◆5月17日(水)の子どもたち
2017年05月17日 水曜日

今日も園庭へ出ました。今日は砂場がつぼみ組のみんなで大賑わい。
砂場に置いたたくさんのスコップやカップをひとつずつ手に取り顔の目の前までおもちゃを持ってきてはじっくり観察。おもちゃが手から離れてボトッと落ちるのを見て楽しんでいたり、砂を手で握ってみたり。砂の上、というだけでなんだかふかふか気持ちがいいのか、座っていること自体が心地良く嬉しそうなそれぞれの姿が見られました。
きく・たんぽぽ組のお兄さんお姉さんが園庭に出てくると更に大賑わい。
すぐにつぼみ組の子たちに優しく寄り添ってくれます。
「いま、なにしてあそんでたの?」「これ、あげようか?」
「なんできゅうにないちゃったの?」
そんな言葉がすぐに出てくるのです。
幼児組のお兄さんお姉さんたちがきても、
「なんでないてるの?」「おなかすいちゃった?ねむいの?」といくじえんにはちいさな先生がたくさんいるのです。
あたたかい雰囲気に包まれているからか、園庭で遊ぶ時間も楽しんでいる時間も長くなってきています。
たくさんのつながりが増え、笑顔の輪も広がっていってくれたらと思います。
S.S


◆共有意識の育ち (ふじ)

昨日はお忙しい中、保護者懇談会にご参加いただき、ありがとうございました。保護者の方がたと一緒にお子様を見守らせていただくという思いを、改めて共有することができたかなと感じました。感想やご意見などありましたら、保育士にどしどしお伝えください。そして、これからの日々の中でも、気になったことなどありましたら、こちらもどしどしお伝えください。
今日の子どもたちも元気いっぱい。ふじ2くみと3くみは、本五ふれあい公園までお散歩に行き、1くみは園庭でのんびり遊びました。園庭中を探索して、あっちこっち歩きまわっていることの多い〇ちゃんに密着してみようと、さりげなく後をついてみました。ところが、今日は、滑り台のあたりで遊んでいます。ふと気づくと、1くみの子たちがほとんどみんな滑り台に集まって遊んでいました。ハイハイの△ちゃんも自分で階段を上り、滑り台に。。滑り台自体が好きということももちろんあるのだと思いますが、いつも一緒にいる友達が滑り台で楽しそうに遊ぶ姿を見て、なんだか楽しそう、あの子と一緒の遊びをしたいという思いが自然につながって皆が集まってきたのかなと、周りの人との共有意識が育っていることが感じられました。しばらくすると、それぞれの遊びに段々と散らばっていき、いつもの園庭の姿になりました。
〇ちゃんもいつも通り、園庭の探索へ。。最近は保育士の手を引いて、一緒に探索することもあります。これも、慣れてきた保育士と、一緒に探索を楽しみたいという共有意識でしょうか。〇ちゃんと一緒に歩いて、大型遊具の裏のほうへ行きました。タンポポがたくさん咲いていて、綿毛もいくつかついていました。綿毛をつんつんと指でつついてみせると、綿毛がフワーッと舞い上がりました。慎重派の〇ちゃんは、しばらくじーっとその様子を見ていましたが、しばらくして、そーっと指で綿毛に触れてみました。綿毛がフワーッと飛ぶのを見て、にこっと笑いました。不思議をひとつ体験。。。
その後、ぐるっと周り、ゆりかごスイングで2歳クラスの子たちに揺らしてもらって、くつろいだところで今日の探索終了。明日は何を発見するかな??子ども同士、保育士で、いろんな発見や体験を共有していきたいです。
ふじ2組と3組は本五ふれあい公園へ遊びに行きました。
シロツメクサがたくさん咲いていて白いお花畑になっていました。
子どもたちは「おはな~」と大喜び。散歩カーから降りるとあっという間にお花畑に向かって走り出していました。
その中〇君がぽつりと「こいのぼりいないね」と。
以前公園に来たときはこいのぼり飾り付け最中で大きなこいのぼりが飾ってあるのを〇君は覚えておりこの公園はこいのぼりの公園だと記憶していたようです。
最近のブームで虫さがしを始める子どもたち。小さいアリを見つけ後を追いかけていきます。
小さいアリも枝でつつかれてはたまったもんじゃないと必死で巣穴に逃げ込みます。その様子をじっくり観察。「行っちゃったね~」と違う虫さがしに変更していきました。
今度はすぐそばに大きなアリがたくさんいるのを発見。子どもたちも大移動。大きなアリは子どもたちが近づいても動じず、歩き回っています。その迫力と様子に怖くなり、少し逃げ腰になっている子も。たくさん走り回りそれぞれ公園を満喫し、給食の時にはウトウト。好奇心旺盛の子どもたちでした。 (T.M)


◆てんとう虫見つけたよ (きく)

今日は、園庭の木にいたてんとう虫を見つけていた時の様子を写真に撮りました。
てんとう虫を見つけると子どもたちと保育士とお話ししながらてんとう虫を見ていました。
☆くん:「てんとう虫、黒いね」
◎ちゃん:「(保育士に向かって)黒いよ」
保育士:「本当だ、てんとう虫は黒い色してるね」
◇くん:「動いてるよ、てんとう虫。上にいってるよ」
保育士:「木の上には何があるの」
◇くん:「・・・・・・」
保育士:「上を見てみて」
◇くん:「(上を見て考えながら)葉っぱがあるよ。食べるの」
保育士:「食べに行くために、上に登ってるのかもしれないね」
◇くん:「てんとう虫さん、頑張れ」
(その言葉を聞いた子どもたちも)
☐くん:「頑張れ、てんとう虫さん」
☆くん:「頑張れ、てんとう虫」
◎ちゃん:「頑張れ」
保育士:「頑張れ、てんとう虫」
その後、てんとう虫は、上を目指して登っていきました。てんとう虫が見えなくなってしまうと、「抱っこして」と子どもたちは保育士にお願いし、一人ひとり抱っこして、てんとう虫の登っている様子を見て、楽しむことができました。
子どもたちは、今の時期にどのような虫がいるのか、園庭で遊びながら学んでいるように感じました。また、てんとう虫の色も黒色だけではなく、様々な色のてんとう虫がいます。実際に見ることも大切ですが、図鑑などで、てんとう虫について一緒に調べる機会もつくっていきたいと思いました。
そして、図鑑で見たてんとう虫が園庭にいるのか、一緒に探していき、子どもたちに一つのことから、遊びを通して、幅広く考え・学びながら、保育士も共に成長していきたいと感じさせて頂きました。(K・K)

◆今日の園庭 (たんぽぽ)

今日はとっておきの楽しい所に行こうと期待を持たせてしまいました・・・
3階のベランダに行って三輪車を乗ろうと思ったのです。
新入児には初めての場所、進級児にとってもとても久しぶりの場所です。
準備万端で出た途中で残念な情報は入ったのです。 にじグループがすでに遊んでいるらしいとのことでした。
せっかく「おたのしみ」と気持ちを高めて出たのでどうしようかとおもいました。
お散歩に行こうか・・・考えながら降りてきてみんなに「どうする?」と聞いてみると、園庭で遊びたいと言う言葉がいっぱい聞こえてきました。
園庭あそびに決定です。
いつもと同じ園庭ですが、子どもたちには毎日が新鮮です。
砂場の砂の形が違っていることも、咲いている花も、吹く風も昨日と同じものは一つもありません。
今日も園庭と思うのは大人の感覚でした。
子ども達には、今日の園庭 なのでしょう。
子ども達は何人かのグループのなって遊んでいます。
誘い合うのではなく自然と同じ興味の子が引き合って、やまももを拾い集めたり、みみずを探したり、頭を突き合わせてあれやこれやと話しながら集まって遊ぶようになっています。
つぼみの子の頭をそっと、いいこいことしている子の姿も見られました。
砂場でおままごとしている子は「食前感謝の言葉」を唱えています。
みみずを見つけた△君に捕まえてみようと持ちかけたところどこかへ行ってしまいました。
と思ったら、スコップを探して戻ってきたのです。
手で触れないけどこれならできるかも・・・と考えたようです。
その逆で、せっかく捕まえたみみずを落としてしまった□君はただ茫然と見つめていました。
たんぽぽんの綿毛を見つけてふーっと息を吹きかけている〇君そ姿も見つけました。
きっとどこかでたんぽぽが咲くことでしょう。
お部屋では、めだかとおたまじゃくしが順調に育っています。
順番に餌やりを経験しているのですが、最近いろんな物を食べさせてくれる子がいます。
いろいろ興味は広がり中です。(N・S)


◆自然(うみグループ)

「あ、テントウムシいたよ」とそらグループの〇くんが言うと「え、どこどこ?」とうみグループの△くんが探しはじめ、木に登って見えない位置にテントウムシがいるので「先生、このへん?もっと上?」とききながらテントウムシを捕まえようとしていました。
完全なテントウムシではなくさなぎの状態だったので「まださなぎだから(取ったら)かわいそうだよね」と言って取るのをやめて、テントウムシを探しに園庭を見回りに行くことになりました。
車の固定遊具あたりに行くと、ミミズを観ている★ちゃん、□くんの姿がありました。★ちゃんはあまりミミズを見たことがなかったのかミミズをみて「これなあに?」と質問してきました。「ミミズだよ」と言うと「ミミズ?」と言いながらミミズが動くのを観たり、実際に触ってみたりしてミミズの観察に夢中になっていました。
そんなミミズを見つけた子を見て、バケツに砂、枝、葉っぱを入れる◆くん。
「何してるの?」と聞くと「ミミズのお家作ってるの」とミミズを捕まえる準備をしてからミミズを捕まえに行こうとし、ミミズに対する優しさが出てきました。
毎日毎日飽きることなく虫探しを楽しむうみグループの子ども達。
季節や天気によってはいつもとは違う虫も園庭を訪れることもあるので「今日はやもり見つけたい」「今日もミミズいるかな」と虫たちを想いながら探しています。
明日もたくさんの虫が見つかり、子どもたちの虫たちに対する探究心を育みながら、大切にしていきたいと思います。
(K.H)


◆思いおもいに描く(にじグループ)

今日は手作り紙芝居を読みました。
今の小学4年生の子たちが年長の時に作った『おばけのゆうえんち』という紙芝居です。
子どもたちは初めて見る紙芝居に興味津々の様子でじっと聞き入っていました。
読み終わった後に、この紙芝居はずっと前の年長組がお話を考え、絵を描いて作った事を話しました。「このページはどんな絵にしようか」「ここの絵がどうしても難しくて描けない」など、当時年長児たちが話し合っていた様子も伝えていきます。
昨日、自由画をした事もあり、絵を描くという事に対し子どもたちは敏感な反応を見せました。
「また絵を描きたい」と何人かの手が上がります。
そこで、昨日自由画をした子も含め、やりたい子だけ自由画をまた行いました。
「本当は私のお家はマンションなんだけど、大きなお家を描いちゃった」と話す〇ちゃん。
☆くんは「お山が爆発して煙が出てるんだよ」と、火山の噴火を描いていました。
紙芝居に影響を受けたのか、おばけを描く子も数人います。
地面からはタケノコが生え、空からキャンディが降ってくる絵を描く女の子もいるなど、思いおもいに描かれるそれぞれの世界観に魅せられます。
描いている様子や絵を見てみると、子どもたちは『描く』という事を伸びのびと楽しんでいる事が伺えました。
なぐり描きに見える絵も、その子にとっては「これは〇〇で~」と意味があり、楽しそうに語る姿に、その子なりにイメージしたものがある事が分かります。
今後1人ひとりの絵の表現がどう変化していくのか、その過程を丁寧に見守っていきたいです。
また、年長の◎ちゃんと△ちゃんは紙芝居を描いてみたいと言い、何やら2人で話しながら取り組んでいました。絵本ゾーンにあるおばけの本をもってきて「この絵本のおばけを描いてみよう」と描きはじめましたが難しかったようです。
「どうしたら紙芝居が描けるのか一緒に考えて」と伝えてくるなど、一生懸命考えていました。
どんな紙芝居を作りたいのか、お話を自分たちで考えるのか、絵本を見ながら描くのか等、確認していくと自分たちの考えが明確になるようで「絵本に出てくるおばけを描きたいんだけど、お話は自分たちで考える」「最初は2枚の紙芝居を描く」と意見が飛び出しました。
こちらも今後の展開が楽しみです。
O・Y


◆どんなにおい? (そらグループ)

今日はすっきりしないお天気ですが、子どもたちは元気いっぱいです。
今日も室内と園庭にて遊びました。そらグループのお部屋で飼っているヤモリを観察する子どもたち。ヤモリの餌として園庭から捕まえてきたてんとう虫も気になるご様子。
昨日の夕方に虫かごから逃げてしまったてんとう虫が一匹いましたが、お部屋の中で発見。そーっと虫かごに戻していました。
室内遊びの中では、地図パズルやチビブロック、折り紙など遊びはさまざまです。
最近は、地図パズルに挑戦するもも組が増えてきました。
「○君、北海道いったことあるよ」「東京ってここだよね」とお友達との会話も楽しみながら完成させています。
園庭では、今日もヤモリの餌探しをする児の姿が多く見られました。
なかなか見つからないと「今日はてんとう虫いないね~」「あー!なんか変な虫みつけた!!」一人の児が見つけるとそこに集まる子どもたち。
「つぶさないでよ!」「やさしく触ってよ!」など虫の行方が気になる子どもたちです。
一方では、トランポリンのところで遊んでいたもも組の☆ちゃんと◇ちゃん。
☆ちゃん「なんかいい匂いがするね」
保育士「どんな匂い?」
☆ちゃん「…こんにゃくの匂い!」
◇ちゃん「綿あめに匂い!」
ちょっと恥ずかしそうに、こんにゃくの匂いと答えてくれた☆ちゃん。
お部屋とはまた違った空気や匂いを感じることができるのも園庭あそびの良いところだと感じます。
これからも子どもたちの感性を大切に受け止めて共感していきたいと感じました。(O・Y)


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