◆4月14日(金)の子ども達
2017年04月14日 金曜日
◆2週間がんばりました! (つぼみ)

朝、お母さんとのバイバイは寂しくて大きな声で泣いていた子どもたちも、少しずつ涙の時間も短くなってきていて、時折ニコッと可愛い笑顔を見せてくれています。
かと思えばみんなで涙の大合唱。つられ泣きだったり、眠たい・・お腹がすいた・・だっこして、と気持ちのアピールをたくさんしてくれています。
お部屋で眠る子、気分転換で園庭に出る子と分かれて過ごしました。
日差しがあたたかく、風が吹くと桜が舞い散りとても心地よい中、きく・たんぽぽ組のお兄さん・お姉さんが駆け寄って来てくれて、一気にシートの上は賑やかに。
泣いていた子もその声には思わず顔を上げ、顔を見つめていました。圧倒されているような驚いているような、目を丸くして動きを見つめていて、そばにいるだけで、たくさんの刺激を受けているように思います。
お散歩カーで園庭散歩をしていると更にたくさんの保育士や子どもたちが優しく声を掛けてくれます。賑やかな中でも気持ち良さそうに眠る〇くん。
みんなに見守られながら、少しずつ育子園がホッと安心できる場になってくれるといいなと思います。
S.S

◆今週も楽しかったね (ふじ)



今日も園庭を満喫したきく組の子ども達。
でも、今日は一人で遊ぶことを楽しむかが多かったように思います。
フラフープを見つけて、電車に見立てて「しゅっぱ~つ!!」と掛け声を掛けながら、目の前を通り過ぎていく○くん。
「お友だちも乗せてあげたら?」というと、ちょっぴり照れたようにお友だちを誘っていました。
たくさんのコップを持って砂場に来た◇くん。
黙々とコップの中に砂を入れて、ジュースやご飯を作っていました。
近くに座ってふじ組の子と遊びながら様子を見ていたのですが、それにも気が付かないほど、とっても集中して作っていて、とってもびっくりしました。
他にも、園庭の隅で石をたくさん集めて、宝物のように大事に持ち歩いていたり、降りてから体がふらついてしまうほどトランポリンに夢中になったり、丸太やウッドデッキに横になって体を休めたり、いろいろな姿が見られました。
まだまだどんなことが楽しいのか、どうしたら遊べるのかを模索している子どもたち。
大人と同じで、一人でじっくり楽しみたいときもしたいときもあるようです。
子ども達のペースで一人遊びもお友だちと遊ぶことも楽しめるように、大人は環境と見守っていく心を作って行きたいと思います。(E.Y)


◆受け継がれていく (たんぽぽ)

熱くなったら腕まくり、裸足がいい子はそのままで・・・
園庭準備バッチリです。
階段を降りると思い思いの遊びに向かって駆け出していきます。
早速ボールをキープして、サッカーの練習を始めたのは☆君です。
ボールを蹴るときの脚の運びがすごくかっこいいのです。
シュート、決まった~。という感じです。
☆君のお兄ちゃんはこの春1年生になった卒園児です。
先月まで園庭で駆け回っていたお兄ちゃんです。
ボールを追いかけて駆け回っていた姿が思い出されます。
そしてそのお兄ちゃんの姿をずっと目で追いかけていた☆君なのでしょう・・・
お兄ちゃんみたいにって思っているのかな・・・と思いました。
築山近くのフェンスの下で年中児の男の子たちが固まってしゃがみこんでいました。
その集団の中にピンクの帽子がひとり混ざっています。
何をしているのかと思ったら、観察ケースを覗き込んでいました。
お部屋でも、メダカに興味津々の観察チャンピオンです。
「何がいるの?」って聞いてみると、答えは「みみず」でした。
聞いてみるとまだ触る事はできないそうです。
年中児たちは土を掘り起こして、ちょっとジメジメしている場所にミミズはいる事を知っているのです。
それをしっかり見ていたので、そのうちに自分でもスコップ片手に探し出すでしょう。
遊びは受け継がれていきます。
そして、たんぽぽ組の様子をきっとふじ組やつぼみ組のちいさい子たちがちゃんと見ていると思います。
2週目が終わります。 楽しくなってきました。
カレーライスの手遊びを朝からしながら、いっぱい食べようと盛り上がっていました。
沢山遊んだので、みんないっぱい食べました。
いっぱい遊んでいっぱい食べて、たんぽぽ組は今日もすくすくです。(N・S)
◆やってみる (うみグループ)




集まりの前にみんなでダンスをしました。
曲は『おどるんようび』『あいにきて あかずきんちゃん』です。
おどるんようびは月火水木金土日と曜日を身体全体を使って表現します。
そのため今日は何曜日でしょう、との問いに身体で表現するとすぐに答えれるようになりました。
集まりでは『ありがとう』という言葉についてお話をしてみました。
言われた人も言った人も嬉しい気持ちになれる言葉だね、と子どもたちと共有しつつ、今年度も育子園のテーマは『世界』ということでアメリカ・韓国・中国の『ありがとう』をお話しました。
また今日は昨日に引き続き、桜の木作りを子どもたちと行いました。
集まりでは完成した子どもたちの作品を一つ一つ紹介していくと、「すごいね」「きれいだね」と感想を述べてくれます。
そのため二日目の今日もたくさんの子どもたちが集まってくれました。
桜の表現方法は指スタンプとタンポを提供しました。
指スタンプは間を埋めるように丁寧におしていくと、隙間がなくなっていき「満開だよ」と表現してくれます。
タンポでは画用紙いっぱいに表現し、大きな桜の木をイメージする子どもや、周りにたくさん桜が咲いたというような表現もありました。
園庭に出ると、「いい天気だね」と満面の笑みで教えてくれました。
帽子と上着を着て園庭に向かう子どもたちには、上着いるかな、今日は太陽でてるよ、と声をかけると、「いらないかな」「今日は着ていく」と子どもたちなりに考えてくれます。
園庭では虫探しが大人気です。
今まで会えなかった分、あり・くも・ダンゴムシ・ミミズなどの虫が現れた時の反応は喜びを身体全体で表現して楽しみます。
ここで活躍する子どもたちは『虫を触れる・掴める子ども』です。
そのため仕事が分担されます。
ひたすら掘る子どもとその様子を見守り、捕まえる子どもに分かれます。
今日は二つの場所に分かれて探そう、そうすればたくさん見つけられる、との案で二手に分かれ、触れる子どもたちも自然と二手に分かれました。
しかし、虫かごは一つしかなく「こっちにおく」「あっちにおく」と問題点が生じ、二手には分かれることは変えず、もっと近場でと改善して行いました。
低年齢の子どもたちが虫かごを覗き込んでくると、「これはミミズだよ」と優しく教えてくれる姿がありました。
お兄さん・お姉さんのように関わっていく姿をこれからも見守っていきたいと思います。
(A,Y)
◆〇のせい、〇のせい、〇のせいにしたらいい (そらグループ)

今日は大聖堂に散歩に行きました。
朝の集まりでは、手遊び歌を歌い盛り上がりました。
最近よく子ども達が口ずさむのはゲゲゲの鬼太郎の手遊びです。
最初にやった時「きたろう?」とゲゲゲの鬼太郎のアニメやキャラクターを全く知らない様子でしたが、行う回数が増えると次第に覚えてきて今は塗り壁?猫娘?ねずみ男?砂かけ婆?こなきじじい?鬼太郎?何が何だかわからなくても行っている姿を見るとアニメの力よりも手遊びの力を感じます。
次に「ジャックと豆の木の紙芝居2」を子ども達に読む前に、どこの国の話か?挨拶はどうだったか?共有していきました。英語と「えいこく」がごちゃ混ぜになるも、一生懸命覚えたての国の名前などを言っています。
先日、ロフトで、ごっこ遊びが行われていました。それは、一人が鬼で10人くらいを追いかけるというものでした。それはもうすごい勢いで、すごい叫び声で、楽しそうに笑顔で行っておりましたが、かなり危険な遊びにも見えました。階段を下りる様子や、駆け回る姿はルールが一切なくただただ暴れているような様子です。
そこで、しばらく怪我のないよう見守りその場を離れようとしましたが、離れようにもひやっとする場面も多々あった為離れることは困難でした。
そういった過程を経て、子ども達とロフトの使い方を再度確認していきました。
ついさっきまで、楽しそうに遊んでいた子ども達に「今の遊び楽しかった人?」と聞くと年長児二人以外手を挙げました。「今の遊び楽しくなかった人?」と聞くとその二人が「はい・・・」と静かに手を挙げました。さっきまであんなに大声を出して走り回って、あんなに追いかけていた主となっていた子どもが手を挙げるのです。きっといけないことをしてそれを楽しんでいるとは言えなかったのだと思います。
ごっこ遊びの場所として使うのはとてもいいことだからこそ、どんなごっこ遊びがいいか?子ども達と話し合う、いいきっかけとなりました。
今回はごっこ遊びの対象として、4つ挙げました。
「三匹のこぶた」「ジャックと豆の木」「ももたろう」「おおきなかぶ」です。
子ども達は紙芝居を見たジャックと豆の木を選びジャック役や、おじいさん、妖精、鬼役を振り分けていました。妖精?役は見た紙芝居にはなかったのですが、二年前の年長児がやっていたと子ども達が言うのです。だから私たちも○○ちゃんみたいにやりたいと妖精役が追加されていました。
せっかく遊びだしていたので、ロフトを少しデコレーションしていきました。
子ども達に葉っぱを切ってもらったり、雲を切ってもらったりと、ジャックと豆の木に必要な環境設定を作っていきました。次第に、出来上がってくると私もやりたい僕もやりたいと自発的に興味を示す子供たちが増えます。予定以上に葉っぱが多い、雲が多いのはその為です。そして、役柄に必要なものを作成したいと言うようになりました。おじいさん役の杖と、金の鶏ができると「包丁をつくろう!」と斧のことを言う子供がおりました。
ジャックと豆の木ゾーン遊びはまたこれからも続きそうです。
今日はジャックと豆の木2を読みました。
内容が短くつまらない、という感じでしたが、より一層妖精の出番がない事に気づきながらも妖精熱は冷めない年長女児がおりました。
次に、大きなカブ(手作り)を子どもたちに見せました。
保育者がおじいさん役になって劇遊びを始めると子ども達も自然と役になり切って参加してくれる姿がありました。恥らいながらも、行う姿から今後どのようになっていくか楽しみです。
また、今日は、タイの国旗を紹介しました。
この国旗知ってる?と聞くと「たい!」と答えた子供がおりました。
「だっていったから!」と旅行先であったため、よく見かけていたのだなと感心しました。
次はどんな国旗を紹介してみようか楽しみです。
今日の集まりは盛り沢山で子ども達も沢山の笑顔を見せてくれました。
また来週も楽しみです。
さて、大聖堂への散歩は往復一時間以上かかりました。
それだけ、子ども達は頑張っていたということです。
「おはなすごいよ!さくら!なんかお米みたい!!」
「Lってかいてあるよ」
「え?L?Lはパンツだよ!あ、おむつか!Lオムツ!」
「ねぇまだ?もうあるけない!」(開始二分で)
「ねこがいたよ!わたしばっかりみてるんだから~!」
「なんかあるくのがむずかしいの・・・」(靴が反対でした)
「みほとけさまぜんぜんわらってないじゃん」
「みほとけさま、おっぱいみえそうだよね?」
「うわ~ゆきだ~!」(桜が舞い散るのを見て)
「ころんじゃった!○ちゃんがはしるからだよ!○のせい!」
「ちがうよ!○○のせい!ちゃんとみてなかったからでしょ!」
楽しい散歩でした。
また来週も楽しい一週間となるよう見守っていきます。
k☆y

Posted in 園のこだわり