人間関係
2016年10月03日 月曜日
幼児グループの保育室で、喧嘩が発生しました。
怒りが収まらない〇君は、そばにいた全く関係のない年下の▲君に対しても叩こうとし始めました。その様子を見た年長児の◆君は、とっさに▲君の前に立ちはだかり、両手を広げ守ろうとしました。◆君が何か言葉を発したわけではありませんが、喧嘩は収まりました。
◆君の年下の子へのいたわりや優しさの成長に感動すると共に、◆君の表情や動作で気持ちを感じとり、怒りが収まっていった〇君の様子に、相手の考えを汲み取り理解できるようになった成長を感じました。
◆君も〇君もそれぞれ成長発達のスピードは違いますが、自己主張、他者理解、共同性、社会規範・・・と人間関係を潤滑に結んでいくために順調な発達を遂げています。
喧嘩も大切な体験です。悔しい思いをしたり、悲しい思いをしたり、時には優しくできたり、たくさんの感情を繰り返し感じながら、社会の中で共に生きていくための力を育んでいます。
保育主任
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