◆5月20日(土)の子どもたち
2017年05月20日 土曜日
◆それぞれが思い思いに (低年齢)




今日は霧吹きを使った『ふきつけ』という技法の絵の具を楽しみました。
『えのぐあそび』という絵本を提供すると、いろんな技法のやり方があり、以前行ったデカルコマニーの他に「これ、きれいだね」「やってみたい」という声が上がったからです。
ただ白い紙に絵の具をいれた霧吹きで描くのも綺麗ですが、その絵本では画用紙に物を置き、そこにシュッと吹きかけ、その模様を楽しむ、という方法が書かれていました。
最初はうみグループに玩具やペン、はさみを使ってシュッと吹きかけました。
やりたい子どもたちはお手本に釘付けになってみます。
はさみを開いた状態で霧吹きをかけ、はさみを持ち上げると見事にその形だけが残り、「すごい」「やりたい」と徐々に感覚をつかむ子どもたち。
しかし実際に自分たちでやってみると、霧吹きをたくさんやり過ぎてしまい、水っぽくなり失敗する子どもたちが続出。
なにがいけなかったか、問いかけると「近くでシュッシュッし過ぎた」「シュッシュが多かった」と話が出ました。
机の上で椅子に座りながら行ったことも改善し、二回目は床に画用紙を置き、立って霧吹きを行いました。
また、先ほどの反省点を生かして行うと、「みて、後が残った」と成功していく子どもたち。
また単色だけで行ってた子どもたちでしたが、年長児の○くんは全部の色を使い、色同士が混ざり合うと、いろんな色に変わっていく楽しみも生み出しました。
「緑になったよ」「紫だ」その姿をみた年少児は「どんなふうになるかな」「きれいないろになったね」と見て楽しむ姿も伺えました。
また、「園庭の葉っぱにもやってみたい」という提案で園庭へ。
絵本にはクローバーの模様もあり、子どもたちの『やってみたい』という気持ちを盛り上げていました。
園庭に行くと「葉っぱをとってもいいの」と問いかけられました。
葉っぱもみんなと同じように生きているからねどうしようか、とお話をすると、「じゃ落ちているのにしよう」と考える子どもたち、それから葉っぱ以外にも、石や枝なども拾ってきていろんな模様を楽しみました。
天気もよかったため、子どもたちは汗をかきながらも素敵な作品を完成させていました。
(A,Y)


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