◆2月13日(月)の子どもたち
2017年02月13日 月曜日
◆今週もきらきらのはじまり (つぼみ)
月曜日。新しい週の始まりです。
キラキラした笑顔で登園してきた子どもたち、お休み中家族で楽しい時間を過ごしたのが伝わってきます。
今日はみんなが大好きな園庭で遊びました。
外が大好きで準備も片付けも上手だと聞いていましたが、本当にすごいです。
自分で靴下を履こうとする子、「あった!」と自分の上着を持ってくる子、中には友だちの上着を持ってきてくれたりと自分のことより友だちのお世話をしてくれる子もいます。
準備が終わった子は片付けも手伝ってくれるので部屋がきれいになります。
靴を履くときに「はい」と保育者の靴も渡してくれます。
先生のお世話までしてくれる優しいつぼみぐみの子どもたちです。
園庭に出るとそれぞれ好きな場所へ遊びにいきました。
気付くと同じところにかたまって遊んでいます。
すべり台で遊んでいた△くん『トランポリンでお友だちがあそんでる』と気づきトランポリンまできました。
△くんとすべり台をしていた〇ちゃんもそれを見てトランポリンまで来て一緒にトランポリンをしました。
新しく靴を持ってきた◇くん。靴で歩く感覚を確かめるように平らなたたきの上を保育者や友だちと歩いていました。
何往復も歩くのを楽しんでいる◇くんたち。
その姿をトランポリンから見えた〇ちゃん。
口に手をあてて「おぉ~い」と呼んで手を振りみんなのいる方へ行きました。
今度はそれを見た△くんと遊んでいた●ちゃんも追いかけるように行きます。
たたきの所で走ったり柵から外を見ながら笑いあったり、ウットデッキに入りのぞきこんだり。。。2、3人でおんなじ空間を楽しむ姿がありました。
まだ1人でじっくり遊ぶ姿が多い時期ですが、広い園庭の中でも友だちを意識し集まってきて一緒が楽しいと感じながら笑いあう姿がたくさんみられます。
こんなにちいさい子どもたちでも集団で過ごすことによって友だちと遊ぶ楽しさをしっかり感じていること、時には自分の思い通りにいかないこと、つぼみ組という子どもだけのかわいらしい社会が作られているんだと思いました。
そんな素敵な社会・つながりを大切にしいていきたいと思います。
t*s


◆気持ちのアピール (ふじ1)

朝おやつが終わると、今日は身体測定をしました。
「やだ」と言ったり、やりたくないアピールをすることが増えてきた子どもたちですが、身長体重を測る機械を見たり、友だちが服を脱ぐ様子を見て、何をするのか納得したりする様子がありました。自分でちゃんと理解して行動したいと思うことは、子どもも大人も同じだなと感じます。
園庭に出ると、それぞれに好きな遊びへ。ゆりかごスウィングやトランポリン、すべり台・・・みんなお気に入りの遊びがあって、時間をかけて遊ぶ様子があります。
担任以外の保育士に、ボールを渡して、遊んでほしいアピールをする姿もありました。遊びだけでなく、困った時に求めていく人の幅が広がったことも感じます。
他にも、年下の友だちの様子(表情)を見ながら一緒に遊んだり、幼児のお兄さんと手を繋いで遊んだり、自分から関わっていく姿に驚かされることばかりです。
安心して頼りにしたり遊んだり自分の世界を広げていく反面、イヤイヤとなることもありますが、そうなった時にこそ、子どもの今感じている気持ちを一緒に感じて、思いを尊重していきたいと感じました。
(N.M)


◆やさしい気持ち (ふじ2・3)

子ども同士の絆が更に深まり、クラスを超えた交流が盛んな今日この頃。
泣いてる子を気にかけ頭を撫でたり、ぎゅっと抱きしめたり、お友だちを気遣う姿も益々増えています。
そんな中、今日は子どもたちのやさしさが感じられる場面が見られました。
絵本を読んでいると、小さなクマが自分のおかゆを食べられてしまい、涙を流すシーンが出てきました。
すると3人の女の子たちはクマの頭を撫で始めました。
「泣いてるね」「せんせい、クマさんをぎゅってしてあげて」と口々に言い、クマの涙を拭ってる子もいます。
そこへ〇ちゃんもやってきて、「泣いてる時は抱っこしてあげたら嬉しいよ」と教えてくれました。
そして「抱っこして~」と保育士の膝に乗ってくる〇ちゃんと☆ちゃんと◎ちゃん。
3人は「どうぞ」「いっしょだね」「抱っこは嬉しいね」と言いながら、お互いが膝に乗れるよう譲り合って座りました。
絵本の登場人物が涙を流しているのを見て心配し、「ぎゅってしてあげて」「抱っこしてあげたら嬉しいよ」と、自分がしてもらうと嬉しいと感じる事を伝えてくる姿に驚かされました。
相手が悲しんでいる事に気づき、どうしたら喜ぶかを子どもたちなりに考えており、自分以外の人の気持ちに寄り添える心がしっかり育っている事が感じられます。
また、保育士の膝に乗る時も、いつもは場所の取り合いが激しいのですが、今回はお互いに譲り合うなど変化が見られたのも大きな成長です。
絵本1つを通しても、子どもたちの日々の成長が感じられます。
その成長を間近で見られる事はこの仕事の大きな喜びです。
これからも子どもたちの変化を大切に見守っていきたいと改めて思いました。
O・Y


◆色ぬりを楽しんで (きく)

今日は、子どもたちの好きなキャラクターを保育士が書き、それに色をぬって遊びました。
子どもたちは、好きな色を選んで一生懸命ぬっていました。そして、絵を見ながらお友だちと会話を楽しんでいました。
☆ちゃん:「バナナは黄色だよ。お店にあったのは黄色だったよ」
〇くん:「おいしかったの」
☆ちゃん:「おいいしかったよ。でも、バナナ黒くなってるところもあるんだよ」
◇ちゃん:「ぶどうは、むらさきだったよ。おいしいんだよ」
☆ちゃん:「そうなんだ」
◇ちゃん:「アンパンマンは空飛べるんだよ」
☆ちゃん:「鳥さんも飛べるよ」
子どもたちの会話から、たくさんのことに繋がり、また一つ視野の幅を広げていました。楽しみ方や集中力に磨きがかかった瞬間の一つに関わることができました。
自らの思いを伝える力、とても大切に感じる事ができました。自身が何を考え、他者にどう伝えればよいのか、模索しながら会話していました。関わりたい気持ち、そして関わることの楽しさをたくさん感じながら、保育士もその様子を見て、共に成長したいと感じさせて頂きました。楽しく関わるには、どうしたら良いのか、子どもも大人も同じであると、改めて感じさせて頂きました。(K・K)
◆みんなの気持ち (たんぽぽ)

月曜日、週の初めは子どもたちも友達に会ってはしゃぐ姿や保護者の方と離れがたい姿があります。何人かの男の子たちは、絵本コーナーの椅子に登ってじゃれあっています。嬉しそうなその姿を見ていると、ゆっくりやらせてあげたいと思いました。
ピアノの前にそんなコーナーを作って誘ってみるとみんなでゴロゴロと転がりながらまるで猫のようにじゃれ合っていました。気が済むとまた違う遊びを始める子どもたち。子ども同士の関係を大切にしながら、大切なことも伝えていけたらと思います。
今日は、園庭で楽しんでいます。体調を崩していた子達も、園生活にもどってきてにぎやかになった今日。園庭を駆け回っている姿を見ているとホッとします。
何人かの女の子たちで、泥水を使っておままごとが始まりました。お玉やバケツにボールいろんな道具を揃えて楽しそうにしています。そんな様子を見て他の子が何人か集まってきました触りたくて仕方ありません。でも、はじめからやっている子達は、触ってほしくありません。
「なんで、さわるの!」
「やめてよ!」
「あっちにいっていて!」
なんだか、強気の言葉が飛び交います。それでも、負けない後からやってきた子達。気にせずに手を伸ばし続けます。
こんな時、どんな風に関わってあげたらいいのかな・・と考えてみました。先に、つかってたのはこの子達だと伝えたらいいのか。優しい言葉で言って見たらと伝えてみたらいいのか、どちらもどちらかの気持ちに添えなくて自分として納得がいきませんでした。
しばらく見ていたのですがどんどん雲行きが悪くなってきたので「わかるよー。いやだよね。でも、〇君の気持ちもわかるよ。つかってみたいよね。上手だもんね」と言ってみました。
〇ちゃんは私の顔をみて「じゃあさ、〇ちゃんが〇君のを作ってあげようか?」
それを聞いて△ちゃん「順番こにしたらいいんじゃない」
□ちゃんは「だっていやだったんだからしょうがない」
みんないろいろ考えました。
どれも、それぞれの思いなんだなと感じ日々の中で善悪を自分の目線で引いてしまっている場面が、沢山あるような気がしてとても反省します。伝えていきたいことと、自分のすべきことを忘れずに保育に携わっていきたいと思いました。U・A

◆仲間 (うみグループ)

今日から先週お休みをしていた児が何人も登園してきてくれたので、みんなで大喜びでした。
「〇ちゃんに会いたかったんだよ~」「待ってたよ」とお友達に声をかけられ、嬉しそうでした。
ひまわり組の劇は、休みの児に説明してあげたり、衣装づくりを手伝ってあげたりして、朝からやる気満々の子ども達。
「今日は練習する?」「お休みの児もいるけど、そこはだれかが代わりにやろうか?」と保育士に提案しにきてくれ、保育士が声をあまりかけることなく団結している姿に感動でした。
先週から始まった劇遊びなのですが、ゆり・もも組の子ども達も年長さんのセリフやストーリーまで覚えて、こっそり「〇〇っていうんだよ」と教えてあげていたり、ダンスや歌の場面
では、一緒に踊っていたり、うみグループが年長児によって固まってきています。
遊びと練習のメリハリも自分達でしっかりつけていて、園庭に行く時間までは集中すると決めると、いつの間にか園庭の時間は過ぎていたのですが、誰も「園庭は?」「まだ?」など言う児はおらず、しっかり取り組んでいました。
保育士が「今日はこの辺にしとこうか?」の声に「うん!じゃあ、園庭で遊ぼう!」と元気よく園庭へ駆け出し、練習以外の場面では思い切り身体を動かして遊びます。
お友達と一緒に一つの事に一生懸命取り組む楽しさを味わうことができる、いい仲間なのだなと改めて感じました。(B・K)

◆善悪の判断 (にじグループ)

今日は劇遊びの本を読みました。
子供達はすでに劇モードではありますが、月曜日はそれよりも自由に遊びたいという様子でしたので、劇遊びはあえて設定しませんでした。
園庭遊びでは鬼ごっこや泥遊び・なりきりごっこ・高いところに登って高みの見物をしている子供達がおりました。
年長児の数名は奉献の儀の練習を行いました。
また、今日は実習生が遊びに来てくれました。
実習生は大人気で子供達の「甘えたい対象」となる事もあります。
朝、実習生を巡って喧嘩をした子供達がおりました。
実習生の手の取り合いから、他児の手を軽く叩き、その次に強く手を叩き返し、次第に全力となり、キック、ひっかき、パンチ、つねる・・・といった経過です。
年長児と年中児のトラブルでした。
年長児は年中児の度重なるアクションを受け、悔しくて悔しくて堪らないと言った表情と感情・行動でした。やり返したいけどいけない事・・・でも悔しすぎる・・・理不尽すぎる・・・と言った様子です。年中児は引くに引けずやられたらやりかえす精神が抑えきれない様子で、年長児の会話で解決しようとするやり取りでは収まらなかった様子でした。
年長児は「私が謝る喧嘩じゃ無い」と訴えておりました。
年中児は「僕のこと叩いたから罰だ」と訴えておりました。
収拾のつかない喧嘩に年長児数名が代わり番こで関わってくれましたが喧嘩はおさまりませんでした。
仲介に入った年長男児は年中児に「ねぇ・・・。男の子でしょ?女の子は弱いんだから叩いちゃダメでしょ?」と伝えていました。
仲介に入った年長女児は年長児に「大丈夫?どうしたの?」と目線を合わせて聞いてあげていました。それを静かに見ていた年長男児もおりました。その周りでは、普通に遊んでいる子供達もおりました。
最終的に年長女児が「もういい!!そこまでするなら先生に言うから!!」とそこでやっと保育者の所に来て助けを求めて来ました。
そこで年長児の話を聞き受け止めていると、年中児も来て「僕だって叩かれた・・・」と言いました。両方の思いを受け止めてから、再度、互いの行動を改めて初めから伝え、周囲の子供達の反応や保育者の感じた事・喧嘩の仲裁をした子供達の感じた事を客観的に話し合っていきました。
〜仲介に入った年長児の意見〜
年長男児は「男の子は我慢しなきゃいけないよ。女の子は弱いんだから」
年長女児は「女の子が男の子に叩かれているの見るとなんか悲しかった。男の子が女の子を叩くのは間違っているとおもう」と言いました。
説明が終わり二人は静かになった為「先生達は今の君たちの喧嘩の話を説明しただけだからね。あとは君たちがどうしていくか話し合うと良いんじゃないかな?もし、話合いが自分たちじゃ無理そうだったら先生に言ってね」と伝えると二人は話し合い出しました。年長児が年中児に目線を合わせるように立膝をつき、「あのね・・・。」と思いを伝えていきました。どうすればよかったかを自分なりの言葉で一生懸命泣きながら泣くのを堪えながら話していました。年中児は頷きながら聞いていました。年長児は傷だらけになりながらも年中児を許していました。年中児もやり過ぎてしまったことや相手を傷つけてしまった事に後悔しているようにも見えました。
誰が最初にやったかという事より大切な事もあります。相手が最初にやったから何をしても良い訳でもありません。やられたらやり返す事で膨らんだ暴力の恐ろしさがありました。
何が正しいかを保育者が子供に伝えるのではなく何が正しいか判断できる子供の力が育つよう子供達が考えていける、感じていける環境を用意していく事が大切だと思います。
善悪の判断や、正解・不正解、白黒つけるような話等はご家庭で保護者の方と一緒にお子様と話をしていただければと思います。こういった時にはどうする?自分だったらどうする?そんな話から子供と話し合いをして見て下さい。子供達の優しい心が垣間見えると思います。
k★y

◆手裏剣づくり (そらグループ)

懇談会まで約一週間前となりました。
今日も朝の集まりの際、ダンスをしました。
当日はニンニンジャーのダンスを年少児が披露するのですが、日々の練習では年長児が主体的に前へ出てお手本をしてくれます。
そんな年長児のお兄さんお姉さんたちの姿を見ながら踊ったり、お友達とペアになって手をつなぎながら踊ったりとても楽しそうな姿がみられます。
ダンスを披露する際、忍者の格好をする予定なのですが、日々の室内遊びの中で折り紙を楽しむ様子がよく見られるので手裏剣をつくるのはどうかと子どもたちに提案してみました。
すると、「手裏剣なら作り方わかる。」と自身をもった表情で折り紙を取りに行き好きな色を選んで一人が折り始めると、その様子を見たお友だちも一緒にやってみようと取り掛かり始めました。
手裏剣の折り方は年少児にとっては少し難しいのかなと思います。
でも、お兄さんお姉さんに作り方を教えてもらったり、折り紙はできないけどラキューで手裏剣を作ることができるよと笑顔でつくったものを見せてくれたり・・・。
それぞれが自分らしく今まで遊びの中で楽しんできたことを懇談会の場で見ていただけたらいいのかなと思います。
年中児と年長児も劇の発表に向けて衣装や装飾品を一生懸命作成中です。(K.Y)

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