◆3月31日(金)の子ども達
2017年03月31日 金曜日
◆感謝の一年 (つぼみ)

とうとうつぼみ組の最終日です。
お散歩に行こうか、園庭でたっぷり遊ぼうか・・・
担任4人で相談して、感謝の日にしようと思いました。
哺乳瓶を嫌がる子はスプーンで一口ずつミルクを飲みました。
ねんねが出来なくておんぶで寝ました。
少しでも給食を口にしてほしくて、マグマグにお味噌汁を入れて飲ませた子もいました。
給食の形状が少しずつ進み、今は皆が幼児食です。
靴下や靴、ズボンもジャンバーも自分で出来るようになったし、お話も出来るようになったし、泣いている子の頭をなでて慰めるような心の成長も出てきました。
ふじ組に進級する準備は万端整っています。
大きな怪我や病気にならず、みんなすくすく大きくなったことに感謝の気持ちで発祥の地にお参りに行ってきました。
合掌する小さな手のひとつひとつに本当に成長を感じました。
園庭でたくさん遊んでそろそろ給食に誘いだしたころ、☆君のお兄ちゃんが近づいてきてそっと☆君と手をつないで歩き出しました。
身長差は随分あります。
お兄ちゃんは、「僕の弟です。」といいながら歩いていました。
せっかくなので園庭を一周してきたら・・・と持ちかけると、嬉しい顔になって本当にぐるっと一周して戻ってきました。
☆君のお兄ちゃんは先日卒園式を迎えた年長児です。
今日で育子園に通ってくるのは最後の日です。
「僕の弟です。僕は小学校に行くけど、弟をよろしくお願いします。」
彼はきっとそんな気持ちで歩いていたのかな?と思うと目頭が熱くなる思いです。
来週からはふじ組です。
色々な春に感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました。(N・S)


◆明日から新しい年度 (きく/ふじ)

今年度最後の日、園庭に出て思いっきりあそぶことにしました。子ども達も喜んで支度をして園庭に出る気満々です。帽子とジャンバーを持って「きせてー」次から次へと並んできます。自分ができることを自ら進んで支度してアピールしてくる○くん「ぼうしかぶった」とだからあとはやってと言わんばかりにそんな姿も全部のお支度を「やってやって」と全力でしてきた時と比べて成長を感じることが出来ました。
園庭に出るとたんぽぽ組さんにお散歩に誘われました。園の周辺ですが解体工事をしている工事現場まで歩いて散歩に行きました。参加する子は希望で点呼をとって出発しました。みんなとても上手に手をつないで歩いていました。
育子園の近隣に8階建てのマンションがあったのですが、ほとんど解体が進んでいて壁ぐらいしかなく大型重機がバリバリと壁を崩していきます。見た目の派手さに比べると繊細な動きで慎重に窓であったらしい空間と空間の間の細い壁をハサミのような機械で挟んでゆっくり少しずつ崩していきます。
そんな機会の動きを子ども達は静かに真剣に見つめていました。がぁーがぁーがぁぁぁーとがんばっている重機に子ども達からも自然に「がんばれ~」の声援が上がりました。少し抑え気味の音量がより一層、子ども達の心からの声援に聞こえました。
工事現場の職人さんに見学させてくれたお礼と「ばいばい」の挨拶をしてバス通りの方を通って園に帰りました。お友だち同士しっかりと手をつなぎ保育者とも手をつないで上手に帰ってきました。距離としては短いですがとても上手に歩いてお散歩が出来きまた楽しい思い出が一つ増えました。
ということで今日は平成28年度最後の日となりました。明日から新年度となります。
ふじ組の成長に一年間関われて楽しかったです。これからも育子園全体でお子さまの成長を見守っていきますのでよろしくお願い致します。一年間ありがとうございました。y.n


◆大きくなりました (たんぽぽ/ふじ)

今日はふじ組最後の日。この一か月できく・たんぽぽ組のお部屋で過ごす事にもだいぶ慣れてきたように感じます。
育子園の近くでパワーショベルが建物の解体作業をしているという噂を聞きました。朝の会で、はたらく車見に行ってみる?と聞いてみると、大喜びで「いくー」と答えます。パワーショベルがガタゴトお仕事をしている話をすると、想像してみたのか「こわい?」と聞く子どももいました。
園のすぐ近くなので数名ずつ歩いて行きました。友だちと一緒に手を繋いで歩くことにもだいぶ慣れました。思わず手を離しそうになる子どもに「おててつなぐんだよー」と教えてあげる姿もあります。
ガタゴトと音が聞こえて、パワーショベルの目の前に到着しました。大きなパワーショベルが建物を壊していく姿に釘づけな子どもたち。「こわいねー」と言ったり、「こわそう」と怖い気持ちを違う角度から表現したり、「がんばれがんばれー」と応援したり、「もうかえりたい」と言ったり。目の前の出来事にそれぞれ感じることがあったようです。言葉で気持ちを表現できるようになったことにも驚きです。
この一年間で心も体も大きく成長しました。これからどんなふうに一人ひとりが輝いていくのかとても楽しみです。
(N.M)


◆お米とぎのお手伝い (新うみグループ/2歳・もも・ゆり)

今日は、きく・たんぽぽ組の子どもたちも、幼児組のと一緒にお米とぎをしました。
まずは、手をきれいに洗ってから、幼児組の子どもたちがお米とぎをしていると、その様子が気になったのきく・たんぽぽ組子どもたち。様子を見ながら、「お米にお水を入れるの」とお兄さん・お姉さんに聞きながら、お米とぎの方法を確認していました。お兄さんお米に水を入れては手でといで、その後水をとりかえ、これを繰り返していくと、見ていた子どもたちからは、「お米が白から透明になってきた」とその様子も楽しみながら見ていました。
そして、いざ炊飯器へ。入れてみると、ボールにお米が残ってしまいました。そこで保育士が、新もも組の子どもたちに「上から手でポンポンってたたけばお米とれるかな」と伝えてみると、「ポンポン」と言いながらお米を炊飯器の中へおとしていました。幼児組の子どもたちの様子を見て、その様子を学んでいる新もも組の姿がありました。
一生懸命お米とぎをしていた幼児組の子どもたちの姿を見て、きく・たんぽぽ組の子どもたちは、興味を持ち、様子を見ていました。そこで、「何をしているのか」「どのような方法で」を考えながら見ているようでした。きく・たんぽぽ組の子どもから、「先生、◎ちゃんたちも大きくなったら、こうやってやるの」と聞いてくる子どももいました。
自分たちも先の未来ですることを「予測する力」がまた一つ身についていて、とても嬉しく、感動してしまいました。子どもたちの、行動や観察力、そして先を読み取る力の成長を感じながら、一緒にこれからも園での生活を共に楽しみ、学びながらいきたいと感じました。(K・K)
◆大きいクラスになってがんばること (新にじ/2歳・もも・ゆり)

3月最後の日。新しい体制になり一か月が経ちました。年長児がホールに行き、また、きくたんぽぽ組が入ってきて、今までお世話をしてもらっていた子どもたちが、今度は小さい子にお世話をしようとする姿が見られてきたり、新しい人間関係も生まれてきました。
今日は朝のお集まりで、来週から一つ大きいクラスになることを改めてお話し、次のクラスでやりたいこと、がんばることをみんなの前に出て、ひとりづつ発表しました。まず、きく・たんぽぽの子。聞かれて、黙ってしまう子の中で、◎くんは「おえかきをがんばる」とお話することができました。
ももぐみの中にも、「いっぱい食べて成長したい」と言う子もいたり。そして、ゆりぐみさん。「おとまりほいく、がんばりたいです」。夏のお泊り保育のころ、参加していないみんなにもどれだけの印象を残していたのか、年長と言えば、お泊り保育なんですね。期待を持ててすごいなあと思いました。
今やりたいことを言っている子もいるかもしれませんが、自分の気持ちをそれぞれ伝えることができました。
そして、その後、ゆりぐみは、年長へのお手紙を作りました。折り紙でお花を折って貼ったり、~だいすきだよ、またあそびにきてね~など、教えてもらいながらも文字を書き、遊んでもらったお姉さん、お兄さんの名前も書き、みんな一生懸命、心を込めて手紙を作っていました。
いよいよ、来週から次の一つ大きいクラスの名前になります。新たな体制のスタートです。どんな一年になるでしょうか、どんな姿を見せてくれるでしょうか、楽しみです。そして、一年間、本当にありがとうございました。また来年度もよろしくお願いいたします。(T.Y)

◆ひとつ大きくなる気持ち*年長さんありがとうの気持ち (新そら/2歳・もも・ゆり)

今日は3月31日とうとう28年度、最後の日になりました。
朝の集まりで今日で3月最後だね。と話しをすると「年長さんとお別れ」「小学校に行くの」と声があがります。
自分達のことよりまず年長児のことが出てきたことに存在が大きかったんだと感じました。みんなは「年長さんにプレゼント作る」「私は手紙にする」と提案がありました。
そしてみんなに聞いてみました。
「ももぐみさんになる人?」と聞くと「はーい!」と元気な返事が返ってきました。
「ゆりぐみさんになる人?」「ひまわりさんになる人?」と聞いていきました。
みんなひとつ大きくなる期待で輝いていました。不安は私達が受けとめ期待でわくわく膨らむ子ども達の姿を大事にしていきたいと思います。
最後の給食では年長児も食べに来てくれました。楽しい給食の時間になりました。
新ももになる〇くんがごちそうさまをしようとしたので《野菜が苦手な〇くんだから食べてるかな?見に行こう》と思った時
隣りで食べていた新ひまわりの△ちゃんが〇くんの皿に野菜が残ってるのに気付き「食べないの?」とやさしく聞いてくれていました。
「これは食べられる?」とひとつずつ丁寧に聞いてくれて。残っていたハムなら食べれると分かった△ちゃんは食べさせてくれました。
しっかり聞いて関わっている△ちゃんの姿に新しいもも組も優しいお姉さんたちがいるから大丈夫だなと感じました。そして、△ちゃんもきっとお姉さんたちの姿を見てたんだと感じしっかりと優しさが繋がっていってるんだと思いました。
別れと出会いの季節
別れは寂しいですがその時、その一瞬の出会いを大切に繋がっていけたら。。。
それぞれの場所でみんなが笑顔で楽しい時間を過ごせるように願っています。。。
t*s


◆巣立ち (ひまわり)

今日は、育子園生活最後の日。
登園してきた子どもたちは、いつもと変わらず元気いっぱいの笑顔を見せてくれました。
朝の集まりでは、育子園での思い出を振り返るとともに、最後の日をどのような一日にしたいか皆で考えてみました。
「楽しい一日にしたい!」「最高の一日にしたい!」
期待や喜びに溢れた発表が沢山ありましたが中には「今日で最後か…」などと、肩を落とす子もいました。
しかし、そのような子がいたときは…
「最後だから楽しい一日にしようよ」
皆で励まし合います。
こんなにも他人思いの素敵な子どもたち…。お別れは寂しいですが最後の最後に安心感をいただきました。
今日は、育子園生活最後のイベント。
地域の方との触れ合い、繋がりを大切にするために老人ホーム「愛敬苑」に行きました。
日頃から温かく見守ってくださることへの感謝の気持ち…。「無事に卒園します」という気持ちを歌にのせ伝えさせていただきました。
曲は、卒園式で歌った「キラリキラリ」と「ふるさと」です。
「歌で気持ちを伝えるんだ」「おじいちゃん、おばあちゃんたち感動してくれるかな…」
子どもたちは、様々な気持ちを味わいながらも堂々と立派に歌っていました。
子どもたちの気持ちが届いた瞬間…沢山の笑顔が広がりました。
「いるだけで沢山の人が幸せになる」
そんな子どもたちのパワーは、本当にすごいです。
また一つ素敵な思い出ができました。
いよいよ巣立ちのとき…。
思い起こせば入園当初、泣いてばかりいた子どもたちでしたが、こんなにもたくましく立派に成長しました。
子どもたちのおかげさまで私たち保育士も、たくさんのことを学び成長することができました。本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもたちの可能性は無限大。
これから未来へ巣立っていく子どもたちをかげながら見守らせていただきたいと思います。
(T.N)

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