◆2月3日(金)の子どもたち
2017年02月03日 金曜日
◆鬼解ったかな? (つぼみ)

新聞紙を丸めて豆は作ったし鬼の角も作ったし節分に参加する準備は、バッチリ出来ています。ただみんなの気持ちがOKならば、これで完璧です。そこで朝から窓に鬼のお面を貼り、豆を投げる練習をしました。「鬼は外」と保育士が投げて見せ、豆を渡すも豆を抱えてにこにこです。
「こうやって、鬼に向かってエイッと投げるんだよ」と頑張るのは保育士だけ、それでも持っている豆を投げ出しました。鬼に向かってというよりは、床に捨ててるか、まったく違う方向に投げていました。一応練習はOKです。
鬼の角をつけて ホールに向かいました。何が起こるのか分からないからなのか、いつもより静かに保育士の膝と周りで動かず参加できました。園長先生の豆まきを近くで不思議そうに見上げていました。
さあ、いよいよ豆まきです。ドアから入ってきたのは、そらグループの年長さんが扮した鬼たちです。怖いはずの鬼がなんと優しいことか、恐々近づいてくる鬼に、つぼみさんも保育士の真似をして豆をポイして投げてはいました。
鬼の方も「豆こないよ」といいながらも、もっと近づくように言われてもソロ~りソロ~りです。泣かずに豆まき出来ただけでも良かったのですが、優しすぎる豆まきでした。終わってから隣のふじ組に現れた鬼の方が興味あったようで「バイバイ」と手を振っていました。
怖がらなかったので分かっていないのかと保育士が鬼のお面を被ってみると、何が起こったんだろうときょとんとしている子と、動く鬼は怖かったようで泣き出した子もいました。目の前でお面を被って見せたのに、やっぱり怖かったようです。
サンタさんは初めから動いていたので怖かったようですが、鬼に関しては分かったのか、解らなかったのか微妙な反応でした。でも終わった後で、はしゃぎだした姿を見て緊張はしていたようです。
「オニ」と言ったり、「鬼は外」の「…そと」と言えるようになった子もいて、こどもたちなりに節分を充分経験し味わったようです。来年は又違った経験をしてくれることを楽しみにしています。M.K


◆鬼くる? (ふじぐみ)

今日は節分です。朝の集まりが始まるころふじ3組の〇ちゃんは段々と豆まきモードに入ってい行くお部屋の雰囲気に気付いたのか、「おにくる」と不安な顔で聞いてきました。「鬼さんに来ないでって電話してみようか」など話していると少しずつ落ち着いてきた◎ちゃん「みんなには豆があるから大丈夫」とお話しすると、まだ不安な顔をしていましたが少しずつ落ち着いて朝の集まりの席に着きました。
今日はふじ1組も一緒に朝の集まりに参加しました。昨日の朝の集まりの時もふじ2、3組が朝の集まりで絵本を見ているのを興味津々で見ているふじ1組の子どもたち。今日はふじぐみみんなで朝の集まりをしました。
大型絵本を2冊、読みましたが自分たちのお椅子に座ってとても楽しそうに見ていました。席に座ってる姿がとてもお兄さんお姉さんに見えました。
絵本を読み終えてから節分の『まめまき』の歌をうたいました。歌や踊りの大好きな先ほどの◎ちゃん昨年の鬼のことは覚えていて不安になっているようでしたが、うたい始めると振付もしかり覚えていて楽しそうにうたっていました。
節分会に参加するためにホールに移動しました。園長先生のお話や『まめまき』の歌などホールが明るいうちは元気に参加していたふじぐみの子どもたちでしたが、鬼のOHPを見るためにホールの電気が消されると「こわい」と言う子や「帰る」と言う声が聞こえてきます。
近くの保育者にしがみつく子、怖いもの見たさに見に行って「こわい」とまた保育者のもとへ戻ってくる子など大泣きする子はいませんでしたが、そんな中☆ちゃんの表情で怖さに耐えている様子が伝わってきました。しかし頑張って保育者の膝に座って最後まで参加していました。
怖がっていた◇ちゃんは近くにいたたんぽぽ組のお姉さんにしがみついていました。たんぽぽの△ちゃんは、しっかりと◇ちゃんの腕に手を回してトントンと優しく大丈夫だよと言っているみたいに鬼の怖さから守ってくれているようでした。
そんな様子に園全体のつながりを感じて、とても心が温かくなる場面でした。部屋に戻ると年長さんが鬼に扮して回ってきてくれました。鬼のお面をかぶっていましたが顔は見えていたのでいつも園庭で見るお兄さんお姉さん達です。怖がって保育者の後ろに隠れれしまう子もいましたが、泣かずに落ち着いて新聞紙を丸めて作った豆を投げていました。
ふじ1組は怖さのあまり大泣きする子、マットの下に隠れようとする子、何が来たのかなとまだ鬼の怖さが伝わらない子など様々だったようですが、来年の豆まきはどんなふうになるのか今から成長が楽しみです。y.n


◆がんばった、豆まき。 (きく)

今日は節分。
作った鬼のお面を被ってホールに行き、園長先生のお話を聴いたり、鬼のOHPを観ました。
お部屋に帰って来て、豆まきの準備をしました。
それぞれに作ったマスを持ちます。豆をみんなで観察しました。
「いいにおい」「たべていいの?」と言って豆を口へ運びそうになる子も…。
豆をみんなに配り終わると、「エイエイオー!」と○くんが言いました。
そこでみんなで「エイエイオー!」とかけ声をかけて、鬼をやっつけようとやる気を出しました。
待っていると、「ドンドンドンドン…」と太鼓の音が鳴りました。
そしてベランダから鬼が入って来ました。
すでに太鼓の音にも驚いて怖がっていた子どもたち。
年長さんの鬼がたくさん入って来ると、もうどんどんベランダから遠ざかり、豆まきするのも忘れていました。
すかさず、豆まきしようと声をかけるとがんばって撒いていました。
無事に鬼たちは逃げていき、鬼を退治できました。
鬼がいなくなってからも、泣き続ける子どもたち。
兄弟でお兄ちゃんが来ていた子にも聞いてみると、お兄ちゃんだとはわかっていたようで、でも鬼になっていたから怖かったと言っていました。
「ママー」と泣き叫ぶ姿。まだまだ可愛らしい子どもたちでした。
その後は、気分を変えて、みんなで楽しくフルーツバスケットをして遊びました。
心の中のいろんな鬼を退治できたでしょうか。
またお家で話を聴いてみてください。
給食には豆まきしたのと同じお豆の入ったごはんが出て、「おまめだ」と言って嬉しそうに食べていました。
(H.K)


◆鬼退治 (たんぽぽ)

昨日から、子どもたちの会話から『おに』のフレーズが聞こえてきていました。去年の思い出も含めていろんなイメージが子どもたちの心にはあることでしょう。今年も、お面やマスつくりの体験が子どもたちにとって節分を身近に感じさせてくれたように感じました。今日は、それぞれのお面をつけてホールに行っています。
保育室で話したときには、「こわくなーい」「まめでやっつけるんだよ」などとっても前向きな言葉が飛び交っていましたがホールに行って、鬼の出て来る話を見ている途中からちらほらと、「こわい~」とのこと・・・保育室での豆まきちょっと心配していました。
ホールから戻ってくると、鬼が来ることが怖くてたまらない〇ちゃん。戻ってくる途中から、ドキドキ顔でした。豆まきの説明をすればするほど顔がこわばっていきます。どんなに大丈夫と伝えても、なんだか安心できません。
いよいよ、ベランダから年長児の扮する鬼がやってくると、後ずさりして大泣きです。「こわーい。こわーい」という〇ちゃんに気が付いた△ちゃんと□ちゃん。
「まめ、あげるから、ねっ。だいじょうぶ!だいじょうぶ!」と自分のマスから豆をわけてあげました。となりで、背中をスリスリと撫でてくれる□ちゃん。子どもたちなりに精いっぱい気持ちをおくっていました。
〇ちゃんの反応はというと「やだもん、こわいんだもん」とのこと、その通りです。でも〇ちゃんは友だちの温かさに触れた節分でした。△ちゃんや、□ちゃんは、友達の姿に寄り添うことができる素敵な心を発揮してくれました。
怖い怖い鬼が登場する節分ですが、たんぽぽ組の鬼退治は優しい気持ちと友だちの温かさを運んできてくれました。U・A


◆鬼が来た (うみグループ)

今日は節分。
育子園にも可愛い鬼たちがやってきました。
この日を迎えるまでに年長組の子どもたちは自分たちで鬼のお面を作ったり、升を作ったりと大忙しで、もも組、ゆり組の子どもたちも自分たちの升を作ったりして気合十分で挑みました。
年長の場合、プチルームで待機してどうやって驚かすかと言うのを話してから鬼に変身して驚かせようとにじグループ、そらグループに行きましたが、とても優しい鬼だったようで一定の距離を保ちつつ、あまり大きな声を出さなかったからかにじグループ、そらグループのゆり、もも組はきょとん。
それでも、もも、ゆり組は「鬼はそとー」「福はうちー」と一生懸命豆を投げてくれて、年長の子どもたちは堂々と豆を受けながら近づいて行って驚かせようと頑張っていました。終わると鬼を演じきった達成感があったようで「がー!!ってやったよ」「楽しかったね」と話し合っていました。
うみグループでは、他のグループの鬼が来て、机を使ってバリケードを作り隠れながら豆を投げたり、端っこから投げたり、泣いてしまったり、豆が無くなると保育士の後ろに隠れたりと一人一人が鬼に立ち向かっていました。
最後にホールに現れた鬼を年長子どもたちが倒すことになり、鬼の声が聞こえると部屋の隅に固まり、鬼が現れるとすぐに豆を投げ必死な姿が見られました。少し泣いてしまう子達もいましたが「おにやっつけたよ」「豆当てられた」と嬉しそうに話をしてくれました。
ひとり一人が鬼に向き合い、自分の中にはどんな鬼がいるかを考えながら豆を投げ、退治する事が出来た今日でした。
(K.H)


◆鬼が近づいて来る (にじグループ)

今日は節分会でした。
朝の集まりでは、豆まきの歌を歌い子供達と盛り上がっていきました。
歌に合わせて振付をする子供達もおり自然と日頃の活動の延長が見られたように感じます。
前で歌えるお友達はいますか?と聞くとほとんどの子供達が手をあげましたので、年少児・年中児・年長児に分かれて見ました。
年少児は二番の歌詞があやふやでしたがしっかりとした歌声とリズム感を披露してくれました。
それを年中児、年長児は優しく見守ってくれていました。
年中児の歌の発表は申し分なく、振付まで行って歌っていました。最後の振付が曖昧で周りをキョロキョロ見ながら歌っていました。
年長児の歌の披露は一人だけ前に出ない子供がおりました。
理由は、歌えるんだけど恥ずかしいとの事でした。
「皆で力を合わせれば出来るんじゃないかな?」
と皆で声をかけてみると・・・。
「わかったよ〜!」
と恥ずかしそうに前に出ていました。
もちろん歌は完璧で振付もバッチリでした。
感想を聞いてみました。
「やっぱり歌えたよ」
「緊張しました」
「楽しかった」
「緊張したけど楽しかった」
「全部!!」(皆が言った事全てという事)
ホールに移動し、節分会に参加し園長先生の豆まきに合わせ掛け声をかけました。
実は、鬼は外〜福は内〜という歌のままに掛け声を覚えていたので本来の「福は内〜福は内〜」「鬼は外〜、鬼は外〜」という掛け声にハテナ?を感じていたように思えます。
お楽しみのアトラクションでは鬼のOHPを見ました。
昔の語りべ口調で、絵も可愛げのある色使いと表現ですが毎度怖がる子供がおります。
「鬼」というくくりに怖さを感じているように感じます。
さて、いざ本番の豆まきタイムですがにじグループにはうみグループの年長の鬼がやって来ました。
来てくれた小鬼たちは、どうやらシャイなようで、待ち構えていた子供達の気合いとは裏腹にすうっと部屋に来てすうっと部屋を出ていくという隙間風のような小鬼たちでした。
にじグループの子供達はとりあえず、豆・・・投げとく?と言った感じで掛け声に合わせて投げていました。朝から鬼が嫌だという子供達もおりましたが「泣かなかった!!」と自信満々でした。
年長児は、きく・たんぽぽ組・うみグループを脅かしに行きました。
そして、ホールに移動し本物の鬼が登場・・・。
にじGは一人泣いてしまった年長児がおりました。
泣くのをこらえたり、一生懸命立ち向かったり、豆を拾っている子もいたり・・・。
今日は楽しいけどちょっと怖い体験でした。
お家でも楽しく豆まき出来ると良いですね。
k★y


◆ 鬼退治 (そらグループ)

今日は待ちに待った節分の日。朝の集まりで改めて子どもたちに『どんな(心の)鬼を退治したいか』ということを尋ねてみました。
喧嘩鬼、意地悪鬼、泣き虫鬼、中にはお菓子ばっかり食べる鬼などにこにこ笑いながら発表していました。
ホールにて全園児による節分会が行われました。園長先生が代表で、育子園に福が沢山訪れるようにとまず始めにみほとけ様に向かって『福は内』と、その後窓際から外に向かって『鬼は外』と豆を投げました。
歌を歌ったりOHPシートによるお話を見たりした後お部屋へ戻りました。
年少児と年中児は、自分たちでつくった升に豆を入れ、鬼に変身した年長児に向かって豆まきをしました。鬼が来るまでの間
「鬼は外」
「福は内」と掛け声の練習を何度も練習をし万全の状態で待ち構えました。
ドンドンドンと太鼓の音と共に扉が開き鬼が目の前に現れると、始めは立ちすくんでいましたが、はっと我に返ると力いっぱい豆を投げました。
そらグループの年長児は鬼のお面を被り、つぼみ組、ふじ組、事務室を回りました。
低年齢のお部屋へ入るもののそろりそろりと入る子どもたち。
「驚かしたらないちゃってかわいそうだから。」と優しい優しい鬼でした。
最後に全クラスの年長児がホールへ集まり鬼に変身した保育士へ豆まきをしました。怖がりながらも力いっぱい豆を投げる姿がとても逞しかったです。
是非ご家庭でも節分の日を味わってみてください。(K.Y)

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