自己主張
2016年10月20日 木曜日
ある朝父さまが、大泣きする2歳児の我が子S君を一生懸命優しくなだめながら登園してきました。
「大丈夫ですか」と声をかけると「この子はこだわりが強く、園に来る途中、急に『ここを曲がって欲しい』と言うんです。今日は、あまりにも急だったので、曲がることができずそのまま来たからこんな大変なことになってしまいました。」とおっしゃっていました。
その話を聞いて『S君は順調にそして素敵に成長している』と思いました。S君の訴えは、お父さんを困らせようとしているわがままではなく、自我の芽生えからでる本能我です。
1歳半頃から、だんだん自分の存在に気づき、その存在を確かめるように自己主張します。そしてそれをまるごと受け止めてもらうことで、自分の存在を大切なものとして感じていきます。
思い切り自己主張ができるS君、それを優しく受け止めてくれるお父さま・・・。とても素敵な景色でした。
保育主任
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