスタートとなりました。
朝の集まり前の時間も子どもたちは、思い思いに遊びを見つけて遊んでいます。
中でも昨日増設されたダンボールハウスは賑わっていました。
「先生、汗かいたー」と子どもたちは元気いっぱいです。
朝の集まりで、今日何をしたいか発表してもらいました。
「園庭に行って水鉄砲で遊びたい」
「チビブロックでお家作りたい」
「園庭のお砂場で遊びたい」
など子どもたちの“やりたい”という気持ちはさまざまでした。
そして、今日も室内と園庭にて遊びました。
園庭では、砂場あそび、鬼ごっこ、虫探し、低年齢の児と触れ合う姿などが見られました。
低年齢の児と触れ合う姿の中で、兄弟で寄り添う姿や、兄弟以外でも手を取り合って仲良く遊んでいる姿があります。兄弟が居ない児もお友達の妹や弟を見つけると優しく寄り添う姿に心温まります。
朝の集まりの時間に、今日は気温が30℃まで上がるので、遊んでいる時に喉が渇いたり、
お部屋に戻ってきた時などは水分補給をすることを伝えていました。
その為、園庭の水飲みのところでは、しっかりと水分補給をして身体を休めている姿も見られました。
6月になると水あそび(プール)も始まります。
子ども達は今から楽しみしています。暑くなってきていますが、戸外あそびも楽しんで行えるように準備し提供していきたいと感じました。(O.Y)

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