◆4月19日(水)の子ども達
2017年04月19日 水曜日
◆一人一人の心地よい時間 (つぼみ)

昨日に引き続き、今日も良い天気だったので起きている子を中心に初めて育子園周辺をお散歩してきました。
「今日は、どこに行くのかな」と興味津々な表情の子どもたち。
散歩に出かける前にみ仏さまにご挨拶にも不思議そうに耳を傾けてくれました。
見える景色に関心を持ちながらも、日差しと風と揺れが心地よいようで静かに一人、二人と眠り始める子たちが続出しました。
気づくと大半の子たちが気持ちよさそうに眠って育子園に戻ってきました。
初めてのお散歩は、たくさんの「心地よい体験」をして大満足そうでした。
その後は、心地よいまま離乳食を食べたり、園庭で座って土を触ってみたり、お兄さん、お姉さんたちが遊びに来てくれて顔を覗き込み、笑いあったりと春の心地よい雰囲気を堪能してきました。
また、一足先に保育室で午前睡をしてミルクを飲んだ子たちもテラスで外気浴を楽しみました。
一人一人が生理的要求を満たし、心地よく過ごしてくれます。
育子園が安心できる心地よい場所でありたいと思います。
(N.Y)


◆暖かい日差しを浴びて (ふじ)




今日は、子どもたちが車の置き物に乗って、お出かけに行くお話をしている様子を写真に撮りました。運転手役の◎ちゃん、そして乗っているのは、☆ちゃんと◇くんです。
☆ちゃん:「これからどこ行くの」
◎ちゃん:「お家に行くの」
◇くん:「あっちがいい(バスの方を指さす)」
☆ちゃん:「◎ちゃん、誰のお家行くの」
◎ちゃん:「・・・・◎ちゃんのお家」
☆ちゃん:「☆ちゃんのお家にも行きたい」
(そこへ、道路にバスやトラックが通ると・・・)
◇くん:「あ、バス。トラックもある」
☆ちゃん:「どこどこ」
◇くん:「(通過した方を指さし)あっちだよ」
◎ちゃん:「あ、本当だ。」
☆ちゃん:「バス、大きかった」
(話が終わると・・・)
☆ちゃん:「・・・あれ、どこに行くんだっけ」
◎ちゃん:「あれ、どこだっけ」
◇くん:「どこどこ」
保育士:「◎ちゃんのお家に行くんでしょ」
◎・☆ちゃん「あ、そっか。あはははは」
◇くん:「あはははは」
みんなで一緒に、笑ってとても楽しい時間を過ごしました。
子どもたちは、1枚目の写真で、どこにいくか相談し、2枚目の写真で、バスやトラックに気をとられて、お話ししていた内容を忘れてしまって、思わずみんなで笑っている様子です。子どもたちでお話しをして、結果忘れてしまっても、これもまた楽しい思い出の一つになったのではないかと思いました。
みんなで、お話しして、そして笑って、お互いにそれらを共有しながら成長していくことが大切だということを、子どもたちから改めて教えて頂きました。これからも、保育士・子ども一緒になって、学び合い、成長しながら日々の園での生活を楽しんでいきたいと感じさせて頂きました。(K・K)

◆「あれはなんですか?」 (たんぽぽ)




今日は、新年度の挨拶と、日々、楽しく過ごせることへの感謝の気持ちを、みほとけさまに伝えるため大聖堂へ行きました。
朝の集まりで交通ルールの確認をし出発です。
新しいグループになり初めての散歩でしたが「小さい子壁側だよ」と、年上の子が進んで年下の子を守ってあげたり「横断歩道では、手あげるんだよ」などと、子ども同士声を掛け合ったり…。
安心感を感じさせられる子どもたちの頼もしい姿がとても印象的でした。
大聖堂に到着したら、みほとけさまの前でご挨拶。
少し緊張する子もいましたが「大丈夫だよ怖くないからね」などと、周りの子の温かい関わりもあり無事、挨拶を終えることができました。
その後は、屋上で遊びました。
花壇に咲いているお花を観察したり、鬼ごっこやかけっこをしたり…。春の自然を感じながらたくさん体を動かし楽しみました。
交通ルールを考えたり、たくさんの自然に触れたり、思いやりの気持ちを持ったり…。
今日も子どもたちにとってたくさんの「学び」がある素敵な一日となりました。
「楽しかったね」「いっぱい歩いたね」
散歩後の子どもたちは、少し疲れている様子もありましたが達成感や満足感に満ち溢れていました。
今日の経験、気持ちを大切にしてあげたいと感じさせられます。
(T.N)


◆お散歩に行きました。 (にじグループ)




今日は年長児を対象に絵の具あそびをしました。
筆を使って点と線を描く練習を行いました。ただ、子どもたちには
「点を描きましょう。」
「線を描きましょう。」というような言葉かけはせず、ストーリーをつくり、点や線をかけるような言葉かけをしていきました。
保育士:「春になり暖かくなって外には何がいるかな?」
子:「鳥!!」
ということで子どもたちにそれぞれ鳥になりきってもらいました。
鳥になったらどこを飛びたいか尋ねると、皆口を揃えて森ということだったので大きな紙は森に見立てました。
①線を描く。
広い森を飛び回るように描いてみせると、子どもたちは自ら裸足になって自由に線を描いていました。
②点を描く。
保育士:「沢山森を飛び回った鳥はお腹がすいたから餌をあげよう。どんな餌がいいかな?」
子:「鳥は小さな餌がいいね。」
大きな紙の上を行ったり来たりしながら夢中になって点を描いていきました。
③グルグルを描く。
保育士:「餌をお腹いっぱい食べた鳥は嬉しかったからダンスをしよう。」
紙に点や線がいっぱいになってきてグルグル線も休まず沢山描いていましたが、何より気持ちが上がった子どもたちが踊っているようでした。
③ジグザグ線をかく。
保育士:「楽しくダンスをしていたら、空が暗くなって雷が落ちてきた。雷ってどんなの?」
子:「尖ってる!」
「黄色い。」
ゆっくりジグザグ線を描く子や、小走りをしながら勢いをつけて描く子もいました。
④模様を描く。
保育士:「夜になったから空に何が見えるかな?」
子:「星。」
「三日月。」
「まんまるお月さま。」
最後は黄色で丁寧に模様を描いてみました。
自由に行う中でも、筆の使い方、水の分量、次の色に替える時は筆を洗うことなどを伝えていきました。大きな紙にダイナミックに描くことができて満足感と達成感を味わえたのかなと思います。
今回の基礎的な経験を体験して、また季節ごとの制作、絵画につながったらいいなと思います。(K.Y)

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