◆2月2日(木)の子どもたち
2017年02月02日 木曜日
◆楽しいことは、友だちと一緒に。 (つぼみ)

いつものように、朝の挨拶の際にタンバリンを鳴らして名前を保育者が呼ぶとタンバリンを三回たたいてどの子も返事をしてくれます。
お休みの子の名前を呼ぶと保育室内をキョロキョロして探してくれます。
見つからないと「いないね」と教えてくれる子が出てきました。
毎日、一緒に過ごしているつぼみ組の仲間は、身近な存在で、どの子も友達の存在が大きくなってきたことが感じられます。
そんな中でタンバリンを見つけると保育者がやっているようにタンバリンを三回たたいては、友だちに差出して反応を待ちます。
叩いてくれた友達もにっこり。
やり取りが楽しくなってくると、部屋中を歩き回りそこから、一人二人と集まりだして、部屋の中をぐるぐる回って気づけば近くにいる子同士で手をつなごうとアピールしていました。
保育者が手を繋ぐ手伝いをすると張り切って歩き出しました。
一緒に歩くことに大喜びだったので保育者がわらべうた「つ~る。つ~るカギになれ。さおになれ~」を歌うとその歌声に合わせ、歩く微笑ましい姿を見せてくれました。
その後は、ふじの遊びスペースに行きました。
みんなのお気に入りスポットのままごとコーナーに入るとお料理開始。
思い思いにお鍋やお皿、コップ、スプーン、お玉などなどに食材を入れて遊び始めました。
隣の子の遊び方が気になり、お皿に食材を入れて混ぜると口元にスプーンを運びにっこり。
見立て遊びもさかんにしています。
そんな中、線路を組み立て電車を走らせる子がいました。
やはり、お兄さんがいる子だからか電車を走らせながら「がたんごとん」といっているかのように声を出して、遊びに夢中です。
様々に好きな遊びを楽しむ子どもたち。
給食に誘うまでよく遊んでいました。
今のつぼみ組の子どもたちには、ふじ組の保育室は、魅力満点なようです。
また、遊びに行こうと思います。
(N.Y)


◆遊びの変化 (ふじぐみ)

今日は2歳児のクラスに遊びに行きました。
初めはもの珍しい玩具と新しい保育室にワクワク・ドキドキして、なんだか落ち着かない様子だった子どもたちが、2回・3回と回数を重ねるごとに慣れてきたのか、とても落ち着いて遊べるようになってきました。
ままごとコーナーでは、お店屋さんごっこのように「いらっしゃいませ」「これください」とやり取りをしたり、テーブルにお皿やコップを並べて「〇ちゃん、出来たよ」と友だちに振る舞ったり、ブロックや電車のコーナーでは、動物のフィギアもうまく取り入れ、お客さんにしたり、周りに飾ったりして、遊びを展開していて楽しそうでした。
印象的だったのは、人形やぬいぐるみのコーナーで、布団を敷いて寝かせるのですが、その寝かせ方がただトントンするだけでなく、小さな声で子守唄を歌ってあげたり、絵本を持ってきて見せてあげたりとお家での寝る時を再現しているかのようで、とても微笑ましかったです。
また、レイアウトを変更して、クラスの壁がなくなったこともあり、沢山の友だちと関わることが出来るようになったような気がします。
もちろん、人数が増えれば遊び方の違いからトラブルになってしまうこともありますが、1組の子が2組・3組の子を頼っていったり、3組の子が1組の子に「どうぞ」とおもちゃを貸してあげたりする優しい場面を沢山見ることが出来ました。
まだまだ一人遊びに夢中の子もいますが、新しい玩具でじっくり遊びながらも、他の子がやっていることが気になっていて、後からその遊びを真似したりする姿が見られ、友達と一緒にやったら盛り上がるのかなと、さらにこちらの楽しみが増えました。
一か月後には本格的に2歳の保育室にお引越しする子どもたち。
期待を持って楽しく過ごせるような関わりをしていきたいと思います。(E.Y)

◆幼児組との関わり (きく)

今日は、幼児組へ遊びに行きました。お兄さんやお姉さんから、部屋の遊具の使い方を教えてもらいました。ブロック、木の電車、カプラ、ぬりえなど、きく組にはない遊具でたくさん楽しみました。
ブロックで遊んでいる子どもたちからはたくさんの会話が聞けました。
☆くん:「ここは、どうやってつけたらいいの」
◎くん(お兄さん):「ここは、こうしてつけるといいよ。」
(☆くんがブロックをつけると)
◎くん:「そう。上手だね」
☆くん:「ありがとう」
木の電車で線路を作っていた子どもたちからもたくさんの会話が聞けました。
◇くん:「これ(つけかたが)わかんない」
〇くん(お兄さん):「(嬉しそうに)しょうがないな。こうするんだよ」
◇くん:「お兄さん、上手だね」
〇くん:「(照れながら)まあね」
お絵かきをしながら、お姉さんたちがたくさんお話している様子も見ることができました。
□ちゃん:「これなあに」
△ちゃん(お姉さん):「これは、アナと雪の女王だよ」
▽ちゃん(お姉さん):「ここは青をぬるといいよ」
□ちゃん:「そうなんだ。ありがとう」
△・▽ちゃん:「□ちゃん、上手にぬれるようになったね」
(□ちゃんはにっこりわらう)
子どもたちは、様々な年齢の子どもたちと関わり、様々に視野を広げています。その広がりをどのように捉え、考えていくのか、私たち保育士は大切なことであると、改めて感じました。子どもの発達を一つ一つを大切にしながら、見守りながら、関わっていきたいと思わせて頂きました。(K・K)


◆にじグループへ (たんぽぽ)
今日はにじグループに遊びに行きました。
レジスターがあり子どもたちは興味津々。「次私がやる」「まだやってるよ」と沢山はなしながらやり取りを楽しんでいました。
◇君はお兄ちゃんがいるクラスということもありお兄ちゃんと友だちと一緒に遊ぶことができ大満足で部屋に帰るときもお兄ちゃんが送って行ってあげようか?という問いにあっさりバイバイをすることができました。楽しさを共有する子ができ◇君の心は満たされていたのでしょうか。
みんながよく行きたいと言っている三輪車が出来る3階ベランダにも遊びに行きました。
〇君は三輪車をまだうまく漕げず足で地面を蹴りながら進んでいき、保育士との擦れ違い時に「おつかれ」と一言挨拶をしてくれました。笑ってしまいましたが、日々の様子をよく観察しています。
△ちゃんは二人乗り自転車に乗り、「だれかのっていいよ」と友だちを誘います。□ちゃんが乗ってくれ笑顔いっぱいで一緒に楽しんでいました。幼児組に遊びに行き色々な経験をして進級する事を楽しみにしてほしいと思っています。
(K☆H)


◆塩?タレ? (うみグループ)

園庭に出るとコンビネーションのトンネルの上の空間でひっそりとお店屋さんを開店しようとせっせと準備に取り掛かっている子どもたちの姿がありました。
以前からその空間で料理をしたりして遊んでいることは知っていましたが、お店屋さんに変化していることに驚きつつ今日の様子を見守っていると△くんが砂をふるいにかけていました。
「何してるの?」と保育士が聞くと「塩作ってるんだよ」と笑顔で教えてくれました。「塩?」ともう一度確認し、「何のお店屋さんなの?」とさらに質問すると「焼き鳥屋さんです」と答えてくれて、塩を使う意図がやっとわかりました。
隣では水に砂を入れて「タレを作っているんだ」と教えてくれたりと皆で焼き鳥屋さんを始めるのを楽しみにしているようでした。「もう少しでお店開くから待っててね」と言う店員さんたち。少ししてまた様子を見にいくと「先生、焼き鳥屋さんやってるよー」と笑顔で呼んでくれました。「じゃあ、皮の塩ください」と言うと枝に葉っぱをつけた焼き鳥に自分たちで手作りした塩をかけて渡してくれました。
小さい頃からの砂場の砂遊びからお店屋さんに変化し、内容も本物のように細かくなっていて子どもたちの洞察力、表現力に改めて驚かされました。明日もきっとお店屋さんが開くことでしょう。子どもたちのやりたい気持ちを大切にしながら関わっていきたいと思います。
(K.H)

◆みんなで応援するよ (にじグループ)

今日の集まりではいつものようにお当番発表をしました。
給食当番は〇ちゃんと◇くんです、と前に出てきてもらうと、
「二人とももも組(年少児)だね」と声が上がりました。
「大丈夫かな」と心配する年長児も何人かいましたが、二人は「できるもん」と張り切っていってくれました。
年少児ももうすぐで年中児になることも伝え、気合十分。
また園庭に出て遊ぶなら時計を見ながらね、みんなも気づいたら声を掛けてあげてね、と全体に呼びかけると「うん」とにじグループ全員で協力です。
室内では昨日、児童館でスタンプラリーをやったことをきっかけにスタンプラリー作りを集中して行いました。
たんぽぽ組が遊びに来ても、園庭に行ける時間になっても、その遊びは途切れない様子は年長児ならではの集中力だと感じました。
他の子どもたちはたんぽぽ組の子ども達に興味を示します。
ブロックゾーン、おままごとゾーンが特に人気ですでに遊んでいた子ども達は「あっきた」「やってごらん」や「こっちだよ」と興味を引くだろう遊びを提供する姿もみられました。
園庭では集団遊びがお決まりです。
成道会鬼ごっこ、ドッヂボールを年齢問わずみんなでやりました。
分からない子ども達には声を掛ける姿、助け合い楽しむことができました。
(A,Y)


◆友達との関わり (そらグループ)

今日は室内と園庭で遊びました。
室内では明日の節分に向けて升づくりや、塗り絵・カードゲーム・ブロック・ダンスなど好きな遊びを楽しみました。
園庭ではもも組の〇くんが砂で山を作りたいと保育士に言いに来て一緒に作り始めました。
そこへ△くんと◇ちゃんが加わりました。もも組の年齢の発達段階として、保育士が近くで見守る中で安定して遊び込むということが挙げられます。今日は一緒に遊びながらもあえて少しずつ距離をとってみてみる事にしました。
少し離れてみると始めは、
「あれ、先生は?」と探す姿が見られましたが、しばらくすると3人で夢中になって山づくりをしているのでした。山を積み上げたりトンネルを掘ってみたり。そして山を足で踏んで崩すところまで長時間友達と関わり合うことを楽しむ子どもたち。
時には友達が使っているシャベルがうらやましくなり取り合う場面もありましたが、なかなか表現することが難しい思いも短い言葉で伝えて、相互に逃げずに向き合い解決することができていました。
今までなら近くにいたり一緒に遊んでいることで遊びこめていたのに、友達同士の関わりの重要さを改めて感じました。(k.y)
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