ボクの気持ち 友達の気持ち
2016年10月25日 火曜日
年中Hくんに「ゆりかごスイング押して~。ぼくがいいよって言ったら止めてね」と言われて遊んでいると、年長Yくんが来て、ゆりかごスイングを押しトラブルになりました。
Hくんは、すぐにゆりかごスイングを降りYくんに怒りつかみかかっていきました。
怒られつかみかかられたことで、Yくんも怒り二人で引っ張り合ったり砂をかけたり・・・・・
私は、二人の間にいて少し離れたところから見守っていました。
が、砂を掛け合い始めたので、「砂は目に入ったら目に傷がついて見えなくなっちゃうからやめようね。」と声をかけました。
すると、二人は落ち着き自分の気持ちを話し始めました。
「ボクは先生と遊んでいたんだ。たくさん揺らすと怖いんだよ。」
「たくさん揺らした方が楽しいと思ったんだ。」
二人は、少しその場に立っていましたが、お互いの気持ちがわかったのか、少し経つとその場から離れていきました。
二人は、ごめんねという言葉は発しませんでした。
ごめんね・・・という言葉よりも相手の気持ちを理解するという大切なことを二人は感じたのだと思います。
悪いことをしたらごめんねして・・・というのは大人の作ったルールのような気がします。
本当に相手の気持ちを理解した時は、この二人のように無言になってしまうのではないかと思いました。
二人のトラブルを通し、私が学ばせていただきました。
副園長
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