◆5月22日(月)の子ども達
2017年05月22日 月曜日
◆それぞれのペースで今週が始まりました。(つぼみ)



今日は、とても良いお天気で少し暑いくらいでした。休み明けで、朝は泣く子が居たものの、しばらくするとお部屋のおもちゃで遊び始めていました。朝の会も無理なく少しずつ取り入れつつ、絵本の導入で保育者が子どもたちの前で手遊びをすると、ほとんどの子が興味津々で注目して見ていました。
今日は、室内や園庭で遊びました。園庭では、暑い中でも子どもたちは、元気に活動していました。中でも砂場遊びは人気で、最初の方は数人で集まりバケツやシャベルなどを使い器用に容器に入れたりして遊んでいました。
また水遊びをしている子もいました。水がたまった水たまりのところでは、沢山の子がいました。皆、夢中で楽しそうに水の感触を味わいながら、気が付けばあっという間に泥だらけになって遊んでいました。
また最近は、言葉が出てきはじめている新入園児の〇君。今日も園庭で遊んでいるとき保育者が話しかけると、首をたてに振りうなずいたり、「降りる」と言ったりとより言葉がはっきりとして、意思表示がとても上手になってきているので嬉しく思います。これから先どんな言葉が出てくるのかとても楽しみです。(T.S)
◆楽しかったよね (きく)




新しい週の始まりです。
夏のような暑さに、朝から子ども達は汗だくになって遊んでいます。
お部屋の中はすでに熱気でムーンとしていました。
そんな中忙しく子育て?(お世話)をしている子を見つけました。
しばらく彼にズームを当ててみることにしました。
一人はすでにおんぶをしています。
そしてもう一人、抱っこしているのですが、どうやらおくるみを掛けてあげたいと思っているようで、毛布を片手で伸ばしながらきれいにくるんであげようとしていました。
片手で抱っこしているものですから、なかなか思うような感じでくるむことができないようで、何度も何度もやり直しています。
そうしながら足は止まっていません。
どんどん歩いています、歩きながらの作業です。
「忙しい、忙しい。」そう言っているようでした。
ふと見ると、スカートを履いているではありませんか・・・
てっきり忙しいパパかと思ったら、ママの真似だったのですね。
そんなごっこ遊びを見ていると感じる物があります。
優しい仕草、眼差し、お世話の仕方などなど・・・自分が経験したことを真似ているのです。
パパやママの真似っこは、してもらった真似っこなのです。
だからお世話遊びはみんな好きなのでしょう。
それから、みんなで本当にお世話をしているおたまじゃくしの脚が、曲がってカエルの脚の形に似てきました。
観察ケースよりも洗面器のほうが上から見れるので脚の形がよくわかります。
お水の交換をしながらみんなで観察タイムです。
身体の変化はとても興味があるようです。
今日もみんなでエサをあげました。
今はまだメダカの餌とかつおぶしだけですが、そろそろ次の段階の餌を考える時期のようです。
まだまだお世話は続きます。
そしてもつひとつお世話のお仕事が増えました。
プランターの水やりです。
ひと足先に植えたルッコラがぐーんと大きくなっていました。
土曜日には、モロッコインゲンと絹さやの種を植えたところです。
そのほかに枝豆の苗とさくらんぼの木を買いました。
さっそく水やりのお手伝いです。
皆でお世話しようと決まりした。
美味しく頂くことはできるでしょうか・・・
こんな感じの週明け、月曜日です。
(N・S)


◆感じる (うみグループ)



登園するなり子どもたちは、「アイスクリーム作りたい」「おばけの絵本読んで」「お絵かきしたい」と、自分がしたい遊びや読んで欲しい本をリクエストしてきます。
そして今日1番多かったのは「段ボールでお家を作りたい」という声でした。
そこで、教材倉庫にある段ボールを使って作ってみる事に。
年長児が中心になり、どんな家を作るのか話し合いが行われました。
「みんなのお家を作りたい」
「ひまわり組だけのお家がいいな」「え~嫌だ。一緒に作りたい」
「だって小さい子はすぐ壊すじゃん」「壊さないよ」
「じゃあ大事にできるならいいよ。約束だからね」「は~い」
「カッターはひまわり組が使うから、ゆり組・もも組はクレパスで色を塗ってね」「分かった」
子どもたちの中で約束事が成立した所でさっそく作業に取り掛かります。
段ボールカッターを使って切ったり、クレパスで窓や屋根を描くなど、全て子どもたちがどこをどう作るのかを決めていきました。
その間には所々で子ども同士の衝突も起きます。
「そこはその色じゃないよ」「いやだ、この色がいい」
「壊さないでっていったじゃん」「こわしてないよ」
「約束守らないならお家に入れないよ」「守るよ~」
年少・年中・年長と3学年が揃うと、当然発達段階に違いがある為、お互い思うようにならずぶつかり合いも生じます。
でも「ひまわり組だけで作りたい」という声は出ませんでした。
ぶつかる度に約束事を確認する子どもたち。年長・年中児は根気よく約束事を伝えていきます。
普段の遊びでは、まだ約束事を守れず泣いてしまう事も多い年少児ですが、今回は泣く事なくルールを守って一緒に取り組みます。
このような姿は初めて見られ、集団で何かをするにはルールがあり、それを守らないと楽しみを共有できない事を、共同作業を通じて学んでいるように感じました。
こんな風に同じものを異年齢で作る事もあれば、同学年だけで作る事を尊重する場合もあります。
そしてその時々で生まれる子どもたちの関係性の変化がとても興味深いものであり、今後どんな化学反応が見られるのか、楽しみにしたいと思います。
O・Y

◆皆で楽しく (そらグループ)

今日は最高気温が30℃まで上がるということで、朝の集まりの時間熱中症について話しました。症状はめまいや吐き気がしたり高熱が出たりすることを紙芝居を通して伝えました。
熱中症にならないようにするために
・帽子を被ってしっかりと頭を守ること
・水分補給をすること(冷たいものを一度に食べすぎないこと)
を伝えました。これから更に暑い季節になっていくので、汗をかいたら自分で拭いたり着替えをしたりすることなど声をかけていけたらと思います。
今日も室内と園庭にて遊びました。
室内では世界の国旗かるたをやってみました。異年齢で約10名の子どもたちがテーブルを囲みます。保育士が読み札を読み、子どもたちが絵札を取りました。文字を読んで探したり国旗の絵を見て探したりとそれぞれの姿がありました。お手付きなどお構いなしで何度も絵札を叩いては
「これ?」と聞く○ちゃん。
知っている国を自分の近くにこっそり持ってきて待っている△くん。
なるべく多くの枚数を獲得したいという思いがよく伝わってきました。
年少児から年長児でやっているため、獲得できる枚数も自然と差が出てしまいます。それを察した年長児は、取ったあと年少児にあげたり時には自分の持ち札にしたりとバランスをとっていました。きっと思い通りに取れなかった経験をしたり、いい勝負ということは何かということを子どもたちなりに理解していたりするからなのかなと思いました。
お友達を思いやれる優しい子どもたちだなと感じました。(K.Y)

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