自分の体を考える
2017年04月27日 木曜日
先日幼児グループのランチから午睡までの様子をみていました。外でたくさん遊んで、給食をしっかり食べ、頼もしく感じます。
午睡のスペースでの出来事・・・。3歳児のY君とSちゃんが、「先生、トントンして」とそばに来ました。ふたりの間に入り、しばらくトントンしていると「お当番やりたいなー」とY君。それを聞いて「おやつのお当番がいい」とSちゃん。幼児クラスに入ってすっかりクラスに馴染み、年上の子どもたちの姿にあこがれている3歳児の姿がありました。
その後、午睡スペースには来たものの、なかなか寝付けず、トイレに行ったり、お水を飲みに行ったり、眠たい様子はありません。体力がついてきている証拠でしょうか。しかし、午睡スペースにはすでに寝ている子、眠たい子がいます。行ったり来たりと少々にぎやかになってしまったため「眠くなったら、またお布団のところにおいで」とふたりを遊びのスペースに促しました。
後のことを考えると、『寝てほしい』と思うものの、大人の指示ばかりで行動していると、自分で考えたり、決断したりできなくなります。後で眠くなって不機嫌になるのも経験の一つだと思います。また、そういう思いがないと、自分の体のことを考えるチャンスもありません。
まだ、自分で自分のからだを考えて行動することは難しいと思いますが、たくさんの経験、たくさんの感情を繰り返しながら、「あとで眠くなるから少し体を休めておこう」「今は疲れていないから大丈夫」「眠くなったから布団に入ろう」と自分の体を大切に考えコントロールできるようになって欲しいと思います。
保育主任
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