認めたくないけど・・・
2017年02月13日 月曜日
先日、年中男児と年長女児が些細なことから口げんかになりました。女児は言葉が巧みで、男児は太刀打ちできません。そこで男児は、耳をふさぎ聞こえないふりを始めました。耳をふさいでも、それは形だけで、しっかりと相手の声は届いているようです。男児は悔しくで大きな声を出し女児の言葉をかき消そうとします。
しばらくこんな状態が続き、けんかは平行線をたどっていたのですが、男児は突然「ごめんね」と謝りました。自分の思いはたくさんあるけれど、それよりも大好きな友だちとけんかしているのが辛くなったのではないかと感じました。実は、この二人、普段はとても仲良しです。その後はいつも以上に楽しそうに遊び始めました。
自分の非を認めたくないのは大人も子供も同じだと思いますが、『我』をいつまでも通すのではなく、一歩自分から下がってみることの大切さを、また、子どもたちから学ばせていただきました。
保育主任
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