育子園の保育
2016年11月30日 水曜日
幼児クラスで、子どもたちが世界について図鑑を見ながら調べていました。そして私の全く知らない国の名前を教えてくれたり、見たこともない国旗を描いて見せてくれました。
保育室には、他のも子どもたちの興味に合わせ、国旗のパズルや、ゲームも置かれています。ゲームの遊び方を教えてくれる子もいます。
また、一方では生き物に興味がある子どもたちのために、顕微鏡や、様々な図鑑が並べられています。
育子園では、よく見る風景です。
以前、研修の中で『英国REPPE調査』というものを教えて頂きました。
1)調査の結果を踏まえ、優れているプリスクール(日本で言う保育所)の特徴を分析した結果、共通点が確認された。
質の高い保育を受けた子どもの方が、そうでない子どもよりも、小学校入学時点での識字率が高いという結果も出ているそうです。
育子園の子どもたちは、乳児期にしっかりと温かく応答的な関わりから愛着関係を結び自己肯定感を育て、成長と共に遊びをプロジェクトしながら、自主的・自発的に活動しています。
子どもに何かを教えようと大人が主導することはなく、また子どもだけが自由に遊んでいるわけでもなく、まさに大人と子どもが相互関係の中で「ともに考え、深め続けること」を大切にしています。
この調査結果を教えて頂いたとき、この「子ども主体・子ども中心」の見守る保育は、間違いないと感じたことを思いだしました。
保育室を覗くたびに、子どもたちの成長が嬉しく、また保育者たちの環境づくりに感動しています。
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