◆5月9日(火)の子ども達
2017年05月09日 火曜日
◆ クワの実(つぼみ)




GWが明けて二日目が経ちました。朝のミッキー体操の音楽が流れると、自然とリズムに合わせて体を動かす子、保育者の動きを見ながら上手に真似をする子と様々です。
最近は、意思表示が出来る子も増えてきたので、泣くこと以外にも自分の気持ちを伝えられるようになりとても成長しているなと感じました。
今日は、ふじ組の皆で、お散歩カーに乗って電車を見に行きました。中には保育者やお友達と手を繋いで、自分の足でたくましく一生懸命に歩いている子もいました。
お散歩カーに乗るのもだいぶ慣れてきたようで、外の景色や走っている車を指さし保育者に教えてくれる子もいました。
電車が来ると、最初は泣いていた子も興味津々に電車を指さし、「あっ」と声を出したり、何度もバイバイと手を上手に振る〇ちゃんの姿がありました。初めての電車に、皆大興奮でした。
これからも育子園で様々な初めてを体験していってほしいです。
(T.S)

◆信じて、見守って・・・(きく)


園庭の砂場の玩具が新しくなりました。
色鮮やかなシリーズで、スコップの柄が子どもの手の大きさにぴったりなやや細いグリップです。
そんなお楽しみのせいか、みんなに「今日どうする?」って聞くとほぼ皆が「園庭。」と言いました。
迷わず園庭遊びに出発です。
みんなそれぞれの目当ての場所にスタンバイし始めました。
オレンジのバケツを寄せ集めて砂を満杯に入れておままごとが始まりました。
満杯の砂を青や緑のカップによそって手渡してくれました。
何か聞いてみると、アイスクリームだそうです。
とろんとろんととけそうな仕草で美味しそうにいただきました。
次の子が作ってくれたのはおだんごです。 カップ入りのおだんごで、おすすめはきなこ味でした。ぱくっと一口でいただきました。
新しい砂場の玩具はあちらこちらで遊びを盛り上げています。
密着しながら子どもたちの世界にお邪魔しみると、いろんな言葉が飛び交っていることに気づきます。言葉での関わりがお互いの気持ちや考えを深め合っています。
園庭に出る前に読んだ『ありがとう どういたしまして』の絵本のように、「ありがとう」と素敵な言葉も聞こえてきました。
お部屋では理科の時間が始まっているところです。
昨日からたんぽぽ組の仲間入りをしている『おたまじゃくし』
図鑑等で飼育方法を調べてみると、肺呼吸をするカエルになるまで約2か月かかることがわかりました。
2か月、ちゃんと飼育できるかしら・・・期待をこめて個別に言葉をかけてます。
今のところエサはめだかのエサと同じです。
ぱらぱらぱらと少量を水槽に入れる体験を順番にしていきます。
ゆっくり落ちていくエセをぱくっと食べる様子をじっと見てます。
思わず水槽を持ち上げて下から覗き込む姿もみられます。
扱い方も伝えながら、めだかにつづく水生動物に興味をつなげているところです。
もうひとつ。これはたまたまお片付けの最中に見せることができたのですが、磁石でくっつけて遊ぶ玩具をここのところ机に取り付けた棚にくっつけている子がいます
今日も鈴なりにくっついていたので片づけていたところ、NとN SとS はじきあったのです。
カーブしている磁石の先に近づけるとプイっと動くのです。あれれ・・・?
何度もやってみせると不思議そうだった顔が面白いって顔になってきました。
電車遊びをしている子は連結の時に感じている感触と同じです。
子どもの発見に一緒に楽しく参加して、次の発展を考えていこうと思います。(N・S)


◆ 考える (うみグループ)

朝の会で「これはなんだと思う?」と白い画用紙が入ったものを保育士が見せると、「んー、絵本?」「紙芝居だ」「違うよ。なんだろう」と考え込む子どもたち。「正解は…白い紙でした」というと「えー、白い紙かー」「たくさんはいってる」と分厚い理由も子どもたちの中で解決したようです。「これはみんながクレヨンでお絵かきをするときに使う画用紙なんだよ。クレヨンで描いてみたいというお友だちがいたらこの紙を渡すからいってね」と言うと、「後でやりたい」と言う声が続出です。
ミッキー体操が終わり、保育士が色鉛筆の近くにあるクレヨンを取っただけで「クレヨンするの?やりたい」とすぐさま2つのテーブルが満席になるほどの子どもたちが来ました。
「何描くの?」と子どもたちが聞いてきます。「なんでもいいよ」と保育士が伝えると「よっしゃー。なに描こうかな」と嬉しそうにクレヨンを持っていました。
様々な色のクレヨンを沢山使い、考えながら「これは宇宙人なんだよ」「リンゴだよ」「先生のお家にあるバナナだってー」と描いたりする子もいたり、思うままに描いてから「これは〇〇だよ」と何を描いたか決めたりする子もいて、個性豊かな自由画がたくさんできました。
園庭では砂遊びに夢中になり、「先生、靴脱いでいいですか?」と素足で泥や砂の感触を楽しもうと、靴を自分の下駄箱に入れてから園庭に出てきてはみずたまりの中に入ったり、築山を登ったりして今日も素敵な笑顔が溢れています。
(K.H)


◆生と死 (にじグループ)




今日は朝の集まりで「もうじゅうがりごっこ」と「じゃんけんれっしゃ」を行いました。
「もうじゅうがりごっこ」が初めての子ども達もいましたが年上の子どもたちがリードしている姿が見られました。動物の名前の数だけチームを作り、輪になり座るというゲームです。
「ねこ」「たぬき」「しまうま」「いぼいのしし」などこの動物は何文字だっけ?と子ども同士で考えて手を取り合っていました。その中で、「君はあっちでつないで!」「こっちにきて!!」と声が聞こえる中、大人数で輪になっているチームがありました。
様子をみてみると自分の所に集まってきてくれた子ども達に「あっちにいってくれる?」と言えずにいた年長女児のグループでした。みんなうれしそうに輪になってくれているけど・・・5人だけなの・・・でも、嬉しそうだし・・・。そんな心の声が聞こえてきました。
「いぼいのししししししししし」13人の輪になっていました。
じゃんけん列車では二人組のじゃんけんは行えるものの、勝ち組同士でじゃんけんをしていく流れが難しかったようです。曲が止まったら近くの友達とじゃんけんをするという声掛けに対し、曲が止まったら再度二人組(勝った子どもが後ろを振り返り)になり収拾がつかない形になることもありましたが、回数を重ねるとコツが分かってきているようでした。
全年齢入り混じったじゃんけんでしたがとても楽しそうに行っていました。
園生活の一日の中で唯一全園児が集まる場(顔を合わせる場)を重要な時間となるような配慮を引き続き行っていければと思います。
園庭では泥遊びや虫探し、砂場遊びを楽しんでいる子どもがおりました。
好きな友達と遊ぶ姿と、好きな場所が一致した子ども達と遊ぶ姿が印象的で違うクラスの子ども同士、異年齢で楽しめる空間が心地よさそうに感じます。
小さいクラスの子どもの手を引いて、援助してあげたり、クラスに連れて行ってあげたりする子どももおりました。
子「ハワイ行った事ある?」(GW気分はまだ抜けていないようです)
子「ハワイは一回行ったことあって、ハワイアンズは二回行ったよ!」(似ています)
子「ハワイアンズはパパ疲れないんだよ!バスだから!」(きっと運転が大変だということを理解しているのだと思います)
子「ママが小さいころオーストラリアに行ったことあるんだって」(ワニいる?と心配していました)
子ども達との会話は本当に楽しいです。
k☆y
Posted in 園のこだわり