◆5月19日(金)の子どもたち
2017年05月19日 金曜日

つぼみさんのお部屋はとてものんびりと時間が流れているように感じますが、子ども達の目まぐるしい反応や要求のために一日がとても速く感じます。一日の中でも子ど達の成長を感じられる場面にも出会えるのがとても感動的です。
そんな中でも☆ちゃんの行動はとても面白いです。一人でハイハイでどこへでも好きな場所に行けるのですが常に保育者の目を意識しているような行動をとるように感じられるからです。朝もみんなでつぼみのお部屋で興味のあるおもちゃを持ったり触ったりしている中、☆ちゃんは一人隣りのお部屋(ふじ)の仕切りが開いていたのでハイハイで移動していきました。どうするかなと思って見ていると座ってこちらの様子を見ているようでした。注目しているのが☆ちゃんにも伝わったのかとても嬉しそうな様子をしているのが伝わってきます。見てるよという気持ちが伝わるだけでも☆ちゃんは安心してくれているようで、一ヶ月半の園生活でだいぶ信頼関係が築けてきたのかなと思いました。ただ、抱っこにはかなわないようです。☆ちゃんをふじさんから迎えて抱っこしてあげるとニコッと笑ってくれました。まだまだ抱っこが大好きな☆ちゃんでした。
(y.n)


◆大聖堂へ(ふじ)

ふじ組は大聖堂へ今年度初めて行きました。
進級児は以前も行ったことのある場所。新入児は初めて行く場所です。
散歩カーに乗りいざ出発。道中色々な車とすれ違います。バス、パトカー、フォークリフト、ショベルカーなどなど。一つ一つに反応し興奮する子どもたち。こんなに興奮して夜泣きしないか心配になる程のテンションの上がり具合でした。
通り沿いに犬を飼っていらっしゃるお家があり、子どもたちにわんちゃんを会わせて下さいました。〇君は手を伸ばし、いい子いい子して「わんわん触れた」と嬉しそう。〇君の様子を見て「僕も」と▽君も挑戦。二人で顔を見合わせにっこり笑顔で笑い合っていました。◇ちゃんはちょっとびっくりで後ずさり。この場面でも個性がでます。
大きいみ仏さまのいる大聖堂。ふじ組の子どもたちの成長をこれからも見守ってくださいとお参りも出来ました。ふじ1・3組は1階にある庭園へ。大きい木があったり、綺麗な花が咲いていたり南国気分を味わうことの出来るエリアでたっぷり遊びました。
ふじ2組は庭園の上にある橋(波羅密橋)へ遊びに行きました。よーいドンで走ったり、ベンチの上で電車ごっこをしたりと大盛り上がり。汗びっしょりになりながらも笑顔満開でした。
散歩でたくさんの刺激を受けたようで、給食、午睡前と疲れているはずなのにテンション高めの子どもたちでした。
※PDFにも写真が載っていますのでご覧ください。
(K☆H)


◆お姉さんが遊んでくれたよ (きく)

今日は、園庭で遊びました。ゆりかごで遊んでいた☆ちゃん。そこへ幼児組の◎ちゃんと◇ちゃんがきて、ゆりかごをゆらしてくれてくれました。その様子を写真に撮りました。
◎ちゃん:「ゆりかご、ゆらしてあげるね」
☆ちゃん:「うん、ありがとう」
◇ちゃん:「ゆらしてあげるね」
☆ちゃん:「うん、ありがとう」
(ゆらしていると・・・)
◎ちゃん:「靴のテープとれてるよ(と言って靴を直してくれる)」
◇ちゃん:「靴に砂がついてるよ(と言って砂を取ってくれる)」
☆ちゃん:「ありがとう。先生、靴きれいになったよ」
保育士:「よかったね。」
☆ちゃん:「お姉さんが遊んでくれてるの」
保育士:「嬉しいね」
幼児組のお姉さんたちは、きく組の子どもたちに優しく接してくれました。☆ちゃんもとても嬉しかったようです。
園庭では、異年齢の子どもたちと関わる機会が多くあります。その中で、お互いに教えたり、教えてもらったりを学び、良き相乗効果となっているように感じました。また、◎ちゃんや◇ちゃんも、☆ちゃんの事をよく見て、助けてくれている姿から、たくさんの優しさを感じました。
その後、☆ちゃんは、お山のすべり台に行ったのですが、そこですべり台にすべりたいお友だちに「こっちからすべるんだよ」と優しく声をかけていました。日々の中で、多くの事を考え、感じ、お友だちに伝えていることを感じました。
これからも、子どもたちには多くの関わりや経験をして、感受性や思いやりの幅が広がるように、関わっていきたいと感じさせていただきました。(K・K)
◆おみやげたくさん(たんぽぽ)

今日は、本五ふれあい公園に行ってきました。朝から「お散歩に行こうね」と声を掛けていたので、出発までもスムーズでした。
前回よりも、短い準備時間で出発です。散歩の前に繰り返し伝えている事。
・お友だちや保育士と最後までしっかりと手をつなぐこと
・いやだぁ~とならないこと
そして、今日はもうひとつ。
・お散歩カーなしなので、最後まで頑張って歩くこと
道中は、お花を見つけては「かわいいね」何か音が聞こえては「工事かな?」「ヘリコプターかな?」「ここね、ママと来たことあるよ」と楽しそうな話し声がたくさん聞こえてきました。お友だちや保育士と楽しく歩くことが、しっかりできています。
そのせいか、以前よりも早い15分で公園に到着しました。
公園には、しろつめくさがたくさん咲いていました。「おはないっぱいだね」と目をキラキラさせる◎ちゃん。「これが大きいかな」「こっちの方が長いよ」と選んで摘んでいました。
お母さんにおみやげにするそうです。
△くんも、「ママにあげるんだぁ」と小さな手でしっかりと握りしめながら帰ってきました。
お散歩に行っても、大好きなお母さんたちのこと忘れない子どもたち。
今日も、たくさんの子どもたちが大好きなお母さんたちへのおみやげを持ち帰ります。
お楽しみに。(M.C)


◆今日も虫さがし(うみグループ)

今日は、室内あそび、園庭遊びを行いました。
以前、お伝えさせていただきましたが、ここ数日園庭遊びでは、虫さがしが意欲的に行われています。
主に年中・年長児の姿が多く見られますが最近では「虫探してくるー」と、期待に満ち溢れる年少児の姿も増えてきました。
季節の変化や自然物に触れながら様々なものに興味を持って行くんだなと嬉しい気持ちにさせられます。
今日も、たくさんの子が虫さがしを行っていました。
年長の〇〇くん。年中の△△くん。年少の◇◇くん。
それぞれ別々に虫さがしを行っていましたが、しばらくすると「目的が同じ」ということに気づいたのでしょう、自然と三人が集まり協力して虫さがしを始めました。
「これはね、〇〇っていう虫だよ」「お部屋戻る時、逃がしてあげようね」「そうだね可愛そうだもんね」
互いに持っている知識を伝え合い、学びを深めていく場面もありました。
三人の関わりを見ていると、自ら学び成長していく子どもたちを本当に温かく見守っていきたいと感じさせられます。
子どもは、子ども同士の関わり合いを通し成長していくということを改めて教えていただきました。
(T.N)
◆純粋なこころ(にじグループ)

今日は自由画をまだやっていなかった子やもう一度やりたい子で描いていきました。
それぞれの思い描く姿はとても楽しそうで、描き上がったものを見てもどれもイメージがあって描いてあり、聞いていて心がほっこりします。
園庭に出ると、今日も虫探しに夢中。
特にテントウムシの幼虫です。手の上に乗せて、ちょこちょこ歩き回る姿をとても愛らしく見て、まるでペットのようにしてずっと乗せていました。
にじグループの鐘がなり、お部屋に帰る時間になると、ゆり組の男の子2人がなかなか帰って来なかったので様子を見に行き声をかけると、たくさんのテントウムシの幼虫を砂場の玩具の中に入れたまま持って帰ろうとしていました。
どうしたのか聞くと、「おうち(お部屋)にもってかえりたい」と言っていました。
少し考えましたが、昨日年長児を中心に虫かごに入れてお部屋に持って帰っていたのも2人は知っていたので、昨日話していたように、以前、育てられなくて死なせてしまったことを話してみました。もし持って帰るならば一匹ずつにしようかと提案しました。
すると、素直な2人は「じゃあ、かえしてあげる」と言いました。
「さっき、ようちゅうがいたばしょに、かえしてあげるよ」と。
そして2人でさっき幼虫を見つけた場所に戻り、
「はっぱのうえにいたんだよね」と言ってかえしてあげていました。
そして「またあいにくるからね」「またあそぼうね」とやさしく声をかけ、
「むしさんバイバイ」と言って手を振りながらお部屋に戻って行きました。
なんて純粋な子どもたちなのでしょう。
そんな子どもたちの心に触れて、こちらの心が浄化されました。
これからも子どもたち一人ひとりを大切に見守っていけるよう、関わらせていただきたいと思います。
(H.K)


◆いるいらない(そらぐるーぷ)

今日は金曜日です。
整理整頓・片付けの日です。
朝の集まりの時間には韓国の国旗を描き子供達にこれはどこの国か問いました。
子供達は手を挙げて発表する姿、手を挙げずに瞬時に答える姿など様々です。
その時々でもありますが、まずは手を挙げてという事を意識出来たらと「分かっているお友達や答えたいお友達は手を挙げてね」と伝えています。
話の途中で答えを言ったり、話し出したり、会話を遮る事もよくあります。大人でもその様な事があると思います。そんな時、「ワンクッション」おけるためにも挙手する大切さがあると感じます。
「待つ」事は生きていく上で本当に大切な事であると常々思っていますが、自分がはどのくらい待てているのか?自分の中では待っているつもりだけど・・・と反省する重要な事柄です。
国旗を見た子供達は大体の子供が理解していた様に感じます。
「韓国!」と子供達が口々に言っているので本当に感心しました。
韓国の国旗の真ん中の色の配置なども的確に言い当てていました。
今日の言葉は「アニョハセヨ」「カムサハムニダ」「マシッソヨ」です。
先日は中国の言葉で今日は韓国とアジアが続いています。
アジアは合掌の挨拶だよね!と言う子供達もおり話の理解や記憶が著しく見られます。
今日も給食を頂く際に「カムサハムニダ」が言えるといいねと伝えてあります。
どんな「言葉」でも大切なのはその「意味」を「心」で感じ「伝える事」かもしれません。
朝の集まりは早めに切り上げ、室内の片付けの時間を設けました。
週に一度の大掃除ではないですが、子供達が自ら意識して片付けに取り組む、自分のものではないものを片付けようとする大切なきっかけにもなります。
その中でも片付けをしようとしない子供、どう片付けていいかわからない子供、遊んでいる子供、遊んでいる子供たちに注意する子供等様々です。
その子供のその状況にあった声かけをしていきます。
皆が片付けをしていても御構い無しだった子供も次第に周囲を見て真似して見たりと変化を見るのが面白いです。
この子はこんな所が気になるんだ!この子はこんな所まで綺麗にしようとするんだ!
と言った様に沢山の良い所などが発見出来ます。
また、お道具箱・ロッカーの整理もしました。
途中の塗り絵や、途中のお絵かきの紙などが沢山入っていたり、折り紙が確保されていたり、菓子箱が入っていたりと「宝の山」です。
まさに宝箱?状態でしたが、整理整頓は行なっていきました。
いるものといらないものと、園で使うものと持って帰るものを分けました。
こんなものを欲しがる?と保育者も戸惑う程のものもありましたが、子供の意見を尊重しながら話し合いながら整理しました。
お道具箱の後はロッカーの整理です。
不思議とお道具箱が整理されている子供のロッカーは整理されているというジンクスも・・・。
ロッカーを見てみると数人の子供がバッグに沢山のものを詰め込んでいました。
「わたし、いま全部頑張って入れてるよ!」と一生懸命言うのです。
しかし、それは・・・お父様、お母様はなんと言うだろうか・・・と心の中で思いましたが「そうだね!お家でも大切にとっておけるといいね!相談してね!」と伝えてあります。
【持ち帰り】という行動にたどり着くまでに保育者と子供のやりとりを沢山行われています。
そんな宝物はお子様の成長を感じる事の出来る逸品です。
そんな逸品を一つひとつお子様と鑑賞していただければと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり