免許証
2017年02月07日 火曜日
土曜日保育中、コンビカーをロビーで走らせていた子どもたちが、地球儀を指さし、「ここの世界に行ってくるね。」と走り始めました。
子どもたちが楽しそうに走り回る様子を見ていた保育士。
ピカーン!と何かひらめいたようです。
事務室から持ち出したのは、紙とペン。
ロビーで書き始めると、子どもたちが「何?何?」と集まってきます。
子どもたちの視線を浴びながら、保育士は「なんでしょう?」と言いながら書き続けました。
可愛らしい免許証が出来上がりました。
初めに免許証を書いてもらった子は、友達に見せたりした後、大事そうにコンビカーの中にしまい走り出しました。
続いて、その様子を見ていた子どもたちは、「私もほしい。」「ぼくも。」と続きます。一つ違ったことは、「自分で書きたい。」と言い出したことです。
書いていく中で、色々な会話で笑いが広がります。
子どもの様子を見て、ひらめき、遊びを発展させていく・・・・・これが保育士の楽しさの一つです。
保育士の提案により、より一層遊びが盛り上がって成功するときもありますが、反対に、あまり子どもたちの気が乗らない提案をしてしまうこともあります。しかし、それも子どもたちの反応を知るいい機会です。発達に合っていなかったのか、何が足りなかったのか、試行錯誤して次のチャンスをワクワクしながら待つことが出来ます。
保育士は、子どもたちと関わりながら、自分が楽しくさせてもらえる職業だと感じました。
副園長
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