◆4月5日(水)の子ども達
2017年04月05日 水曜日
◆ごはんまでがんばりました! (つぼみ)



3日目です。新入園児さんたちは、今日は給食までということで、保育士たちもより気合いが入ってきました。
今日も朝から泣き声の大合唱。昨日はよくわかっていなかったのか泣いていなかった子たちも、またここに連れてこられた~という感じで、涙が出ています。
そんな中、昨日もたくさん泣いた◎ちゃんは、昨日ずっと抱っこしてくれた保育士を覚えていたようです。今日も始めは泣いていましたが、この人がずっとそばにいてくれるということが分かったのか、その保育士がいれば穏やかな表情で遊んだり、食べたりすることができていました。
今日が保護者と離れて初日の△ちゃん。10時半のお迎えまで涙もなく、ニコニコの笑顔で遊んでいましたが、お迎えに来たお母さんの顔を見たとたん、ふえーんと泣き顔に。「あ、そうだ。ワタシ、大好きなお母さんと離れてたんだったー。」と言わんばかりの表情に、思わずお母さんと一緒に笑ってしまいました。
明日は泣くかな?笑うかな?どんな姿も今の大切な姿ととらえて、受け止めていきたいです。
新入園児が元気に泣いている中、ちょっと不安になってきた子が出てきた進級児です。そこでちょっと園を出て、お散歩に行ってきました。電車見て花見までしてきました。お散歩カーに乗り込むと、テンションアップして元気いっぱいです。
バス、ゴミ収集車、大きなトラックを見て富士見町の車庫に着くと、もう2台も電車が止まっていました。「電車」と元気に呼び手を振って傍で行き、そのあとも3台も電車を見送ることができて、大喜びでした。道路に車が通ると、すぐに保育士の言うところに集まってくる子どもたちを見ていると、1年間の積み重ねの大きさを感じます。
帰りには、桜を見にと遠回りをして帰ってきました。「お花は、上だよ」と何回も言われて、やっと桜の花のある場所が分かり、見上げてきました。もっと満開になったころに、もう1回見に行けたらなあと思います。
(T.M)


◆はるさがし (きく)




4月の初めだというのに保育室は静かです。
いつもの4月なら新入園児さんとその声に不安になって進級児たちも泣いてしまうのですが、泣き声は全然聞こえません。それどころか、どんどん遊びのエリアを広げて遊び込んでいます。朝のおやつもスムーズでした。
今日はぽかぽかいい天気です。
陽気に誘われて、お散歩に出かけようと思いました。
せっかくのお出かけですから、何かお目当てをつくろうと考えて「桜を探そう大作戦。」です。
ホールの前でみほとけ様にご挨拶をし、人数の確認をして出発としたところでちゃんと覚えているかしら「何探すの?」と聞いてみました。〇ちゃんがホールを指さして言いました。 「あれ。」
ホールでは年長の女の子が、降誕会に向けてお花踊りの練習中でした。年長の女の子たちは、桜の造花を持って踊るのです。〇ちゃん、お話をよく聞いていました。
とてもいい天気なので、ふじ組の進級児たちもお散歩に出かけたようです。
お散歩カーは3台しかありません。
きく組と合わせて36人。順番に乗って、順番に歩くことにしました。
お友だちと手をつなぐとなんだか気持ちが高まってウキウキするようです。
足取りも軽やかに楽しいお散歩になりました。
園の周辺をぐるっと一周してきたのですが、桜は3か所見つける事ができました。
上を見上げると、日差しが眩しくて目がしょぼしょぼしてしまいましたが、「きれいね~。」とひと時のお花見をして帰ってきました。
園庭では新入児たちが早速探索を始めていました。築山のトンネルもくぐってみました。トンネル滑り台も滑ってみました。どこに行ったかな?と探さなくてはいけないくらい園庭の隅々まで自分で行って確かめています。
たっぷり遊んでお部屋に戻り、おかわりがからっぽになるくらい給食をたくさん食べました。
お昼寝もぐっすりです。(N・S)


◆お当番表 (うみグループ)



新年度を迎え3日目。子どもたちは元気いっぱいです。
新しい環境にわくわくする気持ちや、ちょっぴり不安な気持ち等、色々な思いが混ぜこぜになった状態の中で子どもたちは過ごしていると思います。
一人ひとりの思いを受け止め、安心して過ごしていけるよう大切に関わっていきたいです。
また、気持ちを受け止めるのは大人だけではなく、子ども同士でも思いは同じだという事が感じられる場面がありました。
ベランダで、もも組さん3人が言い合いをしていました。
〇くんが三輪車に乗っていると、反対方向から☆くんと△くんが三輪車を漕ぎ、お互いに道がふさがってしまったようです。
「〇くんどいて」と2人から言われ、〇くんは驚いてしまったようで「いやだ」と大きな声で言いながら手を振り回します。
まだ言葉で自分の思いを明確に伝えられない発達段階の子どもたちにとって、相手の気持ちを汲み取るのは難しく、「いやだ」「そっちがいやだ」といった言葉の応酬が続きます。
お互いの気持ちをゆっくり言葉で伝えてみるよう促すと、子どもたちはそれぞれ「通れなかったよ」「何でいじわるするの」と泣きながらも伝え始めました。
すると、その様子を見ていた年長児の◎くんが突然〇くんの頬を触り「わかるよ」とやさしく声をかけたのです。
〇くんの気持ちに寄り添うように頬を触る◎くん。〇くんは不思議そうな顔をしていましたが、なんとなく◎くんの気持ちが伝わったのか、頬に触れられた事で安心したのかいつのまにか泣き止んでいました。
子どもたちはそれぞれ、言葉で伝えられないもどかしさの中で精一杯、自分なりの表現をしています。
その精一杯の姿に寄り添おうする◎くんのやさしさに、大切な事を改めて教えて貰いました。
一人ひとりに寄り添う保育を大事にしていきたいと思います。
O・Y

◆すすすすす (そらグループ)

今日は朝の集まりで、降誕会の話をしました。
御釈迦様の誕生日ということを伝えると、御仏様の子供が生まれた日?と言っていました。
『御釈迦様は赤ちゃんの時7歩、歩いたんだよ』と伝えると、赤ちゃんなのに?すごいと驚いていました。
花まつりの歌も歌いました。
子供達は歌詞も覚えており、二番まで歌えた子供がおりました。
すると、その子供が「うわ!!ねぇきいて!○○○ぜんぶうたえたんだよ!いま!」と隣の子供の肩を持って言っている姿を見て少し微笑ましかったです。
室内ではロフトの電気を点けたり消したりする子供の姿が見られます。危険であるため声かけを行うのですがそれでも手の届くところにあるため、何度も繰り返してしまう子供もおります。
手に届くところにあるからこそ自制心が必要です。
出来るけどしない。
それが一番難しいことです。生活の中で、そのような場面がたくさんあると思います。大人である私たちが何を大切にしていくかしっかり見極めて関わる大切さがありました。
園庭では、たくさんの子供達が出ており大盛況でお祭りのようでした。
今日も虫探しをしたいという子供やチューリップ観察をする子供もおりました。
また、小集団で追いかけっこなのか何ごっこなのかわからない遊びをしていました。ルールはないようですが誰かが「行こう」というと走る面白い遊びです。
「せんせいすごいよ!わたしたち!くもよんだの!すすすすすす〜!っていうと。」
という子供たちがおりました。
「どうしたの?」と聞くと「きて!」と手を引きます。子供達はよくそう言います。きてと手を引いて百聞は一見にしかずを主張します。
「わたしたちね、ここの木にくものすがあったからね、くものす、すすすすすすす〜!っていってたの。そしたらね、ほんとうにくもがでてきたんだよ!!」と喜んでいました。
ももぐみもゆりぐみも後に年長児になります。
このような発見や姿を後に見せてくれるのかなととても楽しみにしています。
k★y
Posted in 園のこだわり