頼もしいお当番さん
2017年01月19日 木曜日
幼児組のランチルームでのひとコマです。
年長のMちゃんが、お当番で配膳のお手伝いをしています。「ちょっと?たくさん?」と聞きながら手際よく盛り付けます。途中、順番を待っている年少児が、ちょっとした勘違いから盛り付けられたおかずの取り合いを始めました。すると、Mちゃんは「あっそれK君のだから」と一言。そのトラブルは一瞬で解決しました。
その後、そばで配膳をしていた保育者が、他の用を足しにその場を離れました。そのため、2~3人の子が、その保育者が戻って盛り付けしてくれるのを待っています。それに気づいたMちゃんは機転を働かせ、自分の担当する盛り付けと、保育者の分との両方をやり始めました。
一昨年、Mちゃんと一緒に配膳をしたことがあります。盛り付けに集中できず、一回一回「Mちゃん、お友だちが並んで待っているよ」「いっぱいちょうだいって言っているよ」とそばで耳打ちしていたことを思い出しました。
あれから心も体も大きく成長してMちゃん。臨機応変に、そして頼もしくお当番をする姿に感動しました。
子どもたちは確実に、日々成長しています。大人はそれを待てず、早く覚えさせようとしたり、その時に頑張ってやらせようとしたりしてしまうことがあると思います。
子どもたちの自分で成長する力を、もっと信じていかなければならないとMちゃんが教えてくれました。
保育主任
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