◆4月17日(月)の子ども達
2017年04月17日 月曜日
◆マットからお出かけ、ただいま (つぼみ)



進級児も何となく不安感があるようで、保育士の手を握ってくる子が入れ代わり立ち代わりしては、また遊びに行きます。いろいろなところに行っては、好きなものを見つけて手に握っています。シャベルやカップだったり、石や枝だったりそれぞれです。石も大きいものを抱えてたり、小さな石を両手に持っていたりとその子によってのお気に入りがあるようです。
そしてベンチに集まって机にお気に入りを並べて、ちょっといいモノ自慢大会とでもいうのでしょうか。楽しいひと時を過ごしていました。
少しずつ慣れてきてくれていますが、まだまだ不安そうな表情を見せる子どもたち。朝、お友だちの顔を見るとホッとするようで子どもたち同士で笑顔を見せ合う様子もみられます。
園庭で〇ちゃんがフープを見つけ、持ち歩いていました。
一緒にあそぼうと声を掛けるとコロコロ転がし遊び、追いかける〇ちゃん。その姿をみた◇くんが一緒に追いかけ始め、◇くんがころがったフープを追いかけている姿を〇ちゃんはニコニコしながら見ていました。お友だちの遊びに興味が出てきたということは、少し余裕が出てきた証です。
子どもたちの気持ちに寄り添いながら安心して過ごしていけるよう毎日工夫しながら過ごしていきたいと思っています。
(K☆H)


◆そうそうそう (きく)



朝からビックニュースが・・・
たんぽぽ組の虫かごの中に、1匹のアゲハチョウがとんでいました。さなぎになって何日も、何か月も眠っていたさなぎです。
先週、もう1匹のアゲハチョウがいたのですが、外へ飛んでいくことができずに死んでしまいました。だからこそ、子どもたちはもちろん保育士たちの喜びようといったら、半端ではありませんでした。
「園庭に逃がしてあげようね。」と伝えていたからか、いつも以上に園庭に行く準備が早かった子どもたち。
きく組やふじ組、たくさんの子どもたちや保育士が見守る中、いよいよカゴを開けるときが・・・けれど、アゲハチョウはなかなか飛びません。
子ども達と離れるのが名残惜しかったのかも知れません。
ちょうちょの歌を歌いながら、みんなで送り出してあげました。
暖かくなってきたことで、虫たちも元気に動き始めているようです。
ミミズに興味がある〇君。保育士と一緒にミミズ探しに夢中でした。
幼児組のお兄さん達ミミズ探しに何度か参加していたからか、なんと今日は、ミミズに触ることができました。初めてミミズ探しをしていた時には「ヘビだよ」と言っていた〇くんが、回数を重ねるうちにミミズを触ることができるようになりました。
来月辺りには、持っているお皿の中がミミズだらけかもしれません。
そして、暖かくなってきて楽しいのは泥んこ遊び。最初から裸足で園庭に行く児もいました。ピチャピチャと手で泥水を触ったり、スコップですくってみたり、お団子作りをしたり。砂や泥水の感触をそれぞれが味わっていました。
お花に興味のある☆君は、きれいに咲いたチューリップを眺めて笑っていました。
まだまだ、たくさんの春探しを楽しみます。(M.C)


◆のんびり木陰で (うみグループ)


今日は朝の集まりで赤ずきんのダンスをし、赤ずきんの大型絵本を読んでいきました。
最近、赤ずきんダンスに興味を持ち、踊れる子もたくさん増えてきたところ。
今日は保育士3人で赤ずきんの劇を子どもたちの前で見せてみました。
クスっと笑いながらも、最後までよく見ていた子どもたち。
物語も覚えている子が多いと感じられました。
そして劇が終わった後、「やってみたい」と口ぐちに言う子どもたち。
ただ、やるにはいろいろ足りない道具がたくさんあることを伝えると、「おおかみのミミないね」「いしもないね」などといろんなところに気付いていました。
どうしようか投げかけてみると、「つくろうよ」と言った子がいました。
それを聞いて他の子どもたちも「つくる」と意気込んでいました。
そしてやりたい子で集まっていると、作るとは言ったものの、演じる方に興味が向いていた様子の子どもたち。
なので、まずは道具はないですが、赤ずきんの劇あそびをしてみました。
赤ずきん役、オオカミ役、猟師役、お母さん役、おばあさん役にわかれて始めました。
物語を覚えているようで、ナレーションを保育士がすると、言うセリフは子どもたちから出てくることも多かったです。
楽しそうになりきっていました。
途中、間が空いて最後に出番になっていた猟師役の男の子たちも、みんながオオカミに食べられて盛り上がってる中もひっそりと待ち、出番になって、よしきたと言わんばかりに出てきてくれました。
役になりきって楽しむことがもうできていて、これからが楽しみだと感じました。
劇あそびをしながら、また道具作りも行っていきたいと思います。
もも・ゆり・ひまわり組関係なくやっていた姿が印象的でした。
(H.K)


◆皆で考える (そらグループ)
週の始まりで、元気いっぱいの子どもたち。
朝はダンスをして身体を動かしました。ダンスのふりを覚えている年長児が前に出てお手本をしてくれました。
絵本を読んだ後に、ビー玉の扱い方について子どもたちと一緒に考える時間を設けました。
穴の開いた積み木の上をビー玉で転がす遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られるようになりました。誤飲を防ぐ為にビー玉は保育士が管理しており、子どもたちがお約束を言えたら貸すようにしています。
お約束は、
口に入れない
お友だちに貸さない
終わったら先生に返す
なくさない
という4つです。年少児も年上のお兄さんお姉さんに教えてもらいながら一生懸命覚え、一人で言える子どもが増えてきました。ただ、言えることと実際にできることは違います。
口に入れないということは殆どできますが、使い終わった後に近くにいるお友だちに優しさで
「使う?あげる。」と渡してしまったり
「預かっててあげる。」と一人で二つ持っていたりする姿が見られます。
なぜお約束が必要なのか、例えを挙げてこれはどうか、これはなぜしてはいけないのかなど子どもたちたに問いかけながら進めていきました。
年少児から年長児まで手を挙げ自分なりに考えた意見を発言できることはすごいと思いました。今後も皆で考えていくということを大切にしていきたいと思います。(K.Y)
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