◆2月8日(水)の子どもたち
2017年02月08日 水曜日
◆つぼみ流の焼き芋会の楽しみ方 (つぼみ)

今日は、焼き芋会。園庭がいつもと違うことに気づき窓の外を見つめる子どもたち。
さつまいもに興味津々で触ってみたり、握ってみたり、感触を楽しみこれから何があるかな?とワクワクした気持ちが高まった様子の頃に子どもたちに、濡れた新聞紙とホイルを巻き焼き芋にする準備をしてもらいました。
食事後のエプロンを丸める作業が出来るようになってきた子どもたち。
「くるくる」と言いながら上手に巻いてくれました。
いよいよ火の中に入れてもらい焼き始めました。
火が見える位置からじっと見つめる子、遠くから様子を見ること自分たちが居たい所で焼きあがるのを待ちます。
焼けるのが楽しみでしょうがない様子の〇くん。
一番前に座り、体を揺らしてみたりダンボールで仰ぐ保育者を見ると手を振って同じように真似をしたりと楽しんでいました。
焼き芋が出来たことを伝えるとみんな大集合!
シートに座り焼き立てホヤホヤの焼き芋を割ってもらうと「おいしそう」とどの子の目も輝き「早く食べさせて」と食べる意欲満点でした。
交代に食べてみるとみんな大喜びで至福な表情でした。
目の前で作り、出来立てホヤホヤを食べる喜びは、大人も子どもも幸せな時間です。
目の前で変化するのがとても魅力的だったようです。
いつもと違う体験を思い思いに楽しめたつぼみ組の子どもたちです。(n.y)


◆ 楽しかったね!! (ふじ1)
今日は、先日みんなで抜いたさつまいもで焼き芋をしました。
靴を履いて、テラスで焼き芋の準備を始めます。
「おいもが寒いから、お洋服を着せるよ」と濡れた新聞紙で包んでいくのを不思議そうに見ていた子どもたち。
さらにアルミホイルで包んでいくと、「なくなっちゃった・・・」と残念そうにする声も聞こえてきました。
「大丈夫!今から焼いてもらうからね!」と火のそばまで行って、「お願いします!」と火の中においもを入れてしまうと、子どもたちの心配はピークに。
しばらく、ドキドキしながら、釜戸の火を見つめて固まってしまう子ども達でした。
遊んで待っている事30分。
ついにおいもが焼きあがり、子どもたちも焼き立てのおいもの周りに集まってきました。
様子を見ながら少しずつ渡していくと、あっという間に食べてしまい、何度もお代わりをするほどの人気ぶりでした。
今回は、しょうゆやバターなど味付けが出来るコーナーもあって、子どもたちも「次はこれ!」「これかける!」と、普段の給食では、なかなかお代わりをしない子も、何度ももらって食べていました。
子ども達の中には、本当に楽しい経験になった焼き芋会。
何かの壁にぶつかって泣いている子も、焼き芋会の話をすると泣き止んだり、笑ったりしてくれるほどで、その反応に驚かされました。
大人の都合でいろいろな行事や文化が出来なくなっていく中で、こういうことが出来る環境があること、子どもたちが素直に楽しんでくれることに改めて感謝したいなと思いました。
(E.Y)


◆「おかわりください」 (ふじ2、3)

今日は待ちに待ったやきいも会。朝から担当の職員が園庭で準備を始めています。気付くことなく朝のおやつの前の時間をお部屋であそんで過ごしていましたが、おやつの時に保育者からやきいも会の話が出ると、◇ちゃんは「ベランダにでる」と言ってきました。
その頃には園庭の中央に設置されたやきいも用の焚き火から火がメラメラと勢いよく燃えているのが見えました。子ども達も外に行く準備を始めました。
園庭に出る準備ができた子から窓の所に来て出るのを待ちます。とても上手に準備を終えた子ども達が待っていました。早く出たくて窓の近くにより近づこうと押したりひっぱたり、少し前ならそんな光景が見られたのですが、今日はやきいも会に興味津々なはずなのに落ち着いて窓が開くのを待っている子ども達、とても成長したなと感じました。
園庭で焼き芋の焼き方を軽く説明してから焚き火の近くに行きましたがお芋よりも焚き火の炎の方が気になったようでウッドデッキに上って、まだお芋を焚き火に入れる前から焼き芋が速く焼けるように炎の応援をしていました。
興味を持った子と一緒に濡らした新聞紙でお芋を包んだ後アルミホイルで包みました。担当の保育者に渡して焚き火にセットしてもらいました。一通り焼き芋の準備が終わると焼きあがるまでは焚き火を離れてあそんだり保育者と残って焚き火の応援をしたり思い思いに園庭あそびを楽しんでいました。
焼き芋が出来上がってからが大変です。興味津々、焼き芋の周りに子ども達が集まって来ます。まだ熱々のアルミホイルをはがしてその下の新聞紙もはがすと中からほかほかの湯気が立ったお芋が顔を出しました。子ども達は静かに見守っていました。熱々のお芋を二つに割ると中は黄色でほかほかと湯気が立ってきます。
子ども達の顔に近づけて「いいにおいだよ」と匂いをかげるようにしました。まだ何かな?と言った顔をしていましたが、少しずつ分けて子ども達に配り始めると「ちょうだい」「ちょうだい」の嵐です。
〇くんはとってもおいしかったらしく、「おかわりちょうだい」と何度も言ってきたのですが、まだ食べていない子に保育者が配っているうちにどうしたらもらえるのか考えたのか最終的には「おかわりください」ととても丁寧な口調になりました。もちろん焼き芋のおかわりを渡してあげました。
おいしい物の力はすごいなと感じました。最近言葉の増えてきた子ども達、まだはっきりと聞き取れない時もあるのですが、美味しい焼き芋につられて「おかわりちょうだい」をはっきりと言って自分の気持ちを伝えてきてくれました。子ども達の楽しい気持ち嬉しい気持ちも同時に伝わってきて、とても楽しいやきいも会になりました。y.n


◆ やきいも会を楽しんで (きく)

今日は、2月生まれのお友だちの誕生会をしました。また一人、3歳になりまた一つお兄さんになりました。キラキラお姉さん(保育士)も来てくれて、子どもたちは大喜び。今回は、やきいも会にちなんんで、「おおきなかぶ」のお話し、ではなく「おおきなおいも」にして、キラキラお姉さんと一緒に、「うんとこしょ、どっこいしょ」と言ってみんなで協力しておいもをひっぱりました。おおきなおいもがぬけると、「やったー」と言いながら、ジャンプして喜んでいました。
その後、園庭に出て、昨日空中菜園でおいも掘りをしてきたおいもを水にぬらし、新聞紙、アルミホイルを包んで、やきいも会をしました。担当の保育士に「お願いします」と言って渡すことができました。待っている間、担当の保育士から「木があったら拾ってきてください」とみんなに伝えられると、木を探しに園庭を歩きました。
歩きながら、「なんか、くさいね」と煙の臭いに鼻をつまんだり、「煙のないとこまで逃げるんだ」と言って山のトンネルまで走ったりと、やきいも会の雰囲気を楽しんでいました。また、おいもを焼いている所を熱心に見ている子どもの姿もあり、火をみると「ボーって、火がすごいよ」とその様子を楽しみつつ、はやくおいもが焼けてほしくて待ちきれない子どもたちの姿がありました。
同じ園庭でも、やきいも会など園庭でできる、お楽しみ会があると、子どもたちの目には違った景色で見られてたと思います。そして、その中での異年齢交流をして、一緒においもを食べて楽しい気持ち、おいしかった気持ちを共有しながら、他者と共存している事を感じ、そして思いやる気持ちの芽生えの第一歩となっていくことを、感じさせて頂きました。(K・K)


◆どうしたらいい? (たんぽぽ)

今日は、盛り沢山な一日となりました。2月の誕生会もあり、園庭では楽しみにしていた焼き芋会の準備が出来ています。登園してきた子どもたちの会話の中には沢山、サツマイモと言うフレーズが入っていました。
誕生会も、子どもたちの中では、お楽しみの一つとなりました。
誰が、呼ばれるかな・・・という会話も聞こえてきていました。たんぽぽ組の2月の誕生児は2人でしたが、1人お休みしていました。その子にも聞こえたらいいなと『おめでとう』の歌を歌ってお祝いしました。
もう一人の誕生児の△くん。名前を呼ばれて張りきって前に出てこられました。お姉さんからの質問にも、ハキハキと答えている姿がありました。誕生日を迎えて『おにいさん』の気持ちをもっているようです。そんな気持ちが持てた△君はとてもたくましかったです。
2月のアトラクションとして、焼き芋会にちなんで「おおきなかぶ」ではなく「おおきなさつまいも」にして劇遊びをしてみました。昨日、保育室で劇遊びのしたくしている時から、興味を持ってくれた※ちゃん「カエルがやりたいな」と言っていました。
そして劇遊びになると、すみのに隠れていた※ちゃん。
『まだかえるじゃないからなのかな・・』と様子を見ていたのですがカエルの出番になっても出てきませんでした。会が終わって焼き芋会に行く支度を始めたときう「わーん」と泣いている※ちゃんの姿がありました。
泣いてしまうとうまく言葉にできなくなってしまう※ちゃん。いろいろ聞いてみましたが、涙が止まりません。理由はどうやら話したくないのか話せないのか、言葉にはなりません。そんな※ちゃんを見ていて、私は※ちゃんになにが出来るかな・・と考えてみました。
「せんせいに、ないかできることある?」と尋ねてみました。泣いていた※ちゃん1度泣き止みました。でも、黙っています。「抱っことかする?」聞くと頷きました。
きゅっ抱きしめてゆっくり10をかぞえてみました。「どう?」頷いていました。「なにかこまってた?」ともう一度聞いてみました。「みんなで、うんとこしょはしたくなかった」とのこと。※ちゃんのイメージとは少し違うものがでてきて参加もできなかったし、いろんな気持ちが溢れたのかなと感じました。
どんな、理由であれ、※ちゃんが涙を拭いて、こちらの問いかけに答えてくれたすがたが本当に嬉しく思いました。※ちゃんに限らず、様々な場面で気持ちを聞いていく場面には、出会うのですが自分の主観ではなく子どもたちが何を求めているのか自分に何ができるのかを、考えて行動したいと感じました。U・A

◆まちにまった焼き芋会 (うみグループ)

今日は2月の誕生会でした。そして、誕生会のアトラクションとして、やきいも会を行いました。
先週、空中菜園でお芋掘りをし、それを洗ってうみグループのベランダで干していました。
「やきいもいつ食べるの?」「外に置きっぱなしで大丈夫?」と気にかけて、楽しみにまっていてくれていました。
お部屋でサツマイモの絵本を見ると、いろんな種類のサツマイモがあり、その絵本の中には「おなかを綺麗にしてくれる野菜」「サツマイモのおならは臭くない、いいおならなんだって」と予習もバッチリでした。
待ちに待ったやきいも会。
焼きあがるまでの時間は焼いてくれている保育士を応援してくれていました。
もくもくと上がる白い煙に大人は煙たがっていたのですが、子どもからは「なんか大きな雲みたい」「よく見たいからお山の上に登ってみよ」と誘ってくれたりしました。
焼きあがった焼き芋を割ってみると、黄色くおいしそうに焼けていて「わぁ!!」と歓声が上がりました。
甘くて美味しくて、子ども達も大喜びで何度もおかわりに来ていました。
配り終えると「先生ありがと」と何度もお礼を言ってくれた子ども達。
給食も誕生日のスペシャルメニューで、今日1日で嬉しそうな表情が沢山見られこちらも幸せな気分になりました。(B・K)

◆ホクホク焼き芋 (にじグループ)

今日は待ちに待った焼き芋大会の日です。
集まりでは『焼き芋じゃんけん』をしました。
また、さつまいもを濡れた新聞紙で包み、アルミホイルを巻きました。
なぜ濡れた新聞紙で包むのか、なぜアルミホイルを巻くのか、子どもたちと昨日の帰りの集まりでのことを思い出しながら再確認をしました。(焦げないようにするようにです)
今日は他にも二月の誕生日会があります。
にじグループのお友達は年少児の一人です。
みんなの前で小声ながらも練習を上手にできました。
周りのお友達もしっかりお祝いしてくれました。
サツマイモに濡れた新聞紙、アルミホイルを巻く作業は子どもたちにお願いしました。
六つしか一グループにないため「わたしがやりたい」「僕がやりたい」とみんなが言います。
しかし年長児が譲る姿や「こうやるんだよ」と一緒にやってあげたりと年長児を中心にすんなりとことが進みました。
誕生日会では集まりでも行ったようにお友達の発表を聞いた後は拍手でお祝いをしました。
また本番での子どもたちの多さに緊張したお友達へは小声で「さっきはぶどうって言ってたよ」と教える姿も見られました。
誕生会後にお楽しみのアトラクションで焼き芋をしました。
子どもたちは火に注意しつつ、熱い場所で頑張る先生たちを応援します。
「頑張れ、先生」「頑張れ、やきいも」「ありがとう、先生」
サツマイモが焼きあがり子どもたちの前で二つに割ると、綺麗な黄色と湯気に「おー」と感動の声が漏れました。
すぐにお代わりを求める子どもたちや味付け(マヨネーズ、ケチャップ、塩、味噌、バター、醤油)を楽しむ子どもたちでいつもと違った園庭を味わいました。
ホクホクの焼き芋の出来立ての熱さ、おいしさを味わえました。
是非、感想を聞いてみてください。
(A.Y)


◆誕生会とやきいも会 (そらグループ)

今日は、2月の誕生会がありました。
「今日〇〇ちゃんの誕生日だよね?」「今日、大きいな声でおめでとうしてあげるんだ」
朝から、子どもたちの心温まる声がたくさん聞こえてきます。
「手振ってあげようよ」「大きい声で応援しようね」などと、子ども同士共有する姿もありました。
皆は一人のため、一人は皆のために…。
毎月の誕生会が、子どもたちにとって思いやりの気持ちを育む場「学びの場」になっているんだなと嬉しい気持ちにさせられました。
2月のそらグループの誕生児は2名。
舞台上、少し緊張する姿もありましたが「ありがとうございました」と、立派に感謝の気持ちを伝えていました。
誕生会のアトラクションは、子どもたちが楽しみにしていた「やきいも会」です。
空中菜園で採取したさつまいもということで、子どもたちの期待も高まります。
さつまいもを濡れた新聞紙、アルミホイルで包み火の中に投入「おいしくなーれ」と魔法をかけ、出来上がりを待ちます。
「まだかな…まだかな…」と、ジーっとかまどを見つめる子。
ひたすら、かまど用の薪を集めてきてくれる子。
「煙が来たー」と、煙を避けて遊ぶ子など様々。
楽しみ方はそれぞれ…いろいろな形で「やきいも会」に参加していました。
出来上がったやきいもを、皆で一口ずついただきました。
「おいしかったー」と、見せてくれる子どもたちの笑顔が忘れられません。
今月も子どもたちの温かさ…そして笑顔広がる素敵な誕生会となりました。
(T.N)


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