◆2月17日(金)の子どもたち
2017年02月17日 金曜日
◆初めてのお散歩先へ。 (つぼみ)

今日は初めての場所にお散歩に行ってきました。
児童館です。
もしかしたら、おうちの人と一緒に行ったことがあるかもしれませんが、つぼみ組のみんなで行くのははじめてです。
児童館の職員さんが、こっちで遊べるよと案内してくれました。
ちょっぴりドキドキした表情をしながらも、ついて行きます。
広いホールのような場所には、育子園にはない車がたくさんありました。
目がキラキラと輝きだします。ドキドキしていた気持ちは、あっという間にどこかへ行ってしまったようです。
夢中で色々な車に乗る子どもたち。
楽しくて楽しくて仕方ないようです。
もう一つのお部屋でも遊ばせてもらいました。
色々な玩具が置いてあり、どれも子どもたちの大好きなものばかりでした。
その中でも一番人気だったのは、肋木(ろくぼく)です。
すべり台もついているのですが、すべるためには木の枠をよじのぼらなければなりません。全身を使った遊びができる玩具です。
はじめは、『すべる』がメインの目的だったので、登りやすい場所を見つけて登っていた子どもたちでしたが、繰り返し繰り返しやっているうちに『のぼる』楽しさが出てきたようです。
色々な場所から登ろうと、考えている姿が見られました。
たっぷり遊んで満足満足で帰ってきた子どもたち。
また一つ、楽しい場所が増えました。(I.E)


◆ 風にも負けず (ふじ1)
今日は、本5ふれあい公園に行ってきました。
公園に向かう道中から「よーいどん!」と張り切って言っていた〇くんは、公園に着くなり保育士の手を取り、「あっち」と言いながら歩き出しました。
何をするのか、どこに行くのかもはっきりしないままついて行くと、突然止まり「よーいどん!」と掛け声をかけて走り出しました。
少し行くと止まって、また掛け声とともにスタートするを繰り返していると、近くにいたふじ1組の仲間たちが次々に参加をし始め、最後にはふじ1組全員での「よーいどん」になりました。
発起人の〇くんは、もちろん毎回先頭を行き、後ろの方からくる子の名前を呼んだり、「おいで~」「がんばって~」とエールを送っていました。
たくさん走って疲れたのか、◇くんが地面にゴロンと転がったのをきっかけに、みんなもゴロン。
しかし、お日様が眩しすぎて真上が向けず、右を向いたり左を向いたり…。
そのたびに目が合う友だち同士で、笑い合ったり、声を掛け合ったりして、とても楽しそうな雰囲気が漂っていました。
風が強く、時々砂埃が上がって、子どもたちも目をつぶって風がおさまるのを待っている様子もありましたが、風にも負けず、元気に走り回る姿に成長を感じます。
そして、強風にも負けないくらいの仲間意識(絆)が生まれていたことを実感できたような気がして、嬉しくなりました。
今日のおひさまの暖かさのように、心がポカポカしたひとときを味わうことが出来ました。
(E.Y)


◆春一番とともに駆け抜ける。 (ふじ2・3)
今日は春一番が吹くかもしれないとお天気で言っており、ポカポカ陽気で一気に春が近づいた気持ちになりました。暖かかったので、本五ふれあい公園にお散歩に行くことにしました。
「今日は暖かいからジャンバーいらないよ」と話すと、「なんで?」「なんであったかいの?」「ジャンバーいらないの?」「さむくないの?」と疑問でいっぱいでした。中には外に行く=ジャンバーを着る。と言うのが毎日の流れに身についていて「きなくてもいいよ」と言っても「きる!」と言って着ていく子もいました。毎日の小さな積み重ねが立派に身について習慣になっていることも感じました。
外へ行くとやはり今日は暖かく、「あったかいね!」と言うと「さむい(く) ないから ジャンバーいらないの?」「きょう あったかいね」と話していました。公園に着くとお天気の予報通り春一番が吹き、強い風が時折吹いていました。
初めは風に心が折れそうになって保育士に張り付いている子もいましたが、風が吹くたびにお友だちと身を寄せ合ってみたり、目を覆ってみたり、木や岩の陰に隠れたりと段々上手に回避していました。
それぞれ好きな所へ走って行き、お気に入りの物を探しに出かけます。大きな枝もあっという間に見つけてきます。△くんはどこから見つけたのか、大きな木の表皮をたくさん持っていました。◇くんは抱っこをすると、あれ?なんか固い・・・と思ったらポケットに大量の石が入っていました。いつの間に収集しているようです。
お友だちと追いかけっこをして楽しんだり、お花が咲いているのを見つけて摘んだりと風が強くてもみんな逞しくあそんでいました。
そして、何度もあそびに行っている中で今まで気付かなかった水飲み用水道の存在に気付いてしまい、いたずらな顔をしながら近づいた2人の子たち・・・蛇口をひねり見事な大きな弧を描いて水が飛び出しました。あまりの勢いに思わずびっくりしたのか涙。おかしくて少し笑ってしまいました。誰もが子どもの時に一度はやったのでは!?という公園ならではの経験ですね。
帰りのお散歩カーは「もっていくー」と言って離さない枝や石のお土産でいっぱいです。
(K*S)


◆「ジャックと豆の木」の種を探して (きく)

今日は、気温も温かかったので、のびのびと園庭で遊ぶことができました。
☆くんが小さな球根を拾ってきて、「先生、豆の木拾ったよ」と嬉しそうに教えてくれました。「これ、お家に持ってかえるんだ」とポケットに入れながら、また別の遊びを楽しんでいました。
しばらくすると、☆くんが「先生、豆の木なくなっちゃった」と保育士に伝えてきました。それを聞いていた、◇くん、〇くん、☐くん、が走って来て「一緒に探してあげる」と言って、☆くんを助けてくれました。
そこから、みんなシャベルを持って、土を掘ったり、落ち葉をどけたり、トンネルの中をのぞいたりと、みんなで協力して、探していました。しかし、探していた物は、見つかりませんでしたが、☆くんはとても嬉しそうに、「みんなが手伝ってくれたよ」「みんな、ありがとう」と、とても満足していた様子でした。
球根は、見つけることはできませんでしたが、☆くんを協力してくれたお友だちの優しさが嬉しかった、そして手伝ってくれた子どもたちもお礼を言われて、嬉しい表情をしていました。助け合い、お互いに成長している姿を見ることができ、とても心があたたかくなりました。(K・K)

◆園庭遊び (たんぽぽ)

今日は園庭で思いっきり遊びました。ぽかぽか陽気に子どもたちの気持ちも外で遊びたい気持ちが溢れ出ている様子でした。トンネルすべり台がたんぽぽ組の最近のお気に入りの場所になっています。
〇君は園庭に出て遊び始めましたが、お部屋に戻る少し前になって急に泣きべそになってしまい、理由を聞いてみると「風が怖い」「風、嫌なの」とのこと。ポカポカ陽気でしたが風が強くビュンビュン言っているのが怖くなってしまったようです。
誰よりも早くお部屋に避難すると「もう風ないね」と一安心。さっきの涙はどこへやらでおちゃらける姿が見られました。
▽ちゃん、◇ちゃん、◎ちゃんは3人で砂場でうずくまっていました。何をしているの?と声を掛けると泥だらけの手を見せてくれて「おだんごつくってるんだよ、ほら」と泥の手を見せて満足そうな表情を浮かべていました。自分たちの手の大きさにあった小さな泥団子。いつの間にこんなに上手に作れるようになったのでしょう。
みんなで作った泥団子を持ってログハウスへ移動しごっこ遊びが始まりました。この遊びをしたいからこれが必要だから作るという一連の流れに成長を感じ喜びを噛みしめました。
□君は手のひらいっぱいの何かを持って築山にいた保育士の元へやってきました。
「何を持っているの?」と問いかけると「今見つけてきたかっこいいのだよ」と築山に並べはじめいとおしそうに眺めていました。□君にとっての大事な宝物が増えた瞬間だったようです。
(K☆H)

◆連鎖 (うみグループ)

今日は暖かい一日になりました。
園庭に出る前には室内で発表に向けた取り組みを各クラスみんなで一致団結していました。
ひまわり、ゆり組は自分たちで作った衣装を身に着けて劇の練習にも熱が入り、ゆり組は少しづつですがお友達がいうセリフも覚えていて、「次〇ちゃんだよ」「◇くんいうんだよ」「みんなで!」と教え合ったりしています。
中にはふざけてしまう子もいますが、練習が終わった時に保育士が「今の練習どうだった?」と問いかけると「んー、みんなバラバラだった」「うまくできなかった」と自分達自身で様子を振り返ったりしていました。
「どうする?まだ練習する?」と保育士がさらに聞くと「まだ、やりたい」「もう疲れた」と意見が割れても、お父さんやお母さんたちに素敵な姿を見せるんだ!という気持ちが強いようで「じゃあ、あと1回だけ練習しておしまいにする」とみんなで決めていました。
ひまわり組さんの練習の姿をみてゆり組さんのやる気が出たり、そんな姿をもも組さんも見ていて、「ももぐみさーん」と保育士が呼ぶと「次は私たち、僕たちの番だ」とウキウキしながら「はーい」と返事をして横一列に並んで練習に取り組んでいます。
園庭では、年長の男の子を中心にチョコレート作りが流行っていて、☆くんが「いまチョコレート作ってるんだ」と保育士に教えてくれました。保育士が「先生にも作ってほしいな。生チョコがいいな」と言うと「いいよ」「おやつのあとには固まるからね」と言ったりと女子力の高い年長の男の子達です。
おやつの後園庭に行くのがいまから待ち遠しい子どもたちと保育士でした。
(K.H)
◆本番いつ? (にじグループ)
今日は朝の集まりの時間はそれぞれの学年の発表の時間を設けました。
以前から取り組んでいる劇遊びやごっこ遊びの延長線となるように様々な活動や取組、遊びの工夫を子ども達と話し合いながら行っています。
年少児は「コッケモーモー」です。
動物お面(役分け)を作り、より一層ごっこ遊びに取り組む姿が見えてきます。
少しずつセリフも堂々と言えるようになりましたが、声の大きさは小さかったり自分は言えるけど皆が言わないから言わない・・・と言った姿も見えます。
緊張しながら恥ずかしがりながら行う姿が見所です。
最後に皆で歌を歌うのもとても楽しそうです。
年中児は「オオカミと10匹の子ヤギ」の劇遊びをしました。
恥じらいの気持ちを抱いている姿が多く見られるように感じます。
セリフを言う際に自信満々にいう他児をたよりにセリフの便乗をしたり等、助け合いながら一生懸命に取り組んでいます。
年長児は「くものすおやぶんとりものちょう」です。
ストーリーとセリフを大体覚えており淡々と話を読んでいきます。
劇をするのか、朗読をするのか現在子ども達も考え中です。
「くものすおやぶんとりものちょう」の背景作りにも取り組んでおり年長児らしい大作が出来上がりつつあります。
子ども達は本番明日?と毎日のように聞いてきます。
k☆y

◆ももたろう (そらグループ)

今日も懇談会の発表に向けて準備を進めていきました。
「先生、ももたろうの練習しようよ。」と○○ちゃん。主体的にゆり組のおともだちに声をかけてきてくれました。
「はじめるよ。」と一声かけると、その言葉を聞いた児が近くのおともだちへ声をかけ、あっという間に全員が揃いました。
もも組の時よりもセリフが増えたり、披露する時間が長くなったりしてなかなか集中力が持たず、近くのおともだちが側にいることが嬉しくなって気持ちが盛り上がってしまう時もあります。
良い発表にしたいとこちらも気合が入り過ぎて、あれこれ言ってしまう自分に反省してみたり一昨日よりも昨日、昨日よりも今日と少しずつ良くなっていく所が目に見えてわかり一緒に喜んだりの繰り返しです。
もっと大らかな心でたくさん褒めていくことが私の今の目標だなと思っています。
そんな気持ちの変化がある中で、子どもたちは一生懸命ひたむきに頑張っています。
セリフを忘れてしまった児へこっそり近くで囁いてくれる児、一人で役を演じるおともだちへの温かい関わりなど一人ひとりの優しさを感じられる時間でもあります。
練習が終わったあと、「今日の発表は何点だった?」と毎回聞いています。
一番始めは0点だったのが、少しずつ少しずつ上がっていっています。
子どもたちが達成感を味わえるように、楽しく続けていけたらと思っています。(K.Y)
Posted in 園のこだわり