いのちの講演会②
2016年10月18日 火曜日
いのちの講演会の続きです。
スキンシップを積極的に行うと、脳内で作られる「オキシトシン」という物質が出やすくなることが研究によってわかりました。このオキシトシンは愛着関係を深めたり、ストレスを軽くしたり、血圧を下げたり、情緒を安定させたりする働きがあります。スキンシップをしているときには、親子双方のオキシトシンの分泌が促進されるので、子どもだけでなく親のほうにも、精神面と健康面でさまざまな良い効果をもたらします。
幼少期のスキンシップが不足すると、オキシトシンが出にくい脳になり、情緒不安定になったり、感情のコントロールがうまくできずに、キレやすくなったりすることもあります。
オキシトシンを分泌させる方法は、スキンシップ・人に親切にする・やさしい言葉がけ・感情を発散させる・飲み会等があり、親子間だけでなく他人に対しても親近感が持てたり、信頼することができたりなど、人間関係を豊かにします。
子どもの時はたくさん肌を触れたほうが将来自立しやすくなるが、いつまでも赤ちゃんの抱っこのようなスキンシップでは自立の妨げになることもあるので、年齢に応じてふれ合い方を変えていく必要があります。
その触れ合い方は・・・・・
子育て四訓
乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ手を離すな
少年は手を離せ目を離すな
青年は目を離せ心を離すな
・・・・・ 親や保育者の距離感が重要であると感じました。
最後に、スキンシップはいつからでも補うことが出来る。母親からだけでなく誰からのスキンシップでもよいと聴きました。
自分の娘ともですが育子園の子どもたちとも、抱っこ、タッチ、頭撫で撫で、ほっぺツンツン、こちょこちょしながらスキンシップをし、お互いにオキシトシンをたくさん分泌させ心も身体も健康になれたら・・・と思います。
副園長
Posted in 三感ブログ