レッツ冒険隊!
2016年10月06日 木曜日
登園時、お母さんと離れるのが辛く、なかなか立ち直れずに泣いていたH君を抱っこしていました。そこへ年長女児Mちゃんが来ました。そして「レッツ冒険隊!」といいながら紙切れを差し出しました。その紙には何かを探してほしいというような内容が書いてありました。
Mちゃんは「お願い、一緒に探して。〇君も冒険隊でしょ」と声をかけます。そして「もう一人のメンバーのSちゃんは、どこに行っちゃったのかな。探してくる!」とその場を離れます。すると、泣いていたH君は、私の腕から降り、一緒にSちゃんを探しに行きました。
Mちゃんの上手な誘いに感動しました。Mちゃんは、普段から年下の子のお世話をよくしてくれます。しかし、最初からお世話が上手だったわけではなく、年上の友達と遊んでもらったり、真似してみたり、泣いて困らせてみたり、時には相手を泣かせてしまったり、たくさんの経験をしてきました。
その経験を通しMちゃんは、年下の子に対し自ら進んで声かけをして誘い、いたわって遊べるようになってきました。
年長児Mちゃんが卒園した後も、この関わりは年下の子どもたちへ受け継がれていくと思います。
保育主任
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