異年齢でいるからこそ
2017年01月12日 木曜日
園庭で、1歳児のS君が一人で泣いていました。どうしたのかな・・・とそばに近づくと、私よりも先に年中児H君がS君のもとに駆けつけました。
そばで聞いているとS君は遠く離れた担任を指さし、「先生のところへ行きたい」と訴えているようです。H君にもそれがちゃんと通じたようで、S君の肩にそっと手を添え、担任のいる方に誘導して行きました。
そして、担任のところまで行くと、向こうで泣いていたことを伝えてくれました。大人がやろうとしていたことを、年中児がやってくれました。
言葉で言えない相手の気持ちを感じとり、いたわる気持ちを養えるのは、異年齢でいるからこそだと思います。その心の成長が、年下ばかりではなく、多様な人間関係のなかでも発揮されていくと思います。
保育主任
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